ちかもんくんかわらばん?
こんにちは、詩子です。
さて、今回も
図書館の郷土雑誌 について。
さばえ近松(ちかもんくん)倶楽部 が
発行している
「ちかもんくんかわらばん」
をご存知ですか?
かわらばんには、
ちかもんくん倶楽部の活動や、
大阪にある、国立文楽劇場の公演情報などが
載っています。
さらに!!
平成22年10月発行分からは、
鯖江市図書館からの本の紹介コーナーもあるのですよ!
題して、
「お波・お与理の近松本コーナー」
。
郷土雑誌コーナーにお立ち寄りの際は、
手にとってご覧になってくださいね。

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さて、昨日、読み終えたのが
『人間、やっぱり情でんなぁ』
竹本住大夫/著 文藝春秋 2014
という1冊。
昨年、引退された 七世 竹本住大夫さんの著書です。
引退までの日々が綴られた 第1章は特に、
泣きながら読みました。
…どういうわけか、涙が溢れて溢れて。
浄瑠璃が好きで好きで、
修行は一生では足らん、二生ほしい
とまで思っていらっしゃる住大夫さんや、先人の方々の言葉がしみたのです。
今、これほど一つ事に真剣に向き合って生きている人がいるだろうか…と。
基本に忠実に、素直に。
簡単そうに思えて、それが、どんなに難しいことか!
ちなみに、私は一度だけ、
平成21年8月 《生写朝顔話》 の 「嶋田宿笑いの段」で、
住大夫さんの浄瑠璃をお聞きしました。
幾通りもの笑いが印象に残っています。
↑国立文楽劇場
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お知らせ:
次回の 絵本の会 は、
桃の節句 3月3日・第1火曜日 です。
『子どもたちと絵本』(長谷川摂子/著 福音館書店)
83p~86p 「風景と出会う」 に出てくる絵本を読んでいきます。
ではまた。ごきげんよう。
驚きの色
こんにちは、浜子です 
図書館には新しい本が日々入ってきますが、人気のある本や長年の活躍でくたびれてしまった本は、複本として新しい本を買いなおすこともあります。
そんな買いなおした本で、この前、驚きの1冊がありました。
それは、
『かしこいビル』
ウィリアム・ニコルソン/さく ペンギン社
はじめて日本で出版されたのは1982年ですが、
今でも変わらず魅力的な絵本です。
黄色い地の表紙の絵本です。(ここでお見せできなくて残念!)
真新しい『かしこいビル』は思っていたよりも黄色い
びっくりでした。
長年活躍してきた本は、少しずつ日焼けしていたのですね 

さて、明日(2月20日)は、
あかちゃんと絵本のひろば
と
絵本とよちよち1・2・3
の日です。
あかちゃんと絵本のひろば
は、11:00~、
絵本とよちよち1・2・3
は、11:30~、
申込不要、無料です 
0~3歳のお子様と保護者の方対象です。
いっしょに絵本やわらべうたを楽しみましょう。
今日は、会場の準備をしました 
お待ちしております 
シャベルとスコップ
こんにちは、匙子です

少し前に保育園から砂場セットをいただきました
バケツ、砂ふるい、シャベル、砂かき、車の型、と薄紫色のかわいいセット
やっぱり、一番に使うのはシャベルだよね~と家族と話をしていたら
「シャベル?あれはシャベルじゃなくて、スコップでしょ!」
「いやいや、小さいのがシャベルで大きいのがスコップでしょ!!」
と論争が始まりました。。。
私自身もどっちをどう呼んでいたのかわからなくなってしまいました
みなさんにとってどちらがシャベルでどちらがスコップでしょうか~?
何か関係する本はないかと調べてみました
『似ていることば』 東京書籍 (814/オ)
おかべたかし/文 やまでたかし/写真
なかなか面白い本です
イモリとヤモリの違いや、制作と製作、フクロウとミミズク、など
知っているようで知らなかったことばの違いががたくさん紹介され写真も美しいです
中で、へぇ~と思ったものを一部紹介したいと思います
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『カレイ』 と 『ヒラメ』の見分け方
一般的に私たちに知られているのは、おなかを手前にした時に
頭が左に向くのが「ヒラメ」で、右を向くのが「カレイ」でした
でもそれは、日本だけで通用するものらしいのです
この本では、口が可愛いのが「カレイ」、口が怖いのが「ヒラメ」だそう。。。
理由はなんと餌の違いが起因しているようです
「カレイ」は虫を食べ、「ヒラメ」は鰯などの魚を食べるそうですよ
なるほど!!怖いと可愛いの表現はそういうことだったのですね
祝!! 野の花文化賞
こんにちは~山子です 
館内の郷土雑誌コーナーを目にする方は
そう多くないはず (たぶん)。
郷土資料コーナーの一角にあります。
残念ながら、まず目に入るのは、雑誌棚 の側面なので、
雑誌が並んでいるのを見ることは
あまりないのではないでしょうか
その棚に、
『青魚』
という詩誌が並んでいます。
あおざかな
と読んでしまいがちですが、
せいぎょ
と読みます。
この誌名は、鯖江の「鯖」の旁と偏を
それぞれ音読したものらしいですよ。
これは、鯖江詩人の会が、年2回発行しているものです。
第1号は、1976年に発行されています。
40年以上にわたり詩の文化の普及に努めて
いらっしゃることになりますね。
第1号から6号までは、
何とガリ版刷りで、
表紙の第一号の文字や、
裏表紙の魚の絵は版画です
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手作り感満載 ![]()
何とも味があります ![]()
この鯖江詩人の会が、
福井県文化振興事業団の第21回
野の花文化賞を受賞されました。
おめでとうございます ![]()
この野の花文化賞、歴代の受賞者を見ていくと、
鯖江市出身の方も何人かいらっしゃいます。
何と、第1回の受賞者は、
草花を好んで描いた孔版画家の助田茂蔵さんです。
鯖江の野の花
これからも咲き続けてくださいね~
なお、郷土雑誌は、館内で閲覧していただくだけです。
ヨロシク![]()
立志式の季節
こんにちは、ベル子です。 ![]()
1月は成人式、
3月は卒業式、
4月は入学式…。
若い人たちの
晴れの節目が続く季節ですね。
そんな中、2月は、これといった「式」のない、はざまの月。
いえいえ、あるんです。中学2年生のための「式」が。
その「式」とは・・・ズバリ、 「立志式」 です。
近年、ニュースでときどきとりあげられるので、
ご存じない方は、「最近流行りの式」といった認識かもしれませんが、
そんなことはないはず・・・。
なぜなら、中2の時期をとうに過ぎたベル子も経験していますもの。
そこで、図書館職員数名にきいてみると、
どうも、40代半ばくらいまでの人は経験ありでした。
(それより上の世代では行っていなかったようです。)
現在でも続いていますし、それなりに歴史のある式ですね。
ベル子の記憶する「立志式」とは…
寒い体育館に2年だけが集まり、
訓話を聞き、皆で何かを唱和したような気がします。

そして、教室に帰ってから、
「志を立てる作文」を書いたと思います。
とにかく寒くて、地味な式だけど、
寒修行に似た、厳粛な感じもしましたね。![]()
そして、「立志式」とセットで思い出されるのは
「橋本左内」と『啓発録』です。
今の中2生と同じ、数えで15歳(元服の年)のときに
橋本左内が書き上げたのが『啓発録』。
彼は、『啓発録』でこれからの決意表明をしたのです。
唱和した内容は、おそらく『啓発録』の一節でしょう。
そして、なかだるみしがちな中2のときに、
「ほら、左内さんは同じ年のころ、
こんな立派な決意表明をしていたのだよ」
と言いたいんだろうな、と。(大人たちが。)
それと、福井県民として、
郷土の偉人、橋本左内 を忘れないための式でもあると思います。
(※実際、全国規模では「立志式」は行っていないようです。)
そこで、これを機会に、調べてみました。
参考にした資料は・・・
『ふるさと福井の人々』 (福井市教育委員会)
『幕末の先覚者橋本左内
~幼ごころをうちすてた十五歳の決意』 大津寄章三/著 (明成社)
『橋本左内 やさしい 啓発録』 (福井市立郷土歴史博物館)
幕末の福井藩の医師のもとに生まれた橋本左内。
幼いころから賢く、しっかりした人で、
20代前半で藩主の側近として藩政の改革に当たり、
のちに国の政治にも関わり、全国をとびまわっていたそうです。
「安政の大獄」で斬首刑に処されたのも、
「このまま生かしておいては危険な人物だ」
と井伊直弼に思わせるような可能性を秘めていたからでしょう。
享年26歳。 志なかばで、悔しかったでしょうね・・・。
さて、そんな左内の著した『啓発録』とは・・・
若々しい、清新な決意に満ちて、
読んでいて、こちらまで背筋が伸びる感じでした。
以下、主な内容です。(簡略化しています。)
①稚心を去る
幼なごころを捨てる。
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②気を振う
人に負けない心を立てる。
③志を立つ
目標を定める。
④学に勉める
すばらしい人を手本として努める。
⑤交友を択ぶ
心から尊敬でき、何かあったときには心配してくれる「益友」を大切にする。
私の中学時代と同じく、今の子どもたちも、「志を立てる作文」を
書いているようで、図書館には
『新啓発録-私はこう生きたい-』(青少年育成福井県民会議)
という、福井県の中学生の優秀作文集も取り揃えております。
今回参考にした資料は全て、
前回のベル子ブログでお伝えした「郷土資料」の書棚にあります。
郷土の偉人を調べたくなったら、ぜひご活用くださいね。![]()





