ロミオとジュリエット効果
「ロミオとジュリエット効果」とは、若者の行為に親が圧力を加えることが逆効果を招いてしまうこと。「禁じられると欲しくなる」という効果。
特定の目的をもっている場合、障害があった方が逆にその障害を乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる心理現象のこと。
心理学者ドリスコールが、男女のカップルからの調査結果を元に命名した。恋人同士の間に何らかの障害が存在することで、かえってそれが二人の恋愛感情を高めてしまう。
例えば、恋人の親がその恋愛に反対し二人の仲を引き裂こうとすると、逆にその恋人同士の感情が強まってしまう場合などに該当する。
恋愛の場合に限らず、マーケッティングの分野においても、ロミオとジュリエット効果はよく見られる。
なるほど、娘が交際相手を連れてきたとき、「いい男」と思った時は反対し、「ダメな男」と思った時は容認すればいいのか。
フレーミング効果
言葉や数字の使われ方によって、無意識にそのテーマに対する枠組み(フレーム)を作ってしまう。
その枠組みの違いによって、同じ選択肢であっても異なる判断をしてしまう、ことをいう。
同じことでも表現方法によって受け止め方は違う。
例えば、6割賛成、4割反対を、「賛成は過半数にのぼった」「反対は半数に届かず」と表現すると「賛成多数」をイメージさせるが、「半数近くの人が反対」「賛成は6割にとどまった」と表現すると「反対強し」のイメージになる。
何事も言い方次第?
限定性の効果
希少性が高まれば価値が高まる。
商品そのものにそれほど価値がなくても、限定性を加えると希少性が高まり、その商品の価値も上昇する。
「本日限り」「限定10セット」「先着10名限り」時間限定のタイムサービスなど。
決定麻痺(マヒ)の効果
選択肢が多すぎると、その選択を先延ばしにしたり、選択すること自体をやめてしまうことをいう。
食料品売り場で、ジャムを6種類並べて販売した場合と、24種類並べて販売した場合を比較すると、6種類だけ見た人は30%、24種類見た人は3%の購入率であったという心理学者の実験があるそうだ。
確かに、「見てるだけ」であれば多い方が楽しいけれど、「どれを購入するか」と考えるのは選択肢が多すぎると面倒臭くなってくる。
欠点打ち明けの効果
欠点打ち明けの効果
ちょっとした欠点を打ち明けられると、その人を信じてしまい、それ以外は欠点がないように思ってしまう。
例えば、欠点のいっぱいある商品であっても、売り手の方からほんの些細な欠点を打ち明けられ、それを理由に若干値引きされると、その売り手のことを「こんな些細なことで値引きしてくれるなんてなんていい人だ」と思ってしまい、さらに、「その外はいいに違いない」とその他の欠点には目をくれず買ってしまう。
気をつけよう!
間接部門の目標
間接部門経理・総務・人事等の数値目標の立て方が難しい。状態目標(遂行目標)となりやすいが、妥当なのか?
おっしゃる通り経理や総務など間接部門(スタッフ部門)は組織としての最終業績指標を数値で捉えにくい部門といえます。
ただ、このようなスタッフ部門でも次のような業績責任があります。
・ 費用責任(一定水準以上の仕事を、費用を抑えて効率的に行う責任がある。)
・ 会社全体の業績責任(スタッフとは参謀という意味であり、役員と同様に会社全体の業績の責任を分担している)
ちなみに、営業や製造などライン部門には次のような責任があります。
・ 利益責任(収益と費用の差額である利益を業績責任とする)
・ 収益責任(売上予算に対する責任など収益のみを責任とする場合がある)
これらを踏まえて考えると、間接部門(スタッフ)の目標は部門の業績(最終成果)が判定しにくいため、会社全体の業績に対する責任(業績目標)と、それを達成するための遂行目標を設定するのが良いのではないでしょうか。
例えば、人事部部門を考えた場合
会社全体の労働生産性、労働分配率、定着率の業績目標(部長クラスのウエイト大)とそれらを達成するための遂行目標(下位者にブレークダウンした目標:教育制度の見直し、評価制度の改善、研修の実施など)になります。
このほかに部門のコストダウンや採用コストなどの業績目標も考えられますが、はやり会社全体の業績にかかわるものが良いのではないでしょうか。
総務や経理部門の目標について、いくつかご相談に答えていますのでこちらもご覧ください。
http://www.sabcd.com/03q&a/50q&a.htm#161
また、事務管理部門の目標設定について目標項目一覧表を作成しておくとうまく運用できます。こちらも参考にどうぞ。
http://www.sabcd.com/31mokuhyou/320mokuhyou.htm#15
初頭効果と直近効果
初頭効果
最初に与えられた情報ほど信じやすい。(特に一人からの情報の場合)
例えば、誰かを紹介する場合、最初によいことを言うと聞き手はよい印象をもつ、逆に最初に悪いことを言うと、悪い印象を持つ。
直近効果
人は最後に与えられた情報ほど信じやすい。(大勢からの情報の場合)
例えば、会議などで議論している時、最後に出された意見が参加者の印象に残る。
