勝どき駅【東京都】(都営大江戸線。2018年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都中央区南部の隅田川沿いに広がる埋立地・勝どき地区にある都営大江戸線の駅で、近年は再開発が進み住宅を含む高層ビルが増加し、それに伴い乗降客もうなぎのぼりとなっている、
勝どき駅 (かちどきえき。Kachidoki Station) です。
 
 
駅名
勝どき駅 (E 17)
 
所在地
東京都中央区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】 
 
隣の駅
両国方・都庁前方……月島駅
大門方・光が丘方……築地市場駅 
 
訪問・撮影時
2019年9月
 
 

勝どき駅前交差点より南西方を望む。
手前~奥の道路は月島地区~勝どき地区を縦貫する清澄通り(交差点から手前は都道463号)で、その地下を都営大江戸線が通っていて勝どき駅もあります。
そして右(北西)~左(南東)の道路は晴海通り(都道304号線)で、右側に勝鬨橋(かちどきばし)があります。
 
手前右側にあるビル「勝どきサンスクェア」1階にA1出入口が、手前左側の清澄通り歩道にA2a出入口(南西側。階段のみ)とA2b出入口(北東側。上下方向エスカレーターのみ。但し地下通路内で階段のみの段差あり)が、交差点の先の左側の清澄通り歩道にはA3a出入口(南西側。階段のみ)とA3b出入口(北東側。上下方向エスカレーターで改札階に直結)が、交差点の先の右側、高層ビルの「勝どきビュータワー」敷地内にA4a出入口(階段と上下方向エスカレーター)が、その横の清澄通り歩道上にA4b出入口(エレベーター専用)があります。
尚、A2出入口は平日朝の混雑が激しく、平日7:00~10:00はA2a出入口が下り専用(入口専用)、A2b出入口が上り専用(出口専用)となっています。その際、A2b出入口のエスカレーターは2基とも上り運転になります。
 
勝どき駅前交差点の南西方は勝どき地区の中心部で、清澄通り沿いを中心にビル街となっていて商店も多いです。近年は再開発によりタワーマンションなどの高層ビルが増加しています。
一方、路地を入ると古くからの住宅街も一部残っています。そして南西方へ進んだ先の豊海町は完全に港湾地区で、倉庫街になっています。
 
 

そして、勝どき駅前交差点の西側には高層ビル「勝どきビュータワー」があります。
低層階に商業施設などがあり、高層階がタワーマンションになっている複合高層ビルで、敷地内にA4a出入口があります。
「勝どきビュータワー」の左側(南西方)の隣には月島第二児童公園があり、住民の憩いの場となっています。
 
 

勝どき駅の南側にあるA3a出入口です。北東を望む。左側は清澄通りです。
平成のデザインをした新しい感じの出入口です。
A3a出入口は階段のみですが、少し先には上下方向エスカレーター専用のA3b出入口があります。
さらに先に勝どき駅前交差点があります。
 
 

勝どき駅前交差点より北東方を望む。
手前~奥の道路は清澄通りで、その地下に勝どき駅があります。
交差する左(北西)~右(南東)の道路は晴海通りで、左側に勝鬨橋があります。
交差点の右手前にはA3a、A3b出入口が、左手前にはA4a、A4b出入口があり、交差点の先の左側にある「勝どきサンスクエア」1階にA1出入口が、交差点の先の右側にA2a、A2b出入口があります。
 
交差点の少し先で月島川が流れており、その先は月島地区になります。
駅北東側の清澄通り沿いもビル街になっています。こちら側には商店は少ないです。
 
 

勝どき駅前交差点より南東方を望む。
手前~奥の道路は晴海通りで、交差する左(北東)~右(南西)の道路は清澄通りです。
交差点の手前左にA1出入口が、手前右にA4a、A4b出入口があり、交差点の先の左側にA2a、A2b出入口が、先の右側にA3a、A3b出入口があります。
 
勝どき駅前交差点の南東方、晴海通り沿いにもビルやマンションが立ち並んでいまが、路地を入ると昔ながらの住宅街も一部残っています。
そして晴海通りを進むと隅田川派川を渡り、その先は晴海地区になります。以前の晴海地区は工場や倉庫が多く、東京都港湾局専用線(貨物線)も通っていました。東京湾に近い南西部には東京ビッグサイトの前身となる「東京国際見本市会場」もあり、東京モーターショーやコミックマーケット(コミケ)も晴海で開催されていました。その後、1996年に「東京国際見本市会場」は東京ビッグサイト開場に伴い閉場となり、晴海地区も急速に再開発が進んでタワーマンションが何棟も建ち、2001年には複合商業施設「晴海アイランドトリトンスクエア」もオープンしました(勝どき駅A2出入口から南東へ約400m)。そして「東京国際見本市会場」跡地の一部には東京都清掃工場が建設され、残りの用地には2020年東京オリンピックの選手村になります。
 
 

勝どき駅前交差点より北西方を望む。
手前~奥の道路は晴海通りで、交差する右(北東)~左(南西)の道路は清澄通りです。
交差点の手前右にA2a、A2b出入口が、手前左にA3a、A3b出入口があり、交差点の先の右側にある「勝どきサンスクェア」1階にA1出入口が、先の左側の「勝どきビュータワー」敷地内にA4a出入口が、手前の清澄通り歩道にA4b出入口があります。
 
勝どき駅前交差点の北西方、晴海通り沿いにはとりわけタワーマンションなどの高層ビルが多い印象です。
約300m進むと勝鬨橋で隅田川を渡り、その先は築地地区になります。築地市場は2018年に閉場となりましたが、築地場外市場は現在も賑わいが続いており、当駅から約800m先と意外に近いです。
 
 

勝どき駅の北口に相当する晴海トリトンスクエア方面改札です。地下2階にあります。
左手前にA1、A2a、A2b出入口が、右奥に新島橋方面改札とA3a、A3b、A4a、A4b(EV専用)の各出入口への地下通路があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ・だれでもトイレは改札内にあります。
そして改札階と地下3階の各ホームとの間には2019年12月時点で階段、エスカレーター(大門方面ホームからの上りのみ)が設置されています。両国方面ホームとを結ぶエスカレーターは工事のため閉鎖中です。ちなみに改札内エレベーターは新島橋方面改札側にしかありません。改札内コンコースはそれぞれ独立していますので、エレベーターご利用の際は改札外地下通路を通り新島橋方面改札へ回る必要があります。
尚、勝どき駅構内には売店・コンビニが存在しません。ご注意下さい。
 
 

勝どき駅の南口に相当する新島橋方面改札です。地下2階にあります。
背後にA4a出入口が、左側に晴海トリトンスクエア方面改札とにA1、A2a、A2b、A3a、A3b、A4b(EV専用)の各出入口への地下通路があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ・だれでもトイレは改札内にあります。
そして改札階と地下3階の各ホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
尚、前述のように改札内コンコースは晴海トリトンスクエア方面改札側とは同フロアでつながっていません。
 
 

1番線と2番線を仕切る柵に設置されている2番線側の駅名標です。電照式です。
都営地下鉄の標準デザインで、上下に都営大江戸線のラインカラー(マゼンタ)が表示されています。
駅ナンバリングも表示されています (E 17)。
そして駅名標の下部には列車接近表示灯があります。
 
 

開業当初の勝どき駅は島式ホーム1面2線の構造でしたが、乗客増に対応すべく南東側に大門方面ホームを新設し、2019年に単式ホーム2面2線の構造となりました。北東方向~南西方向にホームが延びており、地下3階にあります。
ちなみに都営大江戸線はコストの関係で小型車体の車両を使用していて、それに伴いホームの天井も低いです。
左ホーム(北西方)が1番線(内回り両国・飯田橋方面)、柵を挟んで右ホーム(南東方)が2番線(外回り大門・六本木方面)の順です。
各番線ともホームドアが設置されています。1番線ホーム右側の旧2番線ホームと外回り線の間にもホームドアがありましたが、2番線の移転後はホームドアが撤去されて柵に変更されました。
各番線とも有効長は8両分です。各ホームにはベンチが設置されており、1番線には「東京水」が飲める冷水器もあります。
写真は1番線より両国方を望む。
 
 

こちらは2019年に新設された2番線ホーム(外回り大門・光が丘方面)より両国・都庁前方を望む。
新2番線ホームの使用開始によりホームの混雑は緩和されました。
左側にある柵の向こう側は1番線です。
 
両国・都庁前方面はこの先、清澄通りの地下を北東へ走ります。月島川をくぐり、月島地区の市街地を進むともんじゃ焼きで有名な街にあり東京メトロ有楽町線との乗換駅でもある月島駅へと至ります。
 
一方、大門・光が丘方面はこの先、右へカーブして清澄通りの地下を離れ、新月島川に沿って北西へ走ります。そして隅田川をくぐり、旧築地市場の地下を北西へ走ると築地市場駅へと至ります。尚、2018年に豊洲市場の開場に伴い築地市場は閉場となりましたが、駅名は「築地市場」のままで変更されていません。
 
 
あとがき
私が勝どき駅で下車(乗車)したのは2018年と2019年の計2度です。2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しましたが、ホームが島式ホーム1面2線から単式ホーム2面2線への増設工事中で、かつ地上も工事だらけで物々しい雰囲気だったので、翌2019年9月にリベンジ訪問しました。構内は一部工事中でしたが、ホームは2面2線化されていました。駅前は再開発が進行しており、古い街並みと新しい街並みが共存していました。
  
新宿からですと新宿駅から都営大江戸線の六本木・大門方面(内回り)に乗り当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。山手線内回りor京浜東北線北行に乗り換えて浜松町駅で下車します。そして隣接する都営地下鉄大門駅から都営大江戸線両国方面(内回り)に乗車して当駅下車です。新橋駅から徒歩で汐留駅へ移動してもOKです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前に複数のコンビニがあります。一方、駅前には気軽に入れる飲食店が少な目で、ファストフード店は丼ぶり系の店舗が多いです。また、駅の南東約400mの場所にある商業施設「晴海トリトンスクエア」内にチェーン店を含めて多数あります。時間に余裕があれば事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営大江戸線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は勝どき駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、東京の橋、地理院地図、Google地図、Wikipedia)