尾山台駅【東京都】(東急大井町線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都世田谷区南東部の多摩川にほど近い住宅街に位置する東急大井町線の駅で、駅の南北に商店街が延びている
尾山台駅 (おやまだいえき。Oyamadai Station) です。
 
 
駅名
尾山台駅 【副駅名?:東京都市大学世田谷キャンパス前】 (OM 12)
 
所在地
東京都世田谷区
 
乗車可能路線
東急電鉄:大井町線

 
隣の駅
大井町方……九品仏駅 (2020年6月8日更新予定)
溝の口方……等々力駅 
 
訪問・撮影時
2019年9月
 
 

尾山台駅は地平駅で、東西方向に線路が延びています。そして尾山台駅は上下線で駅舎が分離されています。
写真は踏切の南側にある駅舎(二子玉川 溝の口方面のりば)で、溝の口方面1番線ホームの西寄り(溝の口方)に駅舎・改札口があります。
南側駅舎は平屋建てのオープン構造で、左側が改札口、右奥が駅事務室となります。右手前にはテナント「新宿 とんかつ さぼてん」が入居しています。
左側(北)に線路・踏切があり、踏切の反対側には後述の北側駅舎(大井町方面のりば)があります。
ちなみに、改札内で1番線ホームと2番線ホームの間は移動できません。したがって、乗車時は行先によってどちらの駅舎・改札口から入場するのかを選択しなければなりません。
かつては構内踏切があったのか、昔から南北に駅舎が存在していたのか、いずれも不明です。
尚、尾山台駅には駅前広場が整備されていません。駅北側にバス停留所があります。
写真は大井町方を望む。
 
 

駅前(南側)の様子です。
踏切の先の左側に南側駅舎(二子玉川 溝の口方面のりば)が、手前左側に後述の北側駅舎(大井町方面のりば)があります。
南側に延びる駅前通り沿いには「ハッピーロード尾山台商店街」が形成されています。街路樹が印象的です。
駅から離れると住宅街が広がっています。
また、駅から約1.1km南には尾山台駅の事実上の副駅名となっている「東京都市大学世田谷キャンパス」があります。
そして、駅から約1.3km南下すると多摩川の河川敷に到達します。
 
 

南側駅舎(1番線二子玉川 溝の口方面のりば)の改札の様子です。東を望む。背後に出入口があります。
前述の通り1番線溝の口方面ホームとしかつながっていません。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり、右端に窓口兼有人通路があります。
また、窓口前には駅員不在時に備えてインターホンが改札内外に設置されています。
改札口の右手前には自動券売機があります。改札内には自動精算機(ICカードチャージ可能)があります。
通常のトイレは改札内にありますが、多機能トイレは反対側の2番線ホームにしか設置されておらず、ご利用の際は駅員にその旨を説明する必要があります。
そして改札口とホームの間は高低差がありますが、スロープで解消していてバリアフリーに対応しています。
尚、尾山台駅構内に売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

こちらは大井町方面2番線ホームの西側・溝の口方に位置する北側駅舎(大井町方面のりば)です。踏切の右側(南側)には溝の口方面1番線ホームに面した南側駅舎(二子玉川 溝の口方面のりば)があります。
駅舎は平屋建てで、結構大きいです。テナントが入居するスペースはありません。
 
 

駅前(北側)の様子です。
踏切の先の右側に北側駅舎(大井町方面のりば)が、手前右側に南側駅舎(二子玉川 溝の口方面のりば)があります。
北方向に延びる駅前通り沿いには「尾山台北口商店街」が形成されていますが、南側と比較してやや殺風景な印象です。
こちら側も駅から離れると住宅街になりますが、駅の南北ともども全体的に道路は狭いものの碁盤の目状の道路割になっており整然とした印象です。
 
 

北側駅舎(2番線大井町方面のりば)の改札の様子です。東を望む。背後に出入口があります。
前述の通り2番線大井町方面ホームとしかつながっていません。
こちらは駅員無配置で、窓口付近にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり、左端にインターホンがあります。
改札口の左手前には自動券売機があります。改札内には自動精算機(ICカードチャージ可能)があります。
トイレ・多機能トイレは改札内に設置されています。
そして改札口とホームの間の高低差はスロープで解消しています。
尚、正面(改札内)には売店跡らしき構造物があります。
 
 

吊下式の駅名標です。電照式と思われます。
東急の標準デザインで、大井町線のラインカラー(橙色)が使用されています。
駅ナンバリングも併記されています (OM 12)。
また、駅名標の上部には事実上の副駅名である「東京都市大学世田谷キャンパス前」の施設看板が設置されています。
 
 

尾山台駅は相対式ホーム2面2線の地平構造で、東南東方向~西北西方向にホームが延びています。
右(南)が1番線で下り二子玉川方面・溝の口方面、左(北)が2番線で上り自由が丘方面・大井町方面です。
ホーム有効長は5両分少々ありますが、大井町方(写真奥)の先端部は柵で仕切られ立入できません。ホームドアが設置されています。
上屋は溝の口寄り(手前方)の3両弱分に設置されていて、大型で屋根が高いです。大井町方の2両強分は雨ざらしとなっています。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機、冷暖房完備の待合室が設置されています。
そして各番線とも背後に駅舎・改札口があります。
写真は1番線ホームより大井町方を望む。
 
 

大井町方を望む。列車が停車しないホーム先端部は柵で仕切られ立入禁止になっています。
この先、住宅街の中を東南東へ走り、やがて左へカーブすると九品仏駅へと至ります。
 
 

二子玉川方・溝の口方を望む。各ホーム終端部に駅舎・改札口があり、その先に駅前道路との踏切があります。
この先、住宅街の中を一直線に西北西へ走り、目黒通りをアンダーパスすると東京23区内で唯一の自然の渓谷である「等々力渓谷」への最寄駅である等々力駅へと至ります。
尚、等々力駅との距離は約500mと近く、肉眼で等々力駅を確認できます。
 
 
あとがき
私が尾山台駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。これといったランドマークがない普通の駅ですが、駅の南北に商店街が形成されていて、意外と(?)賑わっていた事に驚きました。これまで小駅だと思い込んでいた事を反省しました。ありましたらもっと時間をかけて歩いてみたいですね。
 
新宿からですと新宿三丁目駅から東京メトロ副都心線~東急東横線直通列車に乗り、自由が丘駅で下車します。そして東急大井町線の溝の口行き各駅停車に乗り換えて当駅下車です(急行は通過します)。または新宿駅から山手線で渋谷駅まで行き、東急東横線に乗り換えて上記と同じルート、あるいは渋谷駅で東急田園都市線に乗り換えて、さらに二子玉川駅で大井町線の大井町行き各停に乗り換えるルートもあります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅まで行き、京浜東北線南行に乗り換えて大井町駅で下車します。そして東急大井町線の各停・溝の口行き(種別色は青でも緑でもOK)に乗り継いで当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅近くにコンビニが複数あり、スーパーは駅北側に「スーパーオオゼキ」があります。一方、駅前に気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は「松屋」「日高屋」「ドトールコーヒーショップ」くらいです。また、駅南側にはカフェが多く見られます。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東急大井町線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は尾山台駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東急電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)