大掃除というほどの掃除はしないまでも、やはり年末は普段綺麗にしないところを綺麗にしたくなる。

窓ガラスを拭くと視界がクリアになって、大変に気持ちが良い!

物事の先行きもよく見えるようになりそうだなあ。

 

クリアさ、というと音楽ではラヴェルがパッと浮かぶ。最近は温度や情熱も感じるが、以前は磨き上げられた、狂気にも似た美しさが強烈に入り込んできた。

楽譜を見ても、複雑なのに全く無駄がない、ブラームスとはまた違う完璧さを感じる。

 

 

貴重な映像だなあ…

外に出ると、あまりの寒さに歯の根が合わず、全身をかがめて歩くことに。


冬だと身体が固まって良くないなと思うが、そもそも日本で道を歩くときは目線が下を向きがち。ヨーロッパにいると、全てが高身長基準だから伸び上がって生きる。それも身体にはいいのかもしれない。日本でも伸び上がって生きてみようかしら。


というわけで(?)今日は大きな人の演奏を。




実は最初の和音は普通の人には同時に弾けない広さ。普通にこなしすぎていてびっくり…

ま、そんなことは置いておいて、素晴らしい曲、演奏です。

ピアニストはこの時点であの美しく妖艶な響きを感じているはず…




音と香りは夕暮れの大気にただよう。

なんて素敵な曲名だろう。そしてこれこそフランス音楽のある一面を的確に表現した言葉ではないだろうか…


音は耳で聴く、しかし明らかに香り、灯りたゆたうのである…

ショパンはとかく弱い印象で捉えられがちだが、内面の炎は凄まじい。

ベートーヴェンのようなほとばしる情熱、エネルギーとはまた違う、他を寄せ付けない圧倒的な気高さを感じる。

 

そういう意味でも、私はショパンならばルービンシュタインの演奏が最も好きだ。フランソワをいずれ好きになる時が来るのかもしれないが、今はまだ…

 

 

 

孤独だから気高くなるのか、気高いから孤独になるのか…

今日は華やかな音楽を。


音楽と一体化している演奏、指揮に心が浮き立つ。団員への眼差しや信頼。どういうリハーサルをしたらこのような演奏がうまれるのか…

クライバーはリハーサルの動画も探せば見つかるので必見。