今回の【駅】コーナーは、
神奈川県湘南地方、藤沢市の中心市街地に位置する「江ノ電」こと江ノ島電鉄線の起点駅で、小田急百貨店の2階部分に駅舎やホームがある、
藤沢駅 (ふじさわえき。Fujisawa Station) です。
尚、写真は2009年または2012年撮影で、古いです。現在は状況が変化しています。ご了承下さい。
また、JR東日本や小田急電鉄の藤沢駅の記事につきましては後日UP予定です。
⇒JR駅の記事はこちら。
⇒小田急駅の記事はこちら。
駅名
藤沢駅 (EN 01)
所在地
神奈川県藤沢市
乗車可能路線
江ノ島電鉄:江ノ島電鉄線
隣の駅
鎌倉方……石上駅
乗換可能駅
JR東日本:東海道本線【東海道線】、【湘南新宿ライン】、東海道貨物線
………………………………藤沢駅まで徒歩6分
小田急電鉄:江ノ島線……藤沢駅まで徒歩6分
訪問・撮影時
2009年12月、2012年5月
江ノ電の藤沢駅はJR駅南口側、駅前に鎮座する小田急百貨店藤沢店(Odakyu 湘南 GATE)の2階西側にあります。
JR駅からはペデストリアンデッキ経由でアクセス可能で、南口西側にある小田急駅からはペデストリアンデッキに上がる事でアクセス可能です。
もちろん地平からも階段または「Odakyu 湘南 GATE」にあるエレベーターでアクセス可能です。バリアフリーに対応しています。
江ノ電駅独自の駅前広場はありません。藤沢駅南口の駅前広場を共用する形です。
駅前広場にはバスターミナルとタクシー乗り場が設けられています。
写真は南東を望む。
こちらは「Odakyu 湘南 GATE」2階西側、ペデストリアンデッキに面して開口している出入口です。
この他にも「Odakyu 湘南 GATE」2階フロアから直接アクセス可能です。
写真は南を望む。
駅前です。北東を望む。
駅北側には南口駅前広場があります。
ペデストリアンデッキの先(写真奥)には藤沢駅南口(小田急線・藤沢駅の駅ビル)があります。
1階部分に小田急線の改札があります。
また、ペデストリアンデッキから2階部分をそのまま北上するとJR線・藤沢駅の橋上駅舎に到達します。
駅南側は市街地で、繁華街になっています。東側~南東側にかけては飲食店が多いです。
駅から離れると住宅街が広がっています。
改札口です。2枚とも南を望む。
駅員配置………あり。
自動改札機……あり(『PASMO』などのICカード対応)。幅広通路……なし。
有人通路………あり(幅広通路)。
自動券売機……あり(ICチャージ可)。
自動精算機……なし(精算窓口とICチャージ機あり)。
出札窓口………あり。
トイレ…………改札内(多機能トイレもあり)。
売店……………あり(グッズ販売店のみ)。
コンビニ………なし(駅外の店舗をご利用下さい)。
改札口の先がホームです。段差なく移動可能です。
建植式駅名標です。非電照式です。
江ノ電の新デザインです。
駅ナンバリング……「EN 01」。
下部には時刻表、路線図、マップがあります。
吊下式駅名標です。電照式です。2009年撮影。
旧デザインで、2012年時点で上記の新デザイン駅名標と併存していて、駅番号が追加されていました。
現在は新デザインのものに置き換えられているかもしれません。
駅構造……高架駅(2階)。
配線………頭端式ホーム2面1線(北北東~南南西方向)。
番線表示なし。左が乗車ホーム(手前が広い)、右が降車ホーム(普通)。各ホームとも鎌倉方(奥)は狭い。
ホーム有効長……4両分。
ホームドア………なし。
上屋(屋根)………ホームと線路全体。
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機、トイレ、多機能トイレ(いずれも乗車ホームのみ)。
後方に改札口があります。写真は鎌倉方を望む。
こちらは終端方を望む。
上写真は駅進入前の車内より、下写真は乗車ホームより撮影。
駅への出入口部分はアーチ状で、トンネルの出入口みたいになっています。
こちらのホーム先端部は狭いです。
また、屋根が高く、2面1線と小規模ながら広々としています。
鎌倉方を望む。
江ノ島電鉄線は全線単線で、路面を走る区間は意外と少なく、江ノ島~腰越間および七里ヶ浜駅付近、稲村ヶ崎駅付近くらいです。
この先、高架区間で市街地を南下します。やがて車窓風景が市街地から住宅街に変わると下り勾配で地平区間になり、程なくして石上駅へと至ります。
降車専用ホームより終端方を望む。右側が乗車専用ホームです。
車止めの場所には時計が設置されています。
車止めの先には改札口があります。
尚、江ノ島電鉄線は官鉄藤沢駅と江の島を結ぶ路線として建設された歴史的経緯もあり(1902年、藤沢~江ノ島間開業)、当駅より先(北側)などへの延伸構想は存在しなかったと思われます。
あとがき
私が江ノ電の藤沢駅で下車(乗車)したのは2003年、2009年、2012年の計3度です。2003年は江ノ島電鉄線を乗りつぶした際に、2009年と2012年は江ノ島電鉄線の車窓風景を撮影した際に、終着駅ゆえ必然的に下車(乗車)しています。駅は1線ながら両側にホームがあり、屋根も高く広々としていました。駅は小田急百貨店の2階部分にあり、遠方からの初訪問ですと駅の位置がつかみづらいです。また、駅前はJR線の藤沢駅南口に相当し、市街地なので賑わっていました。
東京からですと東海道線の列車(普通・快速アクティー)に乗り藤沢駅下車。南口側すぐです。新宿からですと湘南新宿ラインや小田急線も使えます。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと新大阪駅から東海道新幹線で新横浜駅まで行き、横浜線上りに乗り換えて東神奈川、京浜東北線南行に乗り換えて横浜、さらに東海道線or湘南新宿ラインに乗り換えて藤沢駅下車すぐです。または新横浜駅から横浜線下りに乗車して町田、さらに小田急線に乗り換えて(1駅先の相模大野駅から小田急江ノ島線)、藤沢駅下車すぐです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、飲食店もJR駅南口の東側を中心にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。江ノ島電鉄線を乗り鉄の際は、藤沢駅ですぐに乗り換えたり折り返したりせずに、一度は駅を観察されてみて下さい!
(参考:江ノ島電鉄のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)