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積水ハウス シャーウッド 2021年夏前に完成予定です
時系列で不定期にブログ更新予定です
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こちらの記事に書いたように、契約まで10日間ほどしかなく、見積もりは一発勝負だなと思っていました
設計士さんにはこちらの記事に書いた初めての打合せで、希望の間取りや、希望の仕様を伝えていたので、それを基に見積もりを作っていただきました
初めて間取りをいただいたのは、こちらの記事に書いたように10月半ば
そこから何度かこちらも間取りを書いて送ってみたり、設計士さんからの提案があったりしましたが、あっという間に土地契約をして…
1回だけ設計士さんとの打ち合わせをして、見積もり作成となりました
積水ハウスでは、建物工事の見積もり明細と一緒に「資金ご計画案」という用紙をいただきます
(資金ご計画案や見積もりの見方などについては、またいずれ記事にします)
この紙です(金額だらけなので、ほとんどモザイクですが…)
そこに
割引額が掲載されている
というのがポイントです
我が家は「C 別途費用」にまとまって記載がありました
今回私たちは会計士協会で安くなるハウスメーカーがあるので、そこを見に行こうかと思っていると伝えた際、それ以上頑張るので積水ハウスでお願いしますとのお言葉があったので、他のハウスメーカーに行っていません(こちらの記事)
会計士協会でどれくらいの割引があるかは、〇%という形で明記があったので、その数字を伝えていました
その言葉通りきちんと反映されているか、というのも気になりましたし、見積もりに必要なものが入っているか、誤魔化しているようなものがないかも細かく見たかったのです
他のハウスメーカーを見ていないということは
相見積もりが出来ていない
ということになります
厳密には同じ間取り、近い工法で見積もりを取らなければ相見積もりにはならないと思いますが、ハウスメーカー間の比較では、似た間取りなどで各社いくらになるかを比較して検討する方がとても多いようです
そして他社の見積もりを見せて値段交渉する方もいらっしゃるとか
今回他社の見積もりが1つもないので、他社と比較して割引交渉は当然無理ですし、出てきた見積もりが正しいのかの判断が非常に難しいと感じました
家の見積もりなんてもちろん初めてですし、正直なところ盛られた金額でも気づけないのです…
まぁ良かったことと言えば、金額を見たときに、すっと頭に入ってくることでしょうか
10万円を超えたらパッと読めないとか、数字が苦手な方も多いと思います
私たちの場合は職業柄、数字を見た瞬間にすぐ分かるので、桁を数えることは当然ないですし、感覚的にパッと安いとか高いと理解できるのは良かったかもしれないです
とはいえ、やっぱり他社の見積もりと比較できるのが、何よりもベストだと思います
この日はキッチンはこんなものを入れたとか、洗面はこんなものを入れたとか、ある程度の説明をしていただきながら建物総額を見せていただきました
それに加えて地盤工事の概算、外構工事の概算、火災保険の概算なども盛り込んでいただきました
ここで見積もりをみるときのポイントを記載します
①地盤改良工事
しなくて良いなら最高なのですが、やはり地震に強い家を造るためには地盤改良が必要なことがあります
ハウスメーカーの中には契約前にある程度調査をしてくださるところもあるようですが(もちろんいくらかお金はかかるはず)、積水ハウスの場合は契約前の調査はありませんでした
ただ今回、たまたま2軒隣のお家が数年前に積水ハウスで建てていて、地盤改良の結果が残っていたのです
それから察するに、我が家も地盤改良が必要だと言われました
その料金が
200万円
たかーい
ですが、これが最初の見積もりに入っているのと、あとで追加されるのはだいぶ違いますよね
見積もりには地盤改良が考慮されているか、確認されることをオススメします
②床材
家の中の仕様で、比較的安いのは壁紙だと思います
違う壁紙に変えても、単価はそこまで変わらないです
ということで、壁紙は標準のままでも良いと思いますが、結構値段の幅があるのが床材だと思います
我が家では見積もり時は積水ハウスの標準の中でも最高グレードのものを1階に、標準グレードのものを2階にいれていただきました
1階の見積もりにいれていただいたのは、こちらに載せたグリです
グレードで、1㎡当たり1万円近く単価が変わったりします
これがあとで変わると、大きなお家ほど金額が変わります
無垢板にしたいとか、床にこだわりがある方は、最初の見積もりで高い床を入れていただいた方が良いと思います
③水回り
設備関連で高いものは水回り
高い順だと、キッチン、お風呂、洗面、お手洗いかなと思います
我が家は結果としてはお風呂よりも洗面が高くなりましたが、これは結構レアケースかもしれないですね
特にキッチンは値段の幅がかなりあります
我が家は高いキッチンにしたかったので、最初から「リクシルのリシェルSiのグレー系にしてください」と指定しました
あとはお手洗いも、1つはフロートタイプ(床から浮いているもの)、1つはロータンク(タンクがあるけど低いタンク)にしてもらうように指定しました
最終的には色々変更したりもしましたが、インスタで事前に調べて、高そうなものは指定しておきました
水回りの設備は値段が大きく変わります
拘りない方は標準的なもので良いと思いますが、最初の見積もりからものすごい額が上がる可能性があるので、気を付けたほうが良いと思います
ちなみに我が家はお風呂は失敗して、安いものが見積もりに入っていたので、結局25万円くらい上がってしまいました
④火災保険・登記料
これは地味な金額ではありますが、最初の見積もりに火災保険や登記料が入っていなかったり、火災保険がすごく安い金額だった、というのも見たことがあります
火災保険は内容によるので何とも難しいですが、少なくとも0円はあり得ないと思います
我が家の場合は数十万円最初に入っていて、妥当かなと思っていました
(結局最終的に火災保険は数万円の誤差だったので)
火災保険も入っていないと、あとで増額する一方です
ローンに入れる入れないは別として、こういったものも見積もりに入れていただいた方が良いと思います
登記料も建物登記がある場合、なかなかの金額になります
印紙代など小さいように見えるものも、積み重なるとなかなかになりますし、印紙代は事前に分かっているかと思うので入れておいてもらった方が良いと思います
⑤その他特殊事項
我が家の場合は食洗器はミーレをいれたかったり、大判の鏡が欲しかったりしました
そういった特殊な設備について、事前にある程度金額を盛り込んでいただいていました
あとはカーテンとか照明も比較的高い金額でいれていただいていました
照明は結局倍になったのですが、これは間接照明とかこだわってしまったので仕方ないです
カーテンもバーチカルブラインドに変更したら上がってしまいましたが、それでも最初にある程度、見積もりに入っていたのは良かったです
こういったものも事前に概算で見積もりにいれてもらうことで、予算の確認ができると思います
最初の見積もりを見て契約→その後の打合せでオプションで金額がめちゃくちゃ上がってしまう→結局予算オーバーというのは、ローンも増えるし、とても怖いと思います
お金はあまり気にしない方は関係ないと思いますが、そういった方はそれほど多くないはずなので…
でも実は大半の人が、当初の予算よりも高い金額で着地するそうです
ハウスメーカーの方もそれに慣れている場合があるので、予算にシビアな方は気を付けてくださいね
(うちは猛烈に細かい管理をしていたので、またその辺も載せますね笑)
インスタなどで事前に調べていると、みんなが何のオプションで金額が上がってしまったのかを知ることができたりします
それを自分にあてはめて、例えばキッチンは高いのにしたいと思ったら、事前に見積もりに高めに盛り込んでもらったりした方が良いと思います
他のハウスメーカーで出来るのかはわかりませんが、積水ハウスの見積もりはそのあたりすごく明確に書いてもらえるので(キッチン○○円とはっきりわかります)高いものを入れたいのであれば最初に伝えて、盛り込んでもらえると思います
ということで、こういったものを考慮した見積もりですが…
400万円の予算オーバー
想定通りです
予算内になるとは思っていなかったので…
あと余談ですが、色々な方の投稿を見ると、予算オーバーだけど払える金額くらいの値段が出てくることが多いようですね
これなら最悪減額できなくても払える、って絶妙なところで出てくることが多いみたいなので、ある意味納得の金額でした笑
そして割引ですが
お約束通りの金額が入っていました
割引については、おそらく人それぞれ違います
キャンペーンとかは毎回変わると思いますし、値引きの名前も内容も様々だと思います
でも2点は必ず聞いた方がよいです
①この値引きは何が基準ですか?
例えば外壁にかかわる割引なら、外壁の面積に応じて割引が決まっていたりしました
本体価格に対して〇%という場合もあります
これから家の形も変わるかもしれないし、本体価格は間違いなく変わっていくわけです
fixした割引なのか、何かに付随して変動するのかで全然話が違います
絶対に何を基準にしているのかは聞いた方がよいです
②この割引はこれから仕様とか色々変更しても変わりませんか?
これもめちゃくちゃ大事な質問です
例えば「○○を使用したことによる割引」というものについては、○○を使用しなかったら適用されないという説明を受けました
割引の名前ともリンクしていたし、確かに○○を使わないなら割引は受けられないだろうな、と思うものばかりだったので納得しました
これからどんどん家づくりを進める中で、最初にやりたいと思っていたことをやめたり、やりたいことが増えたりするんです
やっぱりやめた、と思ったら割引も一緒になくなって、想定外に高くなってしまうことも考えられるので、確認したほうが良いと思います
どちらの確認もお互いのためだと思っています
今後のトラブルを回避するためにも、割引の内容などはきちんと聞いた方が良いと思います
(ちなみに今後この部分で事件が起こります笑)
これらについては、打合せの記録としてメモを取るのが良いと思います
積水ハウスの場合は、毎回お打ち合わせメモがあって、そこに記載していただいた内容を施主が確認してサインをするのですが、私の営業担当の方はあまりメモをしていただけなくて…
なんなら契約前まではメモに確認のサインすらしていなかったです
でもおそらく積水ハウスのルールとしては、打合せのメモは施主に確認してもらってサインをもらう、となっているはずなので、契約前であっても重要な話の場合は、メモを取ってもらってサインをするというやり方にしていただくほうが良いと思います
割引額はお約束通りの内容だったのと、聞きたい割引のポイントも伺えたので、交渉は一切しませんでした
ここ難しいところなのですが、相見積もりがあれば交渉しやすいと思います
でも我が家はなかったので、交渉する道具が何もなかったのです…
やみくもに「もっと安くならないんですか?」と言えなくもないですが、今後長く家づくりでお世話になる営業の方との関係性も考えると、お約束通りの割引はしていただいていたので、これ以上は言えませんでした
ということで、追加の交渉はなく、説明を伺っただけでOKしました
ここからは契約の流れについて説明を受けました
契約書の確認を事前にしたい旨を伝えたり、今後のスケジュールも決めたりしました
ここまではとても気持ち良く進められていて、土地も無事買えたし、なんとか納得できる金額で契約できそうだし…一安心だと思っていました
つづく