牛田駅【東京都】(東武スカイツリーライン。2018年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都足立区南部の、隅田川と荒川に挟まれた千住地区南東端の住宅街に位置する東武伊勢崎線【愛称:東武スカイツリーライン】の駅で、南側すぐの場所に京成本線の京成関屋駅があり、乗換駅としても機能している
牛田駅 (うしだえき。Ushida Station) です。
 
 
駅名
牛田駅 (TS 08)
 
所在地
東京都足立区
 
乗車可能路線・系統
東武鉄道:伊勢崎線【愛称:東武スカイツリーライン】
 
隣の駅
浅草方……………………………堀切駅
東武動物公園方・伊勢崎方……北千住駅 
 
乗換可能駅
京成電鉄:本線……京成関屋駅まで徒歩3分
 
訪問・撮影時
2017年~2018年
 
 

牛田駅の駅舎です。牛田駅は地平駅で、南側の伊勢崎方(西方)に一部2階建ての駅舎があります。2階は業務用と思われます。
尚、駅前広場は存在しません。背後に京成関屋駅があります。
 
 

駅前(南側)を望む。背後に牛田駅の駅舎があります。
幅員の狭い道路を挟んですぐ先に高架駅の京成関屋駅があります。両駅の改札から改札まで1分以内で行ける距離ですが、手前の横断歩道には信号機がありませんので横断時は注意が必要です。
両駅間を通行する人(乗換客など)は多く、沿道にはコンビニや蕎麦屋があり、左手前には「マクドナルド」もあります。
そして、京成関屋駅の先(南側)に墨堤通り(都道461号線)が通っていて、歩道にバス停留所が設けられています。
 
 

駅前(東側)を望む。左側に牛田駅の駅舎があり、右側に京成関屋駅があります。
周辺は住宅街となっています。駅前通りには商店が点在していますが数は少ないです。左手は「マクドナルド」です。
また、北東へ約450mの東武線北側には足立区立柳原千草園があります。
 
 

駅前(西側)を望む。右側に牛田駅が、左側に京成関屋駅があります。
駅前通りはすぐ先で墨堤通りと合流します。
周辺は住宅街です。駅の北側や北西側は北千住駅前から続く住宅街で、牛田駅から北千住駅東口(電大口)までの距離は約1kmと徒歩圏内です。
また、駅の南西方徒歩約5分の京成線南側にスポーツ総合施設「アメージングスクエア」があります。1987年に巨大迷路がメインの遊園地としてオープンし、遊園地は2000年に閉園し、現在はスケートパーク、フットサルコート、レーシングカートサーキット、バッティングセンター・釣り堀・ゲームセンターの各施設がそれぞれ個別に営業しています。
 
 

駅舎内にある改札口の様子です。東武動物公園方面1番線ホームに面しています。
牛田駅の改札口はこの1ヶ所です。背後に駅出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が5台並んでいて、左端に窓口があります。
改札口の左手前(雨どいの左側)には出入口に面して自動券売機が設置されています。
トイレ、多機能トイレは改札内、1番線ホーム右側(浅草方)にあります。
改札口と1番線の段差は階段とエレベーターで解消しています。そして2番線とは階段は地下道で、エレベーターは専用の跨線橋で結ばれています。
尚、駅構内に売店・コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

1番線ホーム側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
東武標準のデザインで、矢印部分に東武スカイツリーラインのラインカラー(オレンジと青)が表示されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (TS 08)。
そして駅名標の下には路線図と時刻表が掲示されています。
 
 

牛田駅は相対式ホーム2面2線の地平構造で、東西方向にホームが延びています。
右(南)が1番線で下り北千住・東武動物公園方面、左(北)が2番線で上り浅草・東京メトロ半蔵門線方面です。
ホーム幅は狭いです。また、1番線と2番線のホーム位置が若干ずれて設置されています。
有効長は10両分ですが、10両編成で運転される半蔵門線直通電車は全て当駅を通過します。当駅に停車する普通列車は大半が6両編成で、一部8両編成の列車があるのみです。
ホーム上屋は1番線が伊勢崎方(手前側)の、2番線がホーム中央の、それぞれ6両分にのみ設置されています。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機があり、そして1番線のみトイレ・多機能トイレと冷暖房完備の待合室も設置されています。
そして伊勢崎寄りには1番線・改札口と2番線を結ぶ地下道とエレベーター専用跨線橋があります。写真右側の階段下には改札口があります。
写真は浅草方を望む。
 
 

2番線より浅草方を望む。
この先、すぐに右へカーブして京成本線をアンダークロスします。その後も右カーブで住宅街の中を走り、堀切駅へと至ります。浅草方は左から迫る荒川の土手に寄り添う形になります。
 
 

1番線より東武動物公園方・伊勢崎方を望む。
すぐ先で上下線の間隔が開き、その間に北千住駅から続く留置線が3本配置されています。
牛田駅を発車後、すぐに右へカーブして針路を北へと変えていきます。途中、留置線からの線路が上下線間を並走しますが、この場所(写真右奥)にかつて中千住駅があり、浅草方の京成本線南側にあった千住貨物駅へ向かう千住線(伊勢崎線貨物支線)が当駅より分岐していました。駅としては1953年に廃止されましたが、その後も中千住信号所、千住分岐点と名を変えながら営業が続きましたが、1987年に千住線廃止に伴い千住分岐点も廃止されました。広い構内が当時の面影をとどめています。
その後もカーブが続き、大踏切通りと交差した直後にカーブが終わると左から接近してきた東京メトロ日比谷線が高架で上空を走るようになり、それと同時に常磐快速線と「つくばエクスプレス」が左側(西側)を並走して北上するようになると本線系統最大のターミナル駅である北千住駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が東武線の牛田駅で下車(乗車)したのは2017年、2018年2度の計3回です。いずれも京成本線との乗換のために利用したのですが、全訪問機会とも実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車(乗車)しました。23区内にある駅とは思えないほど閑静な雰囲気の駅でした。駅前は小規模な市街地で、やはり京成線との乗換客が多い印象でした。
 
新宿駅からですと山手線外回りで日暮里駅まで行き、常磐快速線の取手方面行き快速電車(緑帯、青帯どちらもOK)に乗り換えて北千住駅下車です。そして東武の北千住駅1階浅草方面ホームへ移動して、普通・浅草行きに乗車して1駅目で下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅まで行き、上野東京ライン直通の常磐快速線取手方面行き電車(緑帯)または土浦方面行き電車(青帯)に乗り換えて北千住駅で下車します。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが1軒あります。一方、駅前に気軽に入れる飲食店はほとんどなく、チェーン店は「マクドナルド」「松屋」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東武スカイツリーラインを乗り鉄される際は、ぜひ一度は牛田駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)