じゃあ、どうするか?
というわけで(苦笑)、ここで今日の収穫。

No.035:Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra『Mozart: Late Symphonies』 ¥990
♪ベートーヴェンに恋して ドキドキするのはモーツァルト
てな具合に(笑)、最近モーツァルトにハマりつつある。何きっかけかは判然としないのだけど、こないだのコンサートもまあその一つであることは間違いない。
【名演CD紹介 🏧】モーツァルト後期三大交響曲:39番・40番・41番『ジュピター』の手持ち愛聴CDリポート!❶【ATM音楽解説 Vol.166】Mozart 話:徳岡直樹 Naoki Tokuoka
あとはこんな動画を見たりとか。まあ、見るに至った心の動きがよく判らんという話ではあるのだけど。
これまで、少なくとも交響曲に関してはベートーヴェンを起点にして聴いてきた感があるのだけど、そもそもクラシックを聴き出した最初の最初はカラヤンのモーツァルトで、原点回帰と言えばそう。一方で習熟度に関してはまだまだ未開の沃野といった状態でもあり、だからあらゆる意味でお誂え向きの盤である。この値段でもやむなし(苦笑)。
カラヤンのモーツァルト。
モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550 カラヤン 1970
あまり世評の高いとは言えない組み合わせではある。ベルリンフィルの演奏は特に、豪華すぎるなどと言われがちである。実際今回の後期交響曲集でも、特に『ハフナー』とか『リンツ』あたりに顕著で、モーツァルトに然程明るくない僕でも、これはモーツァルトっぽくはないよな、と思ってしまう所はある。
でも、まあ……そんなの関係ねえ!(笑)
適度に残響を含んだベルリンフィルの美音と、それを自在に操るカラヤンの演奏に、思わず聴き惚れてしまったのであった。
同時期のチャイコフスキーの録音と同様、テイク数の少ないセッションで演奏にライブ感があるのも……良いと言いたいけど、これは比較対象が無いからわからん(苦笑)。チャイコフスキーやバルトークの『弦チェレ』(格好良すぎて寝れなくなったヤツ(笑))と共通する勢いの良さは確かに感じるが。
何にせよ、期待通りに大満足。ただし、僕が今聴きたいモーツァルトとは違うのである。次に買う盤の目算は、既についている。
というか、今欲しい盤が大量にある(笑)。棚のスペースが足りないってのに……。
とりあえず、次の休日はもう少し遠くに繰り出す予定である。買ってから、考えよう(笑)。