町屋駅【東京都】(京成本線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都荒川区中央部の市街地・町屋地区に位置する京成本線の駅で、都電荒川線【愛称:東京さくらトラム】や東京メトロ千代田線との乗換駅でもある
町屋駅 (まちやえき。Machiya Station) です。
 
 
駅名
町屋駅 (KS 04)
 
所在地
東京都荒川区
 
乗車可能路線・系統
京成電鉄:本線 
 
隣の駅
京成上野方……新三河島駅
成田空港方……千住大橋駅 
 
乗換可能駅
東京都交通局:都電荒川線【愛称:東京さくらトラム】……町屋駅前駅まで徒歩4分
東京メトロ:千代田線……町屋駅まで徒歩5分
 
訪問・撮影時
2018年9月
 
 

町屋駅のメインの出入口である西側の出入口です。東を望む。
町屋駅は1931年の開業時より高架駅で、高架下に駅舎があります。駅舎は東側へ通り抜け可能な構造です。
左側(北側)には都電荒川線【愛称:東京さくらトラム】が走っていて、駅舎左側で京成線が都電を跨いでいます。左後方に都電の町屋駅前駅があります。
また、右側には東京メトロ千代田線・町屋駅の2番出入口があります。
尚、町屋駅には自動車が乗り入れ可能な駅前広場は整備されておらず、出入口手前に歩行者用のスペースがあるのみです。バス停留所は西側(後方)を通る尾竹橋通り沿いの、都電との踏切より南側に設けられています。
 
 

駅前(西側)の様子です。後方に京成線の町屋駅があります。
右側には都電荒川線が走っており、前方に町屋駅前駅があります。左側の早稲田方面ホームは京成線側にスロープがありアクセスは容易ですが、右側の三ノ輪橋方面ホームは一旦尾竹橋通りまで出て踏切を渡らなければならないので注意が必要です。
左側には再開発ビル(手前から町屋ニュートーキョービル、センターまちやの順)が立ち並んでいて、町屋ニュートーキョービルには千代田線の2番出入口、センターまちやには千代田線の0番出入口があります。これらのビルの低層階には商店や飲食店が入居しています。
また、約100m先で都電と交差している尾竹橋通り沿いには商店街が形成されています。
都電以北や尾竹橋通り以西には住宅街が広がっています。
 
 

こちらは東側の出入口です。西を望む。
東側は駅のすぐ前に道路が並行していて、広場はありません。この道路は右側で都電と踏切で交差します。
出入口の右側にはコンビニ「ファミリーマート」があり、出入口は駅舎内にあります。そして出入口の左側には宝くじ売場(チャンスセンター)があります。
 
 

駅前(東側)の様子です。
後方に京成線の町屋駅があります。左側には都電荒川線が走っています。
駅の東側にも南方向(写真右奥)や南西方向(写真右。線路沿い)には商店街(町屋駅前東口商店会)が形成されています。
正面のマンションの低層階には荒川区の施設「荒川区立町屋文化センター はいから館」やダイエー系(イオン系)の食品スーパー「グルメシティ町屋店」などが入居しています。
東側も駅から離れると住宅街が広がっています。都営住宅(都営荒川七丁目仲道アパート)など集合住宅も多く見られます。
 
 

高架下にある改札口の様子です。南西(京成上野方)を望む。町屋駅の改札口はこの1ヶ所です。
右が西側出入口、左が東側出入口です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端の幅広通路沿いに窓口があります。
改札口の右手前(西側)には自動券売機が設置されています。
2階にあるホームとの間には階段、上りエスカレーター、エレベーターが設置されています。そのうち階段とESは中2階踊り場を経由します。中2階~2階の上りエスカレーターは平日のみ始発~10:00は下り運転となります。
1階のエレベーター乗り場手前に多機能トイレがあり、中2階踊り場に通常のトイレがあります。
また、背後(改札外)にはコンビニエンスストア「ファミリーマート」があります。
 
 

2番線ホームに設置されている駅名標です。吊下式で、真下に建植式の路線図・時刻表があります。
京成の新デザインで、中央の横線は京成本線のラインカラー(青)です。
駅ナンバリングも併記されています (KS 04)。
 
 

京成線の町屋駅は島式ホーム1面2線の高架構造で、南西~北東方向にホームが伸びています。
右(東)が1番線で上り日暮里・京成上野方面、左(西)が2番線で下り京成高砂・成田空港方面です。
ホーム幅は狭く、特に両端は狭すぎます。ホームドアは設置されていません。
有効長は8両分ありますが、実際に停車する営業列車は6両編成の普通列車が多く、8両編成の列車は一部のみです。
ホーム上屋はやや成田空港寄り(写真奥)の約4両分にしか設置されておらず、下車時に雨ざらしの箇所がありますのでご注意下さい。
各ホームには昭和の雰囲気が漂うFRP製ベンチ、飲料自動販売機、そして待合室(空調の有無は不明)が設置されています。
写真は成田空港方を望む。
 
 

日暮里方・京成上野方を望む。
この先、住宅街の中を高架区間で南西へ走り、地下を東京メトロ千代田線が通る尾竹橋通りをオーバーパスすると緩やかに右へカーブします。その後も高架区間のまましばらく走ると明治通りをオーバーパスする地点にホームが設けられている新三河島駅へと至ります。
 
 

成田空港方を望む。
ホーム先端部で都電荒川線をオーバークロスします。都電荒川線が1913年開業、京成本線が1931年開業で、後から開業した京成線が都電を跨ぐ形になっています。
この先、すぐに右へカーブして、その後もカーブの連続で三河島水再生センターや町屋斎場などを見ながら住宅街の中を東へ走ります。そして隅田川を渡ると足立区に入り、右へカーブして一旦地平区間になって住宅街の中を南西へ走りますが、すぐ高架区間に戻り、左へカーブすると千住大橋駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が京成線の町屋駅で下車(乗車)したのは2002年、2018年2度、2019年の計4度です。2002年と2019年は都電との乗換のため、2018年の1度は駅前のホテルに宿泊するため、それぞれ利用しました。そして2018年のもう1回は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車(乗車)しました。駅そのものは小さかったですが、乗降客はそこそこ多かったです。また都電の駅も千代田線の駅も至近距離にあり乗換は便利です。そして駅前には商店街があり、人通りが多い印象でした。
 
新宿駅からですと山手線外回りで日暮里駅まで行き、京成本線の成田空港方面普通電車に乗り換えて当駅下車です(優等列車は通過します)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅まで行き、山手線内回りまたは上野東京ライン経由の常磐快速線取手方面行き電車(緑帯)または土浦方面行き電車(青帯)に乗り換えて日暮里駅で下車します。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅近くにコンビニが複数あり、飲食店も駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。京成本線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は町屋駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:京成電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)