Everyday People Dance To The Music -5ページ目

Everyday People Dance To The Music

日々人は音と共に踊る

涼しくなるの急すぎやしないか? また寒暖差がヤバそうだな……。
とは言え、気候が良くなったのは事実でありありがたい。色々、始めないとな。



その取っ掛かりというか。涼しくなったら付けよう、と予てから言っていたウインドスクリーンを、涼しくなったからという事で付けてみた。
元々はいつぞやのツーリングで取り付けのキャップボルトが脱落して、揃えるのに苦戦しているうちに夏になってしまったので一旦塩漬けに。こないだ行った駒ヶ林のアグロガーデンで最後のキャップボルトが揃ったので、満を持してという感じ。

過去一でセンター出せてると思うのだけど、まだちょっとガタつくのよね。修正効くのか……?



ともあれ、遠出使用の見た目にはなったので、何とかそういう予定を組みたい所ですな。色々やりたいことがあって大変だ。
ちょっと探し物があってニトリとナフコを回ったのだけど、結局見つからなかった。
……いや見つからないのは想定内ではあったのだけど、ここまでかすりもしないと流石に腹も立ってくる。アマゾンでちょっと検索してヒットするものが、こんな影も形も無いもんかよっていうね。僕は実物を見て買いたいんだよ。

要するに何が言いたいかというと、まあ、むしゃくしゃしてやったという事です(笑)。特に反省もしてません(笑)。
というわけで、ここで今日の収穫。



No.039:István Kertész: Vienna Philharmonic Orchestra『Schubert: Symphonies #8 & 9』 ¥550
今回のナンバリングはどうするかちょっと迷った。この盤を買うために帰り道にブックオフに寄って、実際最初に手に取ったのだけど、盤面キズありってことで一旦戻したのよね。まあでも、これからってことにしよう。
イシュトヴァン・ケルテス、っていう名前がまず格好良いよね。「ヴァラキアのイシュトヴァーン」を何はともあれ思い出さざるを得ない……『グイン・サーガ』、何巻まで読んだんだっけ。
物凄く若くして表舞台に立ち、物凄く若い内に不慮の事故で亡くなってしまったという来歴も相俟って、気になる指揮者ではあったのだけど、結構毀誉褒貶もあって手を出さないままだったのだけど、ディスクガイドで見た『未完成』の演奏評が特に自分に合いそうで、これは買っておかないと、と……それでも一旦はスルーするというね(苦笑)。煮え切らない時は本当に煮え切らないな、我ながら。


Schubert - Symphony n°8 - Vienna / Kertész

オーボエが入ってくるまでの、弦による序奏が全然聴こえん、と思って音量を上げると強奏でえらいことになる……キングクリムゾンの『スキツォイドマン』が思い出されますね。その強奏の響きの悲愴さがテンポの遅さと相俟って、なるほど暗く重苦しい。
ただ、その振幅の大きさによる劇的な演出というのは、必ずしも好みではないのよね。他はともかく、シューベルトに関しては……というか、『未完成』の第2楽章と『グレイト』については、こう、つらつらと揺蕩うというか微睡むように流れて欲しいのである。晩年のワルターとか晩年のジュリーニの演奏みたいに。
まあでも、録音当時34歳の指揮者にそれを求めるのはお門違いでしかないな。というか、そもそも晩年というものが訪れなかったということが惜しまれてならない。



No.040:István Kertész: Vienna Philharmonic Orchestra『Dvořák: Symphony #9, Serenade』 ¥550
『新世界より』という曲も僕のクラシック体験の原点の一つではあるのだけど、その割にもう一歩ハマらない感じだったのが、最近聴いたフリッチャイ盤がなかなか良くて、やっと糸口を見つけたかな、という。
シューベルトの盤を一旦棚に戻して(結局買うのだけど)、ふと見遣った先にあったのが、同じケルテス・ウィーンフィルのこの盤だった。こちらは迷わず購入決定。


[High quality☆] Dvořák - Symphony No.9 "From the New World"/ Kertész & Wiener Philharmoniker

『新世界より』の決定版の一つとされる盤。シューベルト同様、振幅の大きいエネルギッシュな演奏で、なるほど言われるだけのことはあるなと。
ただシューベルト程気にならないにせよ、そのテンポ操作とかにちょっとわざとらしさを感じなくもない。表面的といったらアレだけど……若さによるエネルギーで大振りになってる感じ。むしろそれが良い、という気持ちもある。
ケルテスに関しては、この流れでブラームスの全集は行っておきたいかな。全集として売られているのかはわからんが。



No.041:Karel Ančerl: Czech Philharmonic Orchestra『Dvorák: Symphony #9』 ¥550
ケルテス盤の隣にあったのがこの盤。某サイトでフリッチャイ盤を「良いんだけどドイツ的過ぎて手放しでは褒められない」的に評していたサイト主が、いわゆる「お国モノ」のレファレンスとして挙げていた盤である。
正直そのサイト主とは気が合わないというか(苦笑)、良いなあと思った盤の評価が低いことが多かったので、この盤についても素直に良しとしたくはなかったのだけど、それでもどれほどの物なのか気にはなった。この値段もあって、こちらも迷わず購入。


(remastered) Dvořák: Symphony No. 9 - Karel Ančerl 1961

正直、ちょっとびっくりしましたよ。その素晴らしさに。
フリッチャイやケルテス程の振幅の大きさは無く、全体的に端正な印象。なのだけど、ふとしたフレーズが妙に心を揺さぶるのである。
それが「お国モノ」故、つまりチェコ出身の作曲家の作品をチェコの指揮者がチェコのオケで演奏したことに由来しているのか、は、正直よくわからない……でも、そうなんだと言われたらそう思いたくなるだけの説得力は感じる。このさりげなさが、きっとそうなんだなあ、という。
ともあれ、いよいよ『新世界より』に開眼したかもしれない。楽しめる曲が増えたのは良いことだ。



それは良いんだけど、本来の探し物の方がなあ。色々回ってみようかとは思うけど、時間かかりそうだな。
割とキツい仕事の合間の休日。本当ならゆっくり過ごしたい所ではあったけど、まあ何というか……気持ちがね(笑)。
ちょっとでも早く済ませて帰ろうという事で、梅田と三宮に絞って中古屋巡りしたのだけど、手応えはイマイチ。どこか駅近のブックオフでも無いかな、と考えた結果……。



神戸市営地下鉄海岸線駒ヶ林駅降りてすぐ、ブックオフスーパーバザールアグロガーデン神戸駒ヶ林店があるじゃないの! ということで、勇んで地下鉄に乗り込んだのであった。


猫 地下鉄にのって

まあ結局ブックオフでは何も買わなかったんだが(苦笑)、アグロガーデンで探してた物を仕入れられたので良しとしよう。

というわけで、ここで今回の収穫。



No.036:Akiko Suwanai; Sakari Oramo: City Of Birmingham Symphony Orchestra『Sibelius & Walton: Violin Concertos』 ¥580
前にも書いたように欲しい盤が大量にあったのだけど、その1つ目。
シベリウスは交響曲全集を持っているのだけど、協奏曲は入っていなかった。今回、ちょっと理由あって聴きたくなったのである……出来れば、美しい女性のソロで(笑)。


Sibelius: Violin Concerto in D Minor, Op. 47: I. Allegro moderato

不純な動機(笑)。聴きたい理由もお察しではあろう……。
演奏については、何分初めて聴くので言えることがそんなに無い。なるほどこういう曲かあ、というくらい。



No.037:Carlos Kleiber: Chicago Symphony Orchestra『Beethoven Symphony #7; Schubert: Symphony #3』 ¥100これは、流石に欲しいと思っていた盤ではない。今更『運命』で新たに欲しい盤も……まあクルレンツィスとかあるか(苦笑)。今風の演奏はもう何枚分か持っててもとは思うかな。
クライバーのアメリカデビューコンサート、であるらしい。そもそもそんな音源があるとも知らなかったので、欲しいと思い様が無いというか。正直特価盤で100円じゃなかったら買ってなかっただろうなあ。


L. van Beethoven: Symphony No. 5 / Carlos Kleiber (Chicago, 1978)

勢いの良さと、強奏と弱奏のコントラストは、同じベートーヴェンの第4番辺りで聴ける「クライバーの音楽」と近いものを感じなくはない。
ただ、ここまで直線的というか、勢い任せだったかな、という気もする。ウィーンフィルとの録音は、流石にちょっと違ってたような……まあオケも違うしな。
あ、忘れてた。今盤が41枚目の『運命』です(笑)。もういっそ50枚目指すか(笑)。



No.038:Carlo Maria Giulini: Berlin Philharmonic Orchestra『Mozart: Symphonies #40 & 41』 ¥693
これは欲しかった盤その2。他にはシベリウスのバルビローリ辺りとの全集やショーソンの室内楽(ラジオで聴いて良かった)、パレー・デトロイト響やアンセルメ・ロマンド管、ケルテス辺りも気になってたのだけど、色々折り合わなかった。今回は一日通してというか、最初のユニオンの時点でそんな気はしてたかな。

モーツァルトの第40番は、この所結構集中的に聴いていたのだけど、確かセル・クリーブランドの東京ライブを聴いていて、第1楽章の展開部がバッハみたいに聴こえた瞬間があって。主題を異なる楽器が順次演奏するところがフーガっぽく聴こえたのかな。
モーツァルトと言えば「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない」というあまりにもキラーなフレーズに象徴される疾走感が、ある程度どの曲にもあるように思う。「光りながら浮かぶような」バッハとは似ても似つかないが……では疾走感が無い演奏であれば?


Symphony No. 40 in G Minor, K. 550: I. Molto allegro

晩年のジュリーニ、それもベルリンフィルとの演奏は、まさにお誂え向きというものではないか。美しい伽藍のような音楽がきっと展開されるはずだ。
という期待の元、実際期待通りの音楽がそこにはあった、わけだが……しかし思いの外感興を得られなかったのだよね。疲れていたせいもあるのだろうけど、やっぱり本来的にモーツァルトの音楽に求めるべきはそこじゃないということなのか。
そういう所で折り合わないというのも、今回のダメさを象徴している感じ。まあそういう時もあるよねってことで。



新たに欲しい盤はありつつ、手持ちの盤で聴きたいのもそれなりにあって、まあ忙しい。で、他にも色々やりたいことはあるのだよ。早く涼しくならねえかなあ……。
慣れない仕事で精神的には〇ぬほど疲弊した一方で、肉体的にはそうでもない状態で迎えた休日。
じゃあ、どうするか?

というわけで(苦笑)、ここで今日の収穫。



No.035:Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra『Mozart: Late Symphonies』 ¥990
♪ベートーヴェンに恋して ドキドキするのはモーツァルト
てな具合に(笑)、最近モーツァルトにハマりつつある。何きっかけかは判然としないのだけど、こないだのコンサートもまあその一つであることは間違いない。


【名演CD紹介 🏧】モーツァルト後期三大交響曲:39番・40番・41番『ジュピター』の手持ち愛聴CDリポート!❶【ATM音楽解説 Vol.166】Mozart 話:徳岡直樹 Naoki Tokuoka

あとはこんな動画を見たりとか。まあ、見るに至った心の動きがよく判らんという話ではあるのだけど。
これまで、少なくとも交響曲に関してはベートーヴェンを起点にして聴いてきた感があるのだけど、そもそもクラシックを聴き出した最初の最初はカラヤンのモーツァルトで、原点回帰と言えばそう。一方で習熟度に関してはまだまだ未開の沃野といった状態でもあり、だからあらゆる意味でお誂え向きの盤である。この値段でもやむなし(苦笑)。

カラヤンのモーツァルト。


モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 カラヤン 1970

あまり世評の高いとは言えない組み合わせではある。ベルリンフィルの演奏は特に、豪華すぎるなどと言われがちである。実際今回の後期交響曲集でも、特に『ハフナー』とか『リンツ』あたりに顕著で、モーツァルトに然程明るくない僕でも、これはモーツァルトっぽくはないよな、と思ってしまう所はある。

でも、まあ……そんなの関係ねえ!(笑)

適度に残響を含んだベルリンフィルの美音と、それを自在に操るカラヤンの演奏に、思わず聴き惚れてしまったのであった。
同時期のチャイコフスキーの録音と同様、テイク数の少ないセッションで演奏にライブ感があるのも……良いと言いたいけど、これは比較対象が無いからわからん(苦笑)。チャイコフスキーやバルトークの『弦チェレ』(格好良すぎて寝れなくなったヤツ(笑))と共通する勢いの良さは確かに感じるが。

何にせよ、期待通りに大満足。ただし、僕が今聴きたいモーツァルトとは違うのである。次に買う盤の目算は、既についている。



というか、今欲しい盤が大量にある(笑)。棚のスペースが足りないってのに……。
とりあえず、次の休日はもう少し遠くに繰り出す予定である。買ってから、考えよう(笑)。


赤とんぼ文化ホールには無料駐車場が3つほどあるのだけど、出来れば近場を確保したいという事で2時間ほど前乗りすることにした。
……たつの市街で2時間潰す、という苦行(苦笑)。事前にブックオフで文庫本買ってなきゃヤバかったね。まあ本屋はあったんだけど。



というわけで、ここで今回の収穫。



No.034:Paul Paray: Detroit Symphony Orchestra『Berlioz: Symphonie Fantastique, Etc.』 ¥792
見たら買えのパレー・デトロイト響、なのだけど、『幻想交響曲』という曲目で正直ちょっと迷った。あまり聴かん曲で、イマイチ食指が動かなかったのよね。
ただまあ、ここの所結構手広く聴いてはいたので、むしろ新味を出すのも良いかと思い直した。こないだなんて、寝る時に『弦チェレ』流してたもんね(笑)。バルトーク聴きながら寝られるわけないだろっていう(苦笑)。最後まで聴いた後でバッハに替えました。


Berlioz: Symphonie fantastique, Op. 14: I. Rêveries. Passions (Largo - Allegro agitato ed...

切れ味鋭い演奏、マーキュリー・リヴィング・プレゼンスの高品質な録音によって近くで演奏しているように聴こえる音……これも聴きながら寝られんヤツだな(苦笑)。
パレーのディスコグラフィが残りどれくらいなのかは知らんけど、引き続き見たら買う方向で。それはそれとして、色々気になる指揮者もいるんだよな。



さて、そろそろモードチェンジの頃合いかな。クラシックは聴き続けるにしても、月末頃に一つイベントがあって、それに向けてのね。
クラシックの公演情報を扱っているサイトがあって、正直そこまで役に立ったということも無かったのだけど、今日の公演に関しては見た時点ですぐに「行かなきゃ」となって、奇跡的にチケットに間に合ったという感じ。
……29列中27列目の1番席、隅っこも隅っこよ(苦笑)。多分本当ギリギリの残り。



反田恭平を若手指揮者と言って良いのか。ちょい特殊な例ではあるけど、流れの一環と言ってしまおう。
ジャパン・ナショナル・オーケストラについては今回初めて知りました。クルレンツィスとムジカエテルナを思い出す……とか言っちゃって、どちらもそんなに知らないんだからあまり言わない方が良いよね(苦笑)。

演奏についてもあまり偉そうな事は言えないので、えー、とても良かったです(笑)。
いやベートーヴェンの7番とか良い意味で鳥肌が立ったんだけど、それもう曲自体が良いだけじゃんって気もするのよね。加古川フィルの『田園』良かったよな……みたいな感じで。
まあ多分曲も良ければ演奏も良かったし、赤とんぼ文化ホールの音響も良かったんだよ。幸せな時間を過ごせました、あんな隅っこだったのに。

でも一つ言うなら……モーツァルトの緩徐楽章でLINEの着信音鳴らした奴は今すぐ(以下略



さて、道すがら買ったものもあるのだけど、もう夜も遅いので明日以降に。
8月末だってのに熱中症になりかけてからの、9月ですよ。


Earth, Wind & Fire - September (Official HD Video)

「真夏のピークが去った」と言いたかったのに……というか、実際ちょっと思ってたのに、残暑レベルじゃない暑さのピークがもう一回やってくるとか……。
予てからやりたいと言っていたことをチマチマ進めてて、ある程度青写真も描けてはいるのだけど、この暑さではどうにも。経過報告を書く気にもならないので、こんな記事でお茶を濁している次第(苦笑)。



『September』は12月の歌だよ、と言われるかもしれんけど、いんだよ細けえことは(笑)。
ちょいとやる気が出たので、近場の模型店に久しぶりに行ってみた。
相変わらず品揃えは良い、のだけど探しているものは微妙に見つからない……と思いながら店内を2周くらいするうちに、新たに手を出したい対象が見えたような気がした。



それがこいつの後になるのか、あるいはこいつが塩漬けになるのか(笑)。いずれにしても、まだまだ先の話になるとは思う。



というわけで、ここで今日の収穫。



No.033:Marie-Claire Alain『Bach: Organ Favorites』 ¥264
この値段は、何かCD割引だったからです。

バッハ。


バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV565:ヴァルヒャ(Org)

と言えば、僕にとってはまずオルガン。「虚空に浮かんで光を放つ」イメージの大きな部分を、ヘルムート・ヴァルヒャの演奏が担っている。
で、昔何かの番組で「バッハでは『パッサカリア』が至高」と誰か(オルガン奏者)が言っていたのだけど、手持ちのCDには収録されていなかった。今回ふと思い立って最寄りのブックオフで探してみた所、廉価盤の棚にヴァルヒャとアランの盤が並んでいた。ヴァルヒャの盤は↑のよりも大分古いライブで音質が気になったので、今回はアランを選ぶことにした。

で。


J.S.Bach - Toccata und Fuge d-moll BWV 565  Alain

最初聴いた印象では、これ全然違うよって感じの切り口で書こうかと思っていたのだけど、改めて聴くと思いの外そうでもなかった。まあピッチは違うけど。
僅かに、アラン盤の方が地に足がついているように聴こえる気がするのだけど、それが演奏の方向性によるものか録音によるものかは例によってわからない。


J.S.Bach - Passacaglia und Fuge BWV 582  Alain

『パッサカリア』は、流石に神々しい。
ではヴァルヒャならどうなのか? カール・リヒターは? 最新の演奏だともっと違うのか? その聴き比べが出来る程の棚のスペースがあるのか(苦笑)。



まあ何にせよ、今すぐどうこうという必要は何も無い。いつ始めても良いし、いつ終えても良い。
……でも今日も何もやらずに終わっちゃいそうだな。そろそろちょっとぐらいはなあ、という感じ。


朝は皮膚科に行ったついでにスタバでフラペチーノ。



昼食後に神戸へ向かい、定期巡回の途中に不二家で休憩。



夜は神戸国際で大フィルのブラームス。大フィルというか、松本宗利音を聴きに行ったという感じ。
去年のカーチュン・ウォンに続いて若手指揮者づいてるな。沖澤のどか/京響も聴いてみたいなあ。



という、優雅な休日でした。あ、伊藤計劃の『The Indifference Engine』を読み終えて、積ん読も一つ減ったんだった。
巡回の収穫はゼロだったけど、まあいいや今日は。
本題に入る前に。



まあこの暑い中バイクを出すのもアホなら、収納スペースに苦しんでる最中にブックオフをハシゴするのもアホであるわけだが、極めつけとも言うべきアホがこちら。




はいドーン(Franz Joseph Haydn, 1732~1809)
レベル 1/144 F-14Dスーパートムキャット

……締めや言うたんちゃうんかいと。いや全くその通り。作りませんよ? 今はまだね?
あのー、大阪南部のブックオフで、確か前にアカデミーのクルセイダーを見かけたんじゃないかって店に、今回約1年ぶりに行きまして。流石にもうクルセイダーは無かったけど、記憶通りの結構パンチの効いた品揃えでちょっと嬉しくなって、気が付いたらもう、何か買わなきゃという気分に(苦笑)。
何がアレって、ハセガワの1/72トムキャットより高いのよこいつ(苦笑)。小スケールだからって、Fトイズのおもちゃとはワケが違うのよ。
例えば今回ツーリングじゃなくて電車で日本橋に行ってたとして(実際その案とちょっと迷った)、ジョーシンキッズランドでこのキットを見かけてたら、多分、いや間違いなく見送ってるのよね。考慮すらしないと思う。
これがブックオフの魔力か……単純に暑さにやられた可能性もあるが(苦笑)。

まあそんなんでね。何か買わなくても良いものばっかり買ってた気がするよ。
というわけで、ここで今回の収穫。



No.029:Arthur Nikisch: Berlin Philharmonic Orchestra『Homage To The Berlin Philharmonic Orchestra, Vol. 1』 ¥550
箕面市役所前店の550円の棚の品揃えが充実している、という話は前回したっけ? まあ盤の量や質よりも気持ちがスイングするかの方が重要で、それで言うと今回は……この時点でタガが外れていたかも知れない(苦笑)。

『栄光のベルリンフィルハーモニー管弦楽団』と銘打たれたシリーズの第1弾、という時点である程度察せられるかもしれないが、ここに収められたアルトゥール・ニキシュ指揮の『運命』が収録されたのは1913年。ベルリンフィルによる最古の録音であり、僕の手持ちの盤の録音年度においてもぶっちぎりで古い(これまではロバート・ジョンソンが最古だったはず)。

Beethoven - Symphony No 5 - Nikisch, BPO (1913)

音質はまあ、こんなもん。年代にしては良い方と言えるかもしれない。
演奏については、まず後任のフルトヴェングラーとは全く違うスタイル……と言いたいところだが、それは戦中戦後のライブの印象であって、晩年のスタジオ録音だとどうだろうか。
インテンポだからトスカニーニに近いなんて声もあったけど、それもどうかと思う。要所要所でテンポの引き延ばしがあったり、そもそもあそこまで速くないし。
全体的に優雅さがあるのかな。まあこの録音一つでは何とも……聴いててしんどいのは否めないし。

……まあぶっちゃけ、40枚目の『運命』というその節目のためだけに買ったという感じですね。最新の録音はこれからずっと更新されていくから、恐らく更新されることのない最古で区切りとしました。
40枚買ったら何やら、という企画も考えているのだけど、とりあえず先の話という事にしたい。やる気はあるよ?(苦笑)



No.030:Otto Klemperer: New Philharmonia Orchestra『Bach: The Four Orchestral Suites』 ¥550
バッハ。


サカナクション / 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』 -Music Video-

何きっかけかは忘れてしまったのだけど、何故かバッハ聴きたいとなった夜があって、シェリングの無伴奏ヴァイオリンを久しぶりに聴いたのだった。で、色々調べて、次買うならブランデンブルグ協奏曲か管弦楽組曲だなとは思っていた。ので、いきなりの思いつきで買ったわけではない。
オルガンとチェロとヴァイオリンのソロくらいしか聴いたことないのだけど、バッハの音楽は虚空に浮かんで光を放っているようなイメージがある。前に進んでいるという感覚が希薄。


Johann Sebastian Bach: Orchestral Suite No.3 in D BWV 1068 - II. Air - Otto Klemperer

それは管弦楽曲でも変わりない……のだけど、それはクレンペラーだからというのも多分にある気がする。
大オーケストラによる超スローテンポの演奏は今の時代にそぐわないのかも知れないけど、知らん(笑)。実際好きな人は結構多いと思う。



No.031:Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra『Mozart: Symphony #39, Brahms: Symphony #1』 ¥1200
これはユニオンクラシック館。ずっと値段で折り合わなかった盤だけど、今回確か200円下がってた(笑)。まあこれ以下は無い……と思う。下がる頃には機を逃してそう。


カラヤン ベルリンフィル 最晩年のブラームス第1番 劇的ライヴ

前に買ったロンドンでのライブと比べると、最初の序奏の打ち込みは流石にやや大人しいが、最後の盛り上がりは不足ない。最後の来日公演、という補正抜きでも熱狂のライブだと思う。
カラヤンのブラ1もこれで多分打ち止め。最後がこれというのは一番相応しいかな。



No.032:New Cinema 蜥蜴『Many Elements』 ¥550
今回の収穫は以上です。どうもありがとうございました。









……はい。


New Cinema 蜥蜴 - Smashing the good! Smashing the bad! English Ver.

シネトカについて、今何かを書いている人が他にいるだろうか? 聴いている人は? 僕は、聴いてないよ?(笑)
このセカンドアルバムは、僕が鳥取に住んでいた昔に某レンタルショップで借りてMDにダビングして、しかし今やそのMDもレンタルショップもシネトカというバンドも無くなってしまって、無くなってないのは鳥取くらいのものだ。
だからまあ20年越しの邂逅ということになるのだけど……いや、むしろ事故って言った方が良いな(笑)。出会い頭の正面衝突。誓って言うけど、探してたわけじゃないよ? 探してた時期はあったけどさ。

New Cinema 蜥蜴『Meny Elements』

そもそも20年越しになってしまったのは、初めて聴いた時に何となくだが少なからず「コレジャナイ感」があったからで、丁度同じ時期に聴いたトライセラの4枚目と重なる所がある。
だからまあ、義務的に買ってはみたものの聴かずに済ませるというのも、一つネタとしての消費の仕方なのかなと(苦笑)思ったのだけど、流石にそれはあんまりだよね。

という事で聴いてみたのだけど、これがまた、悪くないのである。

New Cinema 蜥蜴 『Green Love』

メロディーのセンスは後退してないし、歌い回しも変わらない。ギターとか、上手くなったというか、引き出し増えてる感じがする。
明らかに変わったのはアレンジで、ダンスポップっぽい曲が増えたのに合わせるように、シンセの音が全面的にフィーチャーされてて、まあコレジャナイってなるのもわかるのはわかる。

いや、というかね。
僕にとって、シネトカの『Rail』ってアルバムは、青春なのですよ。青春時代に鳴っていた音楽、ではなく、青春という概念を最も感じさせる音楽が、僕にとってはシネトカのファーストなのです。
それも、青臭さとか、酸っぱさとか、苦さとか、痛さとか、切なさとか、ニセモノっぽさとか、ヒリつく感じとか、そういうあまりよろしくない感じを連想させる音楽として、僕にとってはあまりにも芯を食い過ぎてた。
芯を食い過ぎた作品の次作に、同じようにハマるのは不可能だという、ただそれだけの話なのである。

20年越しの邂逅が幸福なものであったことを喜びたい。
僕がシネトカについて何かを書くことは多分もう無いだろう。でも折に触れて聴き返すことはあるだろうし、少なくとも『Rail』というアルバムは、間違いなく僕の魂に刻まれ(てしまっ)た内の1枚である。



まあこうして振り返ると、何だかんだ買うことに必然性はあったのだという感じですね。



ただしレベルのトムキャット、テメーはダメだ(笑)。
いやダメなのは僕なんだけどね。大反省ですよもう……。