タロットを広げた展開図や
ホロスコープ、
広がる珈琲の染みなどに
意味を汲み取るのって、
ひとつの質問を投げかけたときに
目の前にあらわれる曼荼羅の中に
じぶんの質問に対して
・何を考えているのか
・どんな感情があるのか
・どんな望みがあるのか
・どんな行動をとっているのか
ということを、
もうひとりのじぶんが俯瞰して
客観的に認識するためにつかうもの
にするのがいいとおもってる。
例えば
「結婚した方がよいか？」
で、皇帝の１枚が出たとして
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
カードを記号的にみていると
「ゴーサイン」と読んでしまう。
でも、
この絵をみて厳しかった父親を
思い出して胸がきゅーっとなるひともいれば、
結婚に縛られてしまうのではないか
と不安が湧くひと、
どっしりとして守られている感じ
がして安心感をもつひと
など、ほんとうに様々。
そういった「自己認識」を
すっとばして、
ゴーサインが出ていますね、
というのは
直感力がもともと優れたクライエント
には通じる。
でも、
単に欲しがっていた答えを
得たいだけのひとは
結果だけを喜んで、
結局うまくいかないということはある。
それは当たらないというよりも、
自己認識の過程をすっとばして
わたしはこのままでいいのね、
なにも知らなくていいし
変わる必要もないのね、
そのままで欲しいものが手に入るのね、
というタイプです。
ひとって、じぶんの中から出てきた
こたえにしか誠実になれないなとおもう。
じぶんを知らずに
ひとの声に誠実になるのは逆に危険です。
タロットは答え合わせのためにつかうといいね。
こころと曼荼羅の答え合わせ。
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