間接部門の目標
間接部門経理・総務・人事等の数値目標の立て方が難しい。状態目標(遂行目標)となりやすいが、妥当なのか?
おっしゃる通り経理や総務など間接部門(スタッフ部門)は組織としての最終業績指標を数値で捉えにくい部門といえます。
ただ、このようなスタッフ部門でも次のような業績責任があります。
・ 費用責任(一定水準以上の仕事を、費用を抑えて効率的に行う責任がある。)
・ 会社全体の業績責任(スタッフとは参謀という意味であり、役員と同様に会社全体の業績の責任を分担している)
ちなみに、営業や製造などライン部門には次のような責任があります。
・ 利益責任(収益と費用の差額である利益を業績責任とする)
・ 収益責任(売上予算に対する責任など収益のみを責任とする場合がある)
これらを踏まえて考えると、間接部門(スタッフ)の目標は部門の業績(最終成果)が判定しにくいため、会社全体の業績に対する責任(業績目標)と、それを達成するための遂行目標を設定するのが良いのではないでしょうか。
例えば、人事部部門を考えた場合
会社全体の労働生産性、労働分配率、定着率の業績目標(部長クラスのウエイト大)とそれらを達成するための遂行目標(下位者にブレークダウンした目標:教育制度の見直し、評価制度の改善、研修の実施など)になります。
このほかに部門のコストダウンや採用コストなどの業績目標も考えられますが、はやり会社全体の業績にかかわるものが良いのではないでしょうか。
総務や経理部門の目標について、いくつかご相談に答えていますのでこちらもご覧ください。
http://www.sabcd.com/03q&a/50q&a.htm#161
また、事務管理部門の目標設定について目標項目一覧表を作成しておくとうまく運用できます。こちらも参考にどうぞ。
http://www.sabcd.com/31mokuhyou/320mokuhyou.htm#15