銚子駅【千葉県】(銚子電気鉄道線。2011年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
千葉県東端部、銚子市の中心市街地に位置する銚子電気鉄道線の起点駅で、JR駅の改札内に駅がある
銚子駅 (ちょうしえき。Choshi Station) です。

銚子電鉄の銚子駅につきましては、命名権により、

2018年より【絶対にあきらめない 銚子】の愛称が付けられています。
 
尚、写真は2011年撮影で古いです。現在は車両や駅が変化しています。ご了承下さい。
また、JR線の銚子駅の記事につきましては後日UP予定です。
 
 
駅名
銚子駅【愛称:絶対にあきらめない 銚子】 (CD 01)  
 
所在地
千葉県銚子市    
 
乗車可能路線
銚子電気鉄道:銚子電気鉄道線      
 
隣の駅
外川方……仲ノ町駅  
 
乗換可能駅 
JR東日本:総武本線、(成田線列車)……銚子駅まで1分~3分  
 
訪問・撮影時
2011年6月  
 
 

銚子電気鉄道線の銚子駅はJR線・銚子駅の改札内、島式ホームの2番線・3番線の東側に設置されています。
駅外から銚子電鉄の駅へアクセスするにはJR改札口前の自動券売機で銚子電鉄線のきっぷをご購入の上、JR線の自動改札機を通り、跨線橋を渡ります(バリアフリー対応済)。ちなみに一日乗車券である「弧廻手形」などお得なきっぷはJR線改札で販売していませんので、有人改札でその旨を説明して改札を通してもらって下さい。そして乗車列車の車掌から購入して下さい。
また、JR総武本線と成田線の列車から改札を出ずに銚子電鉄線に乗り換える際は、ICカードの場合は手前に写っている簡易Suica改札機で出場処理をしてから銚子電鉄線ホームへお進み下さい(銚子電鉄→JRの場合は入場処理を行って下さい)。尚、銚子電鉄線ではICカードを利用できません。
磁気券や『青春18きっぷ』で乗り換える場合はそのまま銚子電鉄線ホームへと向かって下さい(銚子電鉄からJRへ乗り換える際は下車時に証明書をもらえますので、JR線の下車駅または車掌に提示の上で精算して下さい)。
そして、銚子電鉄線の乗車券は車掌から購入して下さい。
 
写真は東を望む。
JR線の2番線ホーム(左)・3番線ホーム(右)の東端部に銚子電鉄線の駅舎があり、その手前に簡易Suica改札機と、改札機を雨から守る屋根があります。
尚、銚子電鉄線ホームは2番線を切り欠いた場所に設置されています。
 
 

簡易Suica改札機のゾーンを通ると銚子電鉄線の駅舎に到達します。
1991年に建てられたオランダ風の駅舎で、元々はてっぺんに風車が付いていましたが、破損してしまい交換されずに撤去されてしまいました。現在も風車はないままだそうです。
駅舎の出入口に段差はありませんが、車いすが通れるかどうかの幅しかありません。
尚、銚子電鉄線ホームの右側にはJR線の3番線ホームが延びていて、駅舎右側の3番線を通れば駅舎に入らなくても銚子電鉄線ホームに行けますが、ホーム端になり点字ブロックもありますので、車いすでの単独移動は危険です。
写真は東を望む。
 
 

駅舎内です。東を望む。
銚子電気鉄道の銚子駅は無人駅です。
改札ラッチはありますが、多客期を除き使用しません(車内精算方式)。自動券売機などはなく、駅舎は待合室として使われています
トイレはありません。JR線の1番線ホームにトイレと多機能トイレがあります。
そして駅舎の先にはホームがあります。後方はJR線ホームです。
 
尚、銚子電鉄線・銚子駅の駅名標はありません(と記憶しています)。
 
 

銚子電鉄線の銚子駅は、JR線の2番線ホーム東側を切り欠いた場所に1面1線を有しています。東西方向にホームが延びています。
 
番線は設定されていません。左側の線路はJR線の1番線と2番線で、2線が合流した後に銚子電鉄線と合流します。但し、JR線と銚子電鉄線は架線電圧が違うので、理論上は複電圧車か気動車、ディーゼル機関車でないと直通できません。JR線とレールが繋がっているのは銚子駅構内配線の関係及び銚子電鉄の購入した車両搬入のためです(Wikipediaより)。
 
ホーム有効長は2両分で、ホーム幅は狭いです。上屋はなく、ベンチもありません(ベンチは駅舎内にあります)。
後方に駅舎とJR線ホームがあります。右側はJR線の3番線ホームです。3番線の右側にはJRの側線があります。
写真は外川方を望む。
 
 

外川方を望む。
左が銚子電鉄線で、右がJRの3番線です。
この先、JR線1番線と2番線が左から、JR線3番線とJRの側線が右から、それぞれ合流して1線に収束すると踏切を渡ります。その後はヤマサ醤油第二工場への専用線跡が左へ分かれ、こちらは右手の第一工場などヤマサ醤油の施設の中を東へ走ります。そして左へカーブして、右前方に仲ノ町車庫が見えてくると仲ノ町駅へと至ります。銚子駅~仲ノ町駅の駅間距離はわずか0.5kmですが、途中でカーブしているため仲ノ町駅を見る事はできません。
 
 

終端方を望む。車止めがあります。
ホームの先に銚子電鉄の駅舎とJRの簡易Suica改札機があります。
右側が2番線、左側が3番線で、2番線の右に1番線と駅舎があります。
前述の通り、駅舎を通らなくても左側を通ればJR線ホームへ移動可能です。
 
 
あとがき
私が銚子電気鉄道の銚子駅で下車(乗車)したのは2004年、2011年の計2度です。2004年は銚子電気鉄道線を乗りつぶした際に、2011年は銚子電気鉄道線の車窓風景を撮影した際に、それぞれ終着駅ゆえ必然的に下車(乗車)して、いずれも駅外に出ています。銚子電鉄の駅はJR駅構内を間借りしているような感じで、ホーム上に駅舎があります。欧風の駅舎ですが、経営難だからか手入れされておらず、痛々しい状態でした。
  
東京からですと東京駅総武地下ホームから総武本線特急『しおさい』に乗り終点下車すぐです。但し、『しおさい』は本数が少ないため、快速と普通の乗り継ぎでも到達できます。余裕で日帰り訪問可能です(最大滞在時間:14時間弱)。
一方、大阪からですと新大阪駅から東海道新幹線で東京駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。尚、東海道新幹線と総武線快速(横須賀線)との乗換は品川駅の方が楽です。若干タイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です(最大滞在時間:7時間少々)。
 
食料・飲料について、JR駅構内と駅前にコンビニがあります。一方、飲食店は数が少なく、チェーン店は駅前の「マクドナルド」と約450m北東の「ガスト」「モスバーガー」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
  
特に大阪からの到達難易度が高いですが、銚子電気鉄道線を乗り鉄の際は、銚子駅をスルーせずに、一度は駅を観察されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)