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雲の切れ間に「見えた」 全国で天文ファンが観測  輝く金環食

雲の切れ間に「見えた」 全国で天文ファンが観測
 輝く金環食

 二十六日、西ジャワを中心にインドネシアの広い範囲で金環食が観測された。首都圏では残念ながら天候に恵まれなかったが、雲の切れ間から日食が見える度に、プラネタリウムやビルの屋上に集まった天文ファンから歓声が上がった。
 首都圏の天文観測の拠点の一つとなっている中央ジャカルタ・タマン・イスマイル・マルズキのプラネタリウムには、休日ということもあり家族連れを中心に約五百人が集まった。
 施設側は来館者向けにスクリーンを用意。ジャカルタは朝から厚い雲に覆われており、実際に日食が見えたのはわずか数分間だったが、太陽と月が演じる金環食のドラマに、歓声があがった。スクリーンに携帯電話のカメラを向ける人も多かった。
 観測に訪れたプジさん(三二)は「天候が悪かったのが惜しまれますね」と残念がり、小学六年生のナビラさん(一二)は「日食を見るのは初めてで楽しかった。日食についてもっと勉強したい」と興奮冷めやらぬ様子だった。
 西ジャワ州レンバンにあるバンドン工科大のボッシュ天文台は午後二時から一般に開放され、観測を楽しんだ。
 今回の日食で、ジャワ島では地理的に最も観測条件が良いバンテン州アニェール海岸に数百人の天文ファンが集まった。天候も良く、太陽が除々に月に覆われ、金色のリングとなって輝くシーンを堪能できた。海岸に止められた自動車の中には近郊だけでなく、ジョクジャカルタなどのナンバーの自動車もあった。

拡張工事を実施へ バリ・ングラライ空港

拡張工事を実施へ バリ・ングラライ空港

 バリの玄関口ングラライ空港の拡張工事が二〇〇九年中にも行われる。国営アンタラ通信が報じた。
 第一アンカサ・プラ社ングラライ空港支社のヘル・レゴウォ支社長によると、最大で一日一万三千人の利用しか想定していない国内線ターミナルが手狭になっている。
 このため、現在の国内線ターミナルを一日七万人が利用できるように拡張。このターミナルを国際線用に使用する。現在の国際線ターミナルは国内線用に使う。総工費は九千億ルピア。
 レゴウォ支社長は「二〇〇九年内の着工、二〇一二年の完工を目指し、空港があるバドゥン県と調整を行っている」と語った。

1月26日に日食 首都圏でも観測可

1月26日に日食 首都圏でも観測可

 二〇〇九年一月二十六日、ジャカルタを含むジャワ島西部とスマトラ島南部で金環日食が観測できる。
 米航空宇宙局(NASA)によると、ジャカルタで日食が観測できるのは、西部インドネシア時間で午後三時二十分から同五時五十分。食の最大は同四時四十一分。
 ただし夕方で太陽の地平に対する角度は二十二度程度と低いため、天候や障害物の有無によっては観測できないことも考えられる。
 日食は太陽が月に覆い隠され、見えなくなる現象。地球全体でみれば年に二四回発生するが、観測することができるのは月の影に入った地域だけなため、月食と比べて実際に目にする機会は少ない。

バリを指定 狂犬病感染地域に

 バリ島での狂犬病拡大を警戒し、アントン・アプリアントノ農相は一日付で、バリを狂犬病感染地域に指定する大臣令を発令した。また大臣令を受け、バリ州は「イヌ、ネコ、サルなどを州外に持ち出さない、持ち込まない」との条項を盛り込んだ州知事令を発布、一時的な州レベルの隔離を宣言した。地元紙が報じた。
 農相がこのほど開いた記者会見で、バリ州バドゥン県クタ郡の三村で今年九月十一月に、四人が狂犬病ウイルスに感染しているとみられるイヌにかまれる事故があり、うち二人が感染していることが明らかになった。
 三村はウンガサン村、クドンガナン村、ジンバラン村。
 多くの犬が放し飼いになっていることから、感染拡大の危険があると警戒されており、同州はこれまでに野犬や狂犬病ウイルスに感染したイヌ百九十六匹を処分、「三カ月で狂犬病を完全に封じ込めたい」と対応を急いでいる。
 ファディラ・スパリ保健相はバドゥン県向けに四百本の狂犬病ワクチンを用意した。