姫島駅【大阪府】(阪神本線。2020年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
大阪府大阪市西淀川区南東部の、淀川のほとりに広がる住宅街に位置する阪神本線の駅、
姫島駅 (ひめじまえき。Himejima Station) です。
 
 
駅名
姫島駅 (HS 05)
 
所在地
大阪府大阪市西淀川区 
 
乗車可能路線
阪神電気鉄道:本線  
 
隣の駅
大阪梅田方……淀川駅    
元町方…………千船駅  
 
訪問・撮影時
2020年10月
 
 

姫島駅は高架駅で、北側(元町方)の高架下1階に駅舎・改札口があります。
駅の北側(写真手前)では幹線道路・姫島通が東西方向に延びていて、右側で阪神本線をアンダーパスしています。
姫島通の南側の東西に出入口があります。出入口に段差はありません。
尚、駅前広場は出入口前一帯の歩行者用のスペースのみで、ロータリーは設置されていません。バス停留所は姫島通沿いに設けられています。
 
写真は事実上の東口です。南を望む。右側のガードの反対側に事実上の西口があります。
東口は高架下出入口の前に駅前広場があり、その周りには宝くじ売場、「阪急オアシス」(スーパー)、「松のや」(ファストフード店)があります。
 
 

こちらは東口側より出入口を望む。南西を向いて撮影。
高架下左側に駅舎・改札口があります。通路を奥へ進むと駅西側へ抜けられます。
 
 

東口駅前です。東北東を望む。奥に延びる道路は姫島通です。
右側に東口があり、後方にガードと西口があります。
駅周辺は住宅街になっていて、下町の雰囲気が出ています。姫島通沿いにはビルやマンションが立ち並んでいます。商店は一定数あります。
約1km北には西淀川区役所とJR東西線・御幣島駅(みてじまえき)があります。1997年に御幣島駅が開業した事により、姫島駅の乗降客数が大きく減少しました。しかし2014年以降は増加に転じています。
 
 

 

こちらは事実上の西口です。上写真は南東を、下写真は東を望む。
西口は阪神本線の高架橋(左)と阪神高速3号神戸線の高架橋(右)の間に延びる側道沿いに設けられています。
出入口には自転車の進入を防ぐバリケードがあるため、車いすで出入りできません。後方の姫島通へ迂回して東口へお回り下さい。
また、右側の阪神高速道路高架下には「姫島駅前センター街」という商業施設がありますが、なかなかディープな雰囲気が漂っています。
 
 

西口駅前です。姫島駅前交差点より西南西を望む。奥に延びる道路は姫島通です。
左側に西口があり、後方に阪神本線のガードと東口があります。
そして前方では阪神高速をアンダーパスしていて、左側高架下は「姫島駅前センター街」になっています。
駅西側も下町風の住宅街になっていて、商店が一定数見られます。東口側と比較してビルやマンションは少ない印象です。
約500m西、住宅街の中には姫嶋神社があります。「姫島」の地名の由来であると思われます。
そして線路と阪神高速の間の側道を300m少々南東へ進むと淀川河川敷に到達します。
また、姫島通をひたすら直進すると阪神なんば線の踏切に差し掛かります。踏切の前後で右折すると福駅に到達します(姫島駅から約1.6km)。
姫島駅と福駅の中間地点付近に居住している人は目的地別で乗降駅を選択できます(梅田方面…姫島駅、難波方面…福駅)。
 
 

 

高架下1階にある改札口です。上写真は南東を、下写真は東を望む。
後方に出入口があり、左が東口、右が西口です。
姫島駅は有人駅ですが、駅員不在時に備えて改札内外に乗車券確認用カメラ付きインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PiTaPa』等に対応の自動改札機が4通路あり、一番右が幅広通路です。左端には窓口があります(自動改札機との隙間は通り抜けられません)。
改札口の左手前には自動券売機があり、改札内には自動精算機があります(いずれもICカードチャージ可能)。
また、改札内にはトイレと多機能トイレがあります。
そして2階にある各ホームとの間は階段とエレベーターで結ばれています。階段には踊り場があり、そこで各ホームへと階段が分岐します。中2階踊り場には飲料自動販売機があります。
改札口の右後方(西口出入口前)には阪急阪神系の売店「アズナス exp-b」があります。改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

下り2番線ホームに設置されている吊下式駅名標です。電照式で、光源は不明です。
阪神の新デザインで、書体が特徴的です、
駅ナンバリングも表示されています (HS 05)。
下部には広告があります。
 
 

姫島駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、概ね南東~北西方向にホームが延びています。カーブ地点に駅があります。
左(東)が1番線で上り大阪梅田方面、右(西)が2番線で下り神戸三宮・元町方面です。
ホーム有効長は6両分ですが、現在当駅に発着する電車は全て4両編成です。各番線とも元町方(手前側)に停車します。
ホームドアは未設置です。ホーム幅は一定の広さが保たれており、端の方もさほど狭くないです。
上屋は全6両分に設置されています。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機、冷暖房完備の待合室が設置されています。
写真は1番線より大阪梅田方を望む。
 
 

1番線より大阪梅田方を望む。右側を阪神高速3号神戸線が並走しています。
この先、高架区間で住宅街の中を南南東へ走り、淀川橋梁に差し掛かります。橋梁中間付近で福島区に変わり、橋を渡り終えて左カーブが始まると淀川駅へと至ります。
 
 

1番線より元町方を望む。左側を阪神高速3号神戸線が並走しています。
この先、高架区間のまま左へカーブして、住宅街の中を西北西へ走ります。そして廃川となった大野川の川床に造られた大野川緑陰道路(遊歩道)を渡って淀川通をオーバーパスすると右へカーブしてここまで左側を完全並走していた阪神高速と離れます。その後は進路を北北西に変え、神崎川を渡ると千船駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が姫島駅で下車(乗車)したのは2020年の1度きりです。兵庫県の全駅を訪問する目的に関連して、兵庫県に近い駅なので下車しました。高架駅で、カーブしているのが印象的でした。駅前は下町の雰囲気が漂っていましたが、あまり雑然としていない印象でした。
 
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、東海道本線【JR京都線】に乗り換えて大阪駅下車。隣接する阪神の大阪梅田駅へと移動し、普通車(普通電車)に乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、梅田からですと阪神の大阪梅田駅から普通車(普通電車)に乗車して当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内改札外に売店がありますが、最寄りのコンビニは約250m北東の「ファミリーマート」になります。スーパーは駅前に「阪急オアシス」と「業務スーパー」があります。また、飲食店は数が少なく、チェーン店は駅前の「松のや」くらいです。あと、駅前にたこ焼き店「じゃんぼ総本店」があります。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
東京からの到達難易度もそう高くありません。阪神本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は姫島駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:阪神電気鉄道のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)