タイトルの
大アルカナ22枚のリーディングと、
フルデッキ78枚でのリーディングはちがうの?
に関して、わたしの個人的な見解を書くね。
リーディングの精度という意味においては
それなりの学びと実践をしていれば同じ、という考えです。
ただし、マルセイユ版の小アルカナはほんとうにきれいな曼荼羅のようで、これらのイメージを言語化するには、学びと実践にある程度時間をかける必要があります。
だからね、大アルカナだけでリーディングするひとは半人前、という占い師の方もいるけれど、そんなことはないです。それはその人の考えです。究極的には1枚引きでだって同じクオリティでできるのが一流だと考えてます、わたしは。
でも、大アルカナしか知らずに大アルカナだけでリーディングするのと、78枚すべてを学んだ上で大アルカナだけでリーディングするのはちがいます。
「大アルカナを真に理解するには小アルカナの理解が必須である」と、タロット研究家であるアレハンドロ・ホドロフスキーは述べています。
これは知的に、という意味ももちろんあるけれど、それ以上に肌感覚が関係してる。タロットの理解は、細胞への浸透度がいのち。だからリーディングはしなくても、毎日なんとなく眺める時間をとるだけでもちがうよ。
小アルカナは曼荼羅みたいと書いたけれど、曼荼羅はその全体像を一気にとらえる練習と、細部を詳細に観るちからの両方が求められる。
マルセイユ版の小アルカナはぱっと見るとどれも似たような感じなんだけど、細かくみるとそのちがいに感動します。それらひとつひとつを細胞に記憶させていくんだよ、頭ではなく。
だから小アルカナ習ったひとは、ぜひ眺めて、触って、練習して、じぶんのものにしてね。その上で大アルカナだけでリーディングすると、ちがいに気づくから。
じゃあどんな時に、22枚と78枚でのリーディングを使い分けるの?というと、わたしの場合は質問内容によってです。でも7〜8割は大アルカナだけでやるかな。
4月から、リクエストいただきオンライン[Zoom]で
「立体的に読み解くマルセイユタロット 78枚の宇宙」
がスタートします
月二回、第一・三月曜の13:00~15:00を予定しています。
(日程は参加者の方にあわせて変更の可能性あり)
気になる方はチェックしてね。
ご案内文はいま書いているところなので、あしたアップします。
大アルカナと小アルカナを両方学べます。
復習にもどうぞ
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