収穫2025 その20 ──明日への扉── | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

ちょいとやる気が出たので、近場の模型店に久しぶりに行ってみた。
相変わらず品揃えは良い、のだけど探しているものは微妙に見つからない……と思いながら店内を2周くらいするうちに、新たに手を出したい対象が見えたような気がした。



それがこいつの後になるのか、あるいはこいつが塩漬けになるのか(笑)。いずれにしても、まだまだ先の話になるとは思う。



というわけで、ここで今日の収穫。



No.033:Marie-Claire Alain『Bach: Organ Favorites』 ¥264
この値段は、何かCD割引だったからです。

バッハ。


バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV565:ヴァルヒャ(Org)

と言えば、僕にとってはまずオルガン。「虚空に浮かんで光を放つ」イメージの大きな部分を、ヘルムート・ヴァルヒャの演奏が担っている。
で、昔何かの番組で「バッハでは『パッサカリア』が至高」と誰か(オルガン奏者)が言っていたのだけど、手持ちのCDには収録されていなかった。今回ふと思い立って最寄りのブックオフで探してみた所、廉価盤の棚にヴァルヒャとアランの盤が並んでいた。ヴァルヒャの盤は↑のよりも大分古いライブで音質が気になったので、今回はアランを選ぶことにした。

で。


J.S.Bach - Toccata und Fuge d-moll BWV 565  Alain

最初聴いた印象では、これ全然違うよって感じの切り口で書こうかと思っていたのだけど、改めて聴くと思いの外そうでもなかった。まあピッチは違うけど。
僅かに、アラン盤の方が地に足がついているように聴こえる気がするのだけど、それが演奏の方向性によるものか録音によるものかは例によってわからない。


J.S.Bach - Passacaglia und Fuge BWV 582  Alain

『パッサカリア』は、流石に神々しい。
ではヴァルヒャならどうなのか? カール・リヒターは? 最新の演奏だともっと違うのか? その聴き比べが出来る程の棚のスペースがあるのか(苦笑)。



まあ何にせよ、今すぐどうこうという必要は何も無い。いつ始めても良いし、いつ終えても良い。
……でも今日も何もやらずに終わっちゃいそうだな。そろそろちょっとぐらいはなあ、という感じ。