昨晩、アリゾナ州のフェニックスでトランプ大統領が演説しましたが、その中に非常に重要なことが含まれていました。これから、アメリカが内から崩壊していくのか、それとも自立していられるのかを占う大きな事件だと私は思いました。

 

 

トランプ大統領は、この演説の中で国境を安全に保って、移民に関する法律の執行をすることが大切だと強調しました。聴衆に「この部屋にいる方たちは、ジョー保安官が好きですか?」と聞くと、聴衆は「イェーイ」と言って拍手とトランプコールがしばらく続き、大きく盛り上がりました。

 

「では、ジョー保安官は、自分の仕事をして有罪判決を言い渡されたのでしょうか。彼は、裁判で陪審員をつけてもらうべきでした。(この裁判が、陪審員もつけてもらえない不当なものであったことを暗示)私は、予告します。彼は、もう大丈夫だと思います。でも、今日は私は(恩赦を)しません。論争を引き起こしたくないのです」。

 

ジョー保安官というのは、オバマ政権下で濡れ衣を着せられ有罪判決を言い渡され、国連からも訴訟された地元アリゾナ州のジョー・アパイオ保安官のことです。

 

アパイオ保安官は2年前からトランプ大統領を支持を表明しており、アメリカの国境が崩壊している現実をトランプ大統領が候補者であった時に伝え、応援演説も行って当選に一役買った人物でもあります。また、オバマの出生証明書の検証結果を記者会見で発表した人物です。

 

ジョー・アパイオ保安官は、これまでに一度も犯罪を犯したことがないのに、オバマ政権の最後に法廷侮辱罪で濡れ衣を着せられていたのです。

 

 

オバマ政権下で2016年だけでも、2万人近くの犯罪を犯した不法滞在者が本国に送還されずに釈放されたために、凶悪な犯罪集団がアメリカに居座り、アメリカ国内の治安が非常に悪くなっていました。それまでの民主党主導のアメリカ政府がやっていたグローバリスト主導の国境破壊活動の生き証人がアパイオ保安官なのです。

 

本当は、アメリカは大統領令で恩赦はできるので、手続きも完了しているという話もありますが、後で不当に責められないように念には念を入れているのかもしれません。

 

ちなみに、オバマが大統領令を使って2016年だけでも約2万人の凶悪な犯罪を犯した不法移民を恩赦した時は、マスコミでもそれほど問題にされていませんでした。

 

アメリカで起きていることは、日本でも必ず起きるので、この事件はしっかりと行く末を見守りたいと思います。(まだ、正式には恩赦されていないので)

 

 

アパイオ保安官は「私は何の犯罪も犯したことがないし、55年間も政府に仕えてきて、この仕打ちです。私がやられたことは(今までの腐敗した政治の下では)、誰にだって起きるかもしれないのです」とインターネット番組のインタビューで語っていました。

 

例えば、日本でも安易な移民の受け入れをしてしまうと、凶悪な犯罪集団などがそこに混じっていた時に同じような問題が生じるのです。そして、移民や難民の仮面を被って日本にやってきた犯罪者をアパイオ保安官のように、命を張って取り締まる警官や自衛官や保安庁の職員などがいたとします。

 

そんな時に、自分の職務を全うしているだけで、難癖をつけて罪をでっち上げたり、ヘイト容疑で辞職に追い込んだり、国連などの第三者にその警官や保安庁職員などを訴させたりできるということです。

 

日本の場合は、軍法がないので自衛隊員が民間の法律で裁かれる危険性があり、犯罪や侵略に命がけで立ち向かう職員を守る法律が弱いというのは非常に問題なのです。

 

命がけで働いてくださっている自衛官の皆さま、警察官の皆さま、海上保安官の皆さま、いつもありがとうございます。日本を安全な法治国家であらしめてくださっている皆さま、ありがとうございます。

 

トランプ大統領の政策など