西日暮里駅【東京都】(日暮里・舎人ライナー。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都荒川区南西部の市街地に位置する日暮里・舎人ライナーのサブターミナルと言える駅で、東京メトロ千代田線やJR山手線・京浜東北線との乗換駅である
西日暮里駅 (にしにっぽりえき。Nishi-nippori Station) です。
 
尚、東京メトロおよびJR東日本の西日暮里駅につきましては後日UP予定です。

JR線の西日暮里駅の記事はこちら

東京メトロ千代田線の西日暮里駅の記事はこちら
 
 
駅名
西日暮里駅 (NT 02)
 
所在地
東京都荒川区
 
乗車可能路線
東京都交通局:日暮里・舎人ライナー
 
隣の駅
日暮里方………………日暮里駅
見沼代親水公園方……赤土小学校前駅

 

乗換可能駅
東京メトロ:千代田線………………西日暮里駅まで徒歩7分
JR東日本:山手線京浜東北線……西日暮里駅まで徒歩8分
 
訪問・撮影時
2018年12月
 
 

西日暮里駅は日暮里・舎人ライナーの他駅と同じく高架駅で、日暮里・舎人ライナーに並行して南北に通る都道58号線(尾久橋通り)の中央分離帯上に駅があります。駅舎は2階でホームが3階なのも他の駅と同様です。東西にエレベーター併設の出入口があります。そして南方向(写真右手前)の線路高架下にデッキが延びていて、東京メトロ千代田線が地下を通る道灌山通り(都道457号線)の南側で地平へと至りますが、尾久橋通り西側のメトロ・JR線連絡口にはエレベーターが併設されています。また、駅前広場はありませんが、写真左側のそれらしきスペースは駅前広場ではなく尾久橋通りの側道です。この先(西日暮里駅北方)で尾久橋通りの本道は田端貨物線をアンダーパスします。
写真は南西より撮影。
 
 

東京メトロ千代田線やJR線との乗換に便利なメトロ・JR線連絡口です。東を望む。
尾久橋通りと道灌山通りが交差する西日暮里五丁目交差点の南西側、道灌山通りの南側歩道にあります。
出入口の左前方に西日暮里五丁目交差点があります。背後には日暮里・舎人ライナー駅へのデッキとを結ぶエレベーターがあり、右側には千代田線駅の2番出入口があります。そして背後方向(西側)へ約100mの場所にはJRの西日暮里駅があります。
また、西日暮里交差点の前方右側には南口があり、そちらも隣に千代田線駅の3番出入口があります。
この付近は市街地でビルが立ち並んでおり、商店や飲食店も多いです。詳細は千代田線駅の項で紹介いたします。
 
 

西日暮里五丁目交差点北西側より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は尾久橋通りで、上空を日暮里・舎人ライナーが通っていて背後に西日暮里駅があります。
右(西)~左(東)の道路は道灌山通りで、地下を千代田線が通っていて右側に西日暮里駅があります。
交差点の先、右側にメトロ・JR線連絡口が、左側に南口があります。両出入口からのデッキが日暮里・舎人ライナーの下層に設置されており、背後方向にある西日暮里駅へと続いています。
この先、日暮里・舎人ライナーと尾久橋通りは京成本線、常磐線と立て続けに交差しますが、両路線には西日暮里の地に駅がありません。
 
 

西口前より西を望む。背後の左右方向に西日暮里駅があります。
道灌山通りの1本北側の道路なのですが、全然違う光景になっています。道灌山通り沿いと違い華やかさは見られません。
突き当たりの先には山手線や東北新幹線などJR線が横切っており、尾久橋通りとJR線に挟まれた狭い場所には住宅は少なく中小のビルが立ち並んでいます。
 
 

こちらは東口前より東を望む。背後の左右方向に西日暮里駅があります。
すぐ先を京成本線の高架橋が横切っています。少し左側には田端貨物線が地平を東西方向に通っています。
東口駅前もビル街ですが、商店は少ないです。こちらは駅から離れると住宅街が広がります。
また、駅の北側、田端貨物線の北側にも住宅街が広がっています。
 
 

2階にある改札口の様子です。右が東口、左が西口、そして背後にはデッキがあり南口、メトロ・JR線連絡口に通じています。
西日暮里駅は開業当初こそ無人駅でしたが、利用客が多いからか有人化されました。無人駅時代の名残で(?)インターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が他の駅より多く設置されていて、右端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機が、改札内には自動精算機が設置されています。
トイレ、だれでもトイレは改札内にあります。
改札階とホーム階(3階)との間は階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターで結ばれています。ホーム階との間には踊り場があります。
尚、西日暮里駅構内に売店・コンビニはありません。写真左背後(改札外)に飲料自動販売機が設置されています。
 
 

西日暮里駅の駅名標です。
日暮里・舎人ライナーの駅名標はホームドアの上部にあります。
横長のタイプで、駅ナンバリングが併記されています (NT 02)。
 
 

西日暮里駅は5両対応の島式ホーム1面2線の構造です。フルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。
乗降客が多い事から他の駅よりホーム幅が広いです。
他の駅より天井も高く、広々としています。ホーム全体が採光タイプの屋根に覆われていて、ホームが明るい空間になっています。
右が1番線で見沼代親水公園方面、左が2番線で日暮里方面です。ホーム上にはベンチが設置されています。
写真は日暮里方を望む。
 
 

日暮里方を望む。終点近くとは違い、完全に都会的な風景です。
この先、すぐに左へカーブして道灌山通りを越え、尾久橋通りの中央分離帯上を南東へ走ります。京成本線と常磐線を続けてオーバークロスして(尾久橋通りはアンダーパスして)市街地の中を進み、やがて電車が減速して右へカーブすると、ほどなくして終点(起点駅)の日暮里駅へと至ります。JR山手線、京浜東北線、常磐快速線、京成本線と乗換可能です。
 
 

見沼代親水公園方を望む。2013年撮影。
こちらも尾久橋通りの中央分離帯上を北上します。JR田端貨物線をオーバーパス(尾久橋通りはアンダーパス)した後は沿線にビルやマンションが立ち並ぶ中を一直線に北へ走り、赤土小学校前駅へと至ります。
赤土小学校前駅までの距離は1.0kmありますが、一直線で見通しが良く肉眼で赤土小学校前駅を確認できます。視力の良い人はさらに1駅先の熊野前駅まで見渡せます。
 
 
あとがき
私が日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前は市街地で人通りも多いですが、国鉄(当時)と営団(当時)の駅が開業したのが昭和40年代と比較的新しいためか市街地は古くなく、やや賑やかさに欠ける印象でした。
 
新宿駅からですと山手線外回り電車で西日暮里駅まで移動し、東口を出て3~4分で到達できます。日暮里・舎人ライナーで現地入りされたい場合は日暮里駅下車・舎人ライナーに乗換で、1駅目で下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車。山手線内回りに乗り換えて西日暮里駅まで移動し、東口より徒歩3~4分。または日暮里駅下車・舎人ライナーに乗換の上1駅目で下車です。尚、京浜東北線は昼間帯に全列車快速運転となり、日暮里駅と西日暮里駅を通過するので要注意です。また、上野東京ライン経由常磐線の快速列車は日暮里駅に停車するので利用できますが、本数はさほど多くありません。そして上野東京ライン経由宇都宮線、高崎線の列車は日暮里駅に停車しないので注意が必要です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、コンビニは駅前に複数あり、飲食店もチェーン店を含めて多数あります。チェーン店は「吉野家」「松屋」「マクドナルド」「ココイチ」「日高屋」「餃子の王将」「ガスト」があります。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。日暮里・舎人ライナーを乗り鉄の際は、ぜひ一度は西日暮里駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)