●頑固な不調には、温活よりも〇を消す
こんにちは。
国際薬膳師 提中 知子です。
今日は、頑固な不調に、からだの火が関係しているおはなしです。
頑固な便秘、ホットフラッシュ、頭痛もち、あともろもろの不調。
もう、体質だから仕方がないって思っていませんか?
この頑固な体質の原因に、もしかすると、からだの中に、頑固な火が関係しているかもしれません。
体の中ですよ。
信じられますか?
こんな風に。
めらめら~。
じりじり~。
上へ上へ熱が上ってる~。
火を消すには、水で消火が基本です。
水、水。消火~。
火が出たら、温活は、二の次。
まずは、火を消しましょう。
たとえば、火事をたとえに出すのは良くないんですけどね。
自然界の火事、火と似た現象が体の中に起きること、十分あるんです。
これ、聞いただけでも、ぞっとしますね。
実際に、誰にでも日常的に起こりうることなので説明します。
火って、最初は小さいですよね。
でも、周りにどんどん広がって、火の勢いが増します。
そして、もやしつくします。
この火と同じものが、体の中に発生して、何年もくすぶることさえあります。
自然界の火は、燃やすものがなくなると、いずれ沈火します。
それか、水で消火しますね。
体も同じ。
すぐに、体の水分ですぐに消せると問題ないのですが、水分がないと。
結局、くすぶったまま広がっていき。
そして、火が徐々にどんどん範囲がひろくなって、勢いが増して。
もう消火が追い付かなくなって。
そして、とうとう、体の中の水分が不足して、結局こんなサインが出続けることに…。
便秘(かたい)
頭痛(熱っぽく、ずきずき)
肩こり
ほてり
めまい(ぐるぐる)
生理痛
関節の痛み、
耳鳴り(キーン)
口内炎
目が赤い
赤い湿疹
鼻血
尿が赤い
怖い夢をみる
のどが渇く
痰がきれないなど。
では、次に、自然界に火事、火が出た時どんな特徴があるのか見るともっと理解できます。
☑ 火が出る
☑ 熱い
☑ 風が出る
☑ 上に向かう
☑ 消火に水がいる
☑ 自然発生する
☑ 水分を蒸発させる
これなら、分かりやすいですね。
そして、明らかに、これは、陽(よう)の現象ですね。
陽は、明るい、熱いが特徴です。
陽は、陰(いん)の月と違って、熱い太陽をイメージしてください。
からだの中にも、この陽の現象、火の特徴が出ている場合が多いです。
からだの中ってどこですか?なんですけど。
みなさんのお体の、臓器に火が出ることあります。
もしも、肝に火が出たら、肝火上炎証 かんかじょうえんしょう です。
肝(臓)です。
そして、心に火が出たら、心火上炎証 しんかじょうえんしょう です。
心(臓)です。
まとめです。
からだに火が出たら、消すがキホン。
こういう場合に、温める食材を多く食べると、火を助長させて大変なことに。
火が出たら、まずは消火しましょう。
消せば、頑固な不調は自然と気にならなくなるかもしれません。、
どんな食材がおすすめで、反対に、おすすめでないか、ご紹介します。
〇避ける食材: 火を助長する食材~
「生姜、ネギ、唐辛子、シナモンなどのスパイス」など
控えましょう。
〇おすすめの食材:火を消す食材~
「ニガウリ、きゅうり、トマト、セロリ、バナナ、すいか、豆腐、雑穀のあわなど」
摂りましょう。
今回お話しした、火のお話は、薬膳のベースになっている、中医学の陰陽学説です。
さっきご紹介した便秘、頭痛のお悩みなどは、体質によって原因はさまざまです。
火が体の中で発生して、便秘、頭痛が起きている人もいれば、別の原因で起きる人もいます。
この点は、ご了承ください。
私も、夫婦げんかしたときのこと。
大声で夫と口げんかして翌日。
やっぱり、火が出てました。
起きようとしても、なんだかおかしくて。
☑ 頭がふらつく。
☑ 目が赤い。
☑ めやにがベッタリ。
☑ のどが渇く。
☑ 足ふらふら。
完全に、肝に火が出た~みたいな(笑)
でも、夫は火が出てない。
なんで…。?
調子を崩すのは、いつも私。
なので、損するのは自分の体だと分かりました。(^^♪
自然界の温暖化も、わたしたち女性の体の中も同じです。
温かいを通り越して、火のようにメラメラ熱すぎると、そのとき、調子が崩れます。
夫婦ゲンカは、たとえ、カッとなっても声は小さいままがおすすめです。
火が出ないように。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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