藤沢駅【神奈川県】(小田急江ノ島線。2016年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
神奈川県湘南地方、藤沢市の中心市街地に位置する小田急江ノ島線の主要駅で、スイッチバック構造になっていて、相模大野方面~片瀬江ノ島方面を直通する列車は当駅にて方向転換する、
藤沢駅 (ふじさわえき。Fujisawa Station) です。
 
尚、写真は2010年~2016年の撮影で、古いです。現在は状況が変化しています。ご了承下さい。
⇒後に再訪問しましたので一部写真を更新予定です。
また、江ノ島電鉄線(江ノ電)の藤沢駅の記事につきましては以前UPいたしました。

⇒記事はこちら  

そして、JR東日本の藤沢駅の記事につきましては後日通常版にてUP予定です。  

⇒記事はこちら   
   
 
駅名  
藤沢駅 (OE 13)  
 
所在地  
神奈川県藤沢市    
 
乗車可能路線  
小田急電鉄:江ノ島線   
   
隣の駅  
相模大野方………藤沢本町駅  
片瀬江ノ島方……本鵠沼駅  
  
乗換可能駅  
JR東日本:東海道本線【東海道線】【湘南新宿ライン】東海道貨物線  

……………………………………藤沢駅まで徒歩4分  
江ノ島電鉄:江ノ島電鉄線……藤沢駅まで徒歩6分      
 
訪問・撮影時  
2010年3月、2012年5月、2016年4月    
 
 

 

小田急線の藤沢駅はJR駅南口側にあり、駅舎は南北自由通路西側に位置する駅ビル1階にあります。
JR駅とは南北自由通路および駅西側にある乗換改札を通じて繋がっています。
また、JR駅南口と南側にある江ノ電の藤沢駅はペデストリアンデッキで繋がっています。
小田急駅は1階にあるものの駅外からやや高い位置にありますが、スロープで段差を解消していて、バリアフリーに対応しています。2階にあるJR駅、ペデストリアンデッキ南側の小田急百貨店藤沢店(Odakyu 湘南 GATE)の2階にある江ノ電駅との間もバリアフリールートが確保されています。
藤沢駅南口にはロータリーを有する駅前広場があり、バスターミナルとタクシー乗り場が設けられています。
上写真は北東を、下写真は北を望む。
 
下写真は駅出入口で、真上の2階に南北自由通路およびJR駅の南口があります。2階南口はペデストリアンデッキに直結しており、下写真右奥には2階とを結ぶ階段があり、右手には2階とを結ぶエレベーターがあります。
 
 

 

南口駅前です。
上写真は1階より南を、下写真は2階ペデストリアンデッキより南東を望む。
南口駅前広場の南側には小田急百貨店藤沢店(Odakyu 湘南 GATE)がありますが、これは小田急の駅ビルではなく小田急の完全子会社である江ノ島電鉄の藤沢駅ビルです。
2階西側に江ノ電の駅があります。南口と小田急百貨店・江ノ電駅はペデストリアンデッキで結ばれています。
 
 

南口駅前です。ペデストリアンデッキより南を望む。左手に小田急百貨店があります。
駅南側は駅前に大型商業施設が複数あります。それ以外にも商店や飲食店が多く立地しており、繁華街が形成されています。
駅から離れると住宅街が広がっています。
ちなみに、藤沢駅から湘南の海は遠いです。海へは小田急線をご利用の上、鵠沼海岸駅または片瀬江ノ島駅からが近いです。
 
 

 

1階にある改札口です。2枚とも西を望む。上写真左に南口出入口が、
右にJR駅・北口・ペデストリアンデッキ経由江ノ電駅に通じる階段があります。
  
駅員配置………あり。
自動改札機……あり(『PASMO』などのICカード対応)。
幅広通路………あり(点字ブロック設置通路あり)。
有人通路………あり(幅広通路と兼用)。
出札窓口………あり。
自動券売機……あり(ICチャージ可)。
自動精算機……あり(ICチャージ可)。
トイレ…………改札内(多機能トイレ併設)。 
売店……………あり(改札外。下写真右前方。現在はセブンイレブン)。  
コンビニ………なし(駅外の店舗をご利用下さい)。
 
改札口の先がホームです。段差なく移動可能です。
そして、改札口の右側(改札外)には小田急系の立食い蕎麦店「箱根そば」があります。
 
また、ホームの西側にJR線と乗換跨線橋があり、北側のJR線との接続部分に連絡改札口があります(11通路分の自動改札機あり)。この跨線橋はバリアフリー非対応です。
 
 

吊下式駅名標です。電照式です。2016年撮影。
過渡期のデザインで、英語と韓国語が併記されています。中国語は日本語の漢字表記で代用しています。
隣駅はどちらも右側にあるため、右側には相模大野方の藤沢本町駅と片瀬江ノ島方の本鵠沼駅が併記されています。
駅ナンバリングも併記されています (OE 13)。
 
 

 

駅構造……地平駅。
配線………頭端式ホーム2面3線(東西方向)。
 
左(北)から1番ホーム~4番ホームの順。2番ホームと3番ホームで1本の線路を挟んでいます。
原則として北側の1番・2番ホームを特急ロマンスカー『えのしま』などと急行・快速急行が、南側の3番・4番ホームを各駅停車が使用。
全ての線路・ホームが下り片瀬江ノ島方面、上り相模大野方面双方の発着に対応しています。
種別ごとの発着ホームは概ね固定されていますが、方面ごとに完全固定されていません。
但し、新宿直通の10両編成列車(主に急行・快速急行)は上下列車とも1番線に固定されています(現状は当駅折り返しになっています)。
 
ホーム有効長……1番ホームが10両分、ほかは6両分。  
ホームドア………なし(2016年時点)。
上屋(屋根)………ホーム全長(西端に一部雨ざらし部分あり)。 
ホーム上設備……ベンチ(少なくとも3・4番)、飲料自動販売機、空調完備の待合室(1・2番)、特急券売機(1・2番)。
 
ホーム終端部に改札口があり、西側の乗換跨線橋上にJR線との乗換改札口があります。
2枚とも終端方を望む。
 
 

こちらは1番ホームより下り片瀬江ノ島方、上り相模大野方を望む。
1番ホームのみ10両編成の停車に対応しています。
後方に改札口があります。
右側にはJR線のホームが並んでいます。
 
 

 

 

いずれも4番線を発車して相模大野方へ向かう列車内より下り片瀬江ノ島方、上り相模大野方を望む。
1番ホームのみ有効長が長いです。
構内に両渡り線が計3組あり(片瀬江ノ島方の渡り線は隠れて見えませんが…)、藤沢駅は全方面からの発着に対応しています。
少し先で相模大野方(右)と片瀬江ノ島方(左)に分かれます。江ノ島線は全線複線です。
 
相模大野方はこの先、片瀬江ノ島方と分かれると上り勾配になり、右へカーブして右を並走するJR東海道線をオーバークロスします。その後はさらに右へカーブして、盛土高架で市街地西側を北上します。そして景色が住宅街に変わると地平区間になり、左へカーブして進路を北北西に変えると藤沢本町駅へと至ります。
 
一方、片瀬江ノ島方はこの先、相模大野方と分かれると左へカーブして、閑静な住宅街の中を一直線に南西へ走ると本鵠沼駅へと至ります。藤沢~片瀬江ノ島・江ノ島間は江ノ電が概ね一直線に南下するのに対し、小田急は大きく西へ迂回する線形になっています。
 
 

1番ホームより終端方を望む。
小田急江ノ島線は藤沢駅でスイッチバックする配線なので、当然ながら藤沢駅は終着駅のような駅構造です。
車止めの先に改札口があります。
正面にある「箱根そば」は、改札外からしか利用できません。
左手にはJR線の藤沢駅が見えます。
 
 
あとがき  
私が小田急線の藤沢駅で下車(乗車)したのは2016年の1度きりです。小田急線から東海道線に乗り換えるために下車しました。2010年は江ノ島線の乗り鉄時に改札を出ずに撮影し、2012年は江ノ電とJR線を乗り換えるために下車した際、駅前を撮影しました。駅はJR線の南側に並行しており、頭端式ホーム2面3線で、東側の終端部に改札口があります。小田急駅がある駅南側は市街地で、商業施設も複数あり、賑わっていました。
   
新宿からですと小田急線の快速急行or急行・藤沢行きに乗車して終点下車です。特急『えのしま』でもOKですが、本数が少なく、特急料金が別途必要です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと新大阪駅から東海道新幹線で新横浜駅まで行き、横浜線下りに乗り換えて町田駅まで行きます。そして小田急線の藤沢行き急行or快速急行に乗り継いで終点下車です。新横浜から横浜線~京浜東北線~東海道線or湘南新宿ラインのルートでも藤沢駅に到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、改札外に売店が1軒、駅前にコンビニが複数あり、飲食店もJR駅南口の東側を中心にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
  
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。小田急江ノ島線を乗り鉄の際は、藤沢駅ですぐに乗り換えたりせずに、一度は駅を観察してみて下さい!
 
(参考:小田急電鉄のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)