大久保駅【東京都】(中央・総武緩行線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都新宿区西部の市街地に位置する中央・総武緩行線(中央総武線各駅停車)の駅で、韓国をはじめ近年はアジア諸国やイスラム諸国の店舗も増えている新大久保も至近距離にある、
大久保駅 (おおくぼえき。Okubo Station) です。
 
 
駅名
大久保駅 (JB 09)
 
所在地
東京都新宿区
 
乗車可能路線
JR東日本:中央・総武緩行線 (正式には中央本線)
 
隣の駅
三鷹方…………東中野駅
御茶ノ水方……新宿駅 
 
訪問・撮影時
2019年7月
 
 

大久保駅の北口です。東を望む。大久保駅は高架駅で、南東~北西方向のカーブ上に駅が設置されています。
手前(西)~奥(東)の道路は大久保通り(都道433号線)で、大久保通り南側に面した高架下に北口駅舎があり、北側に開口しています。
尚、大久保駅には駅前広場は整備されておらず、北口西側の大久保通り上にバス停留所が設けられています。
そして高架下には「ロッテリア」がありますが、韓国ロッテリアのメニューは置いていないようです。
 
 

また、北口は西側にも出入口があります(見づらいですが…)。

道路は狭いですが、こちら側にも市街地が広がっています。
 
 

北口駅前(西側)の様子です。背後に中央線のガードと北口があります。
大久保通り沿いには雑居ビルが多く商店街が形成されていますが、新大久保駅前よりは閑散とした印象です。
右前方には再開発によるオフィスビル「ハンドレッドサーカスイーストタワー」があります。
また、駅を離れると住宅街が広がっています。専門学校も多く立地しています。
 
 

北口駅前(東側)の様子です。背後に中央線のガードと北口があります。
こちらも大久保通り沿いには雑居ビルが立ち並び、商店街が形成されています。駅東側は百人町で、楽器店が多い事で有名です。アジア各国の民族料理店も多く立地しています
この大久保通りを300mほど東へ歩くと山手線の新大久保駅があります。新大久保駅の東側がコリアタウンの商店街中心になります。
また、駅東側一帯の百人町は、東隣の大久保地区と合わせて日本最大のコリアタウンと言われています。近年は韓国以外の外国人居住者も増加しています。
駅から離れると百人町の住宅街が広がっています。
 
 

北口改札の様子です。高架下1階にあります。天井の明かり取り窓のステンドグラスが印象的です。
背後に出入口と大久保通りがあり、左手に西側出入口があります。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端には有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機と指定席券売機がありますが、『みどりの窓口』はありません。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
高架にあるホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
また、改札口の左手前(改札外)にはJR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」があります。
 
 

こちらは南口(西側)です。高架下に駅舎があり、出入口はトンネル状になっています。
駅舎へのトンネルは東側へ抜けられる構造になっています。東側は住宅街になっていて、新大久保方面へ抜けられます。
駅前道路は狭く、南口の東西ともに駅前広場が設置されていません。
また、線路沿いの道路を写真奥(北西方)に200m少々進むと北口へ抜けられます。
 
 

南口(西側)駅前の様子です。南を望む。
周辺は居酒屋など飲食店が多く、歓楽街になっています。周辺道路は狭いです。
ちなみに二股になっている道路ですが、どちらの道路も道なりに進むと1kmほどで新宿駅西口に到達できます。
また、高架橋には壁画が描かれており、近くに所在する日本電子専門学校の有志一同により数年ごとに描かれているとの事です。
 
 

南口改札の様子です。高架下1階にあります。左が西側出入口、右が東側出入口です。
駅員無配置で、代わりにインターホンが設置されています。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が4通路あり、右端にインターホン対応通路があります。
改札口の右手前には自動券売機がありますが、指定席券売機と『みどりの窓口』はありません。
また南口側にはトイレ、多機能トイレは設置されておらず、売店・コンビニもありません。
さらに高架のホームとの間には階段しかなく、バリアフリー非対応です。ご注意下さい。
 
 

吊下式の駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。他にバックライトが蛍光灯の駅名標もあります。
JR東日本の標準デザインで、中央総武線各駅停車のラインカラー(黄色)が表示されています。
そして駅ナンバリングも併記されています (JB 09)。
また、特定都区市内制度における「東京都区内」に属する駅で、右上に「区」が表示されています。
 
 

大久保駅は島式ホーム1面2線の高架構造で、中央緩行線のみにホームがあります。ホームはカーブしています。
左側(北東側)には中央線快速の複線が並走していますが、ホームはありません。
ホームは10両対応です。上屋は全10両分に設置されています。
右が1番線(西行・三鷹方面)、左が2番線(東行・御茶ノ水、千葉方面)の順です。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
三鷹方(背後)のホーム端には北口への階段、ES、EVが、ホーム御茶ノ水寄り(写真奥)には南口への階段があります。
写真は御茶ノ水方を望む。
 
 

御茶ノ水方を望む。
右の複線が中央総武緩行線、左の複線が中央快速線です。前方には山手線の線路も遠望できます。
この先、高架複々線のまま右へカーブして市街地を走り、職安通り(都道302号)をオーバーパスすると山手線が左から寄り添い、快速線と緩行線東行線をオーバークロスして緩行線の東行線と西行線の間に入ります。そして左手に西武新宿駅を見て青梅街道をオーバーパスすると(新宿大ガード)、ターミナル駅である新宿駅へと至ります。
 
 

三鷹方を望む。ホーム端に北口へのエレベーターと階段が設置されています。
右2線が緩行線、左2線が快速線の順です。
この先、高架複々線での左カーブが続いて住宅街の中を北西方向へ走り、やがて神田川を渡って中野区に入ります。そしてすぐにカーブが終わり、東中野駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が大久保駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は新宿駅の隣駅とは思えないほどレトロな雰囲気でした。また、駅前には韓国や中国などの店舗が見られましたが、新大久保駅前と比較して人通りは少ない印象でした。
 
新宿からですと中央・総武緩行線の西行に乗り、1駅目で下車。行先は中野、三鷹のどちらでもOKです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車し、山手線外回り(渋谷方面)に乗り換えます。さらに新宿駅で同じホーム反対側に発着する中央・総武緩行線の西行に乗り継いで当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前に複数のコンビニがあり、スーパーは駅西側に「まいばすけっと」があります。飲食店も駅前をはじめ東側の新大久保駅方面にかけてチェーン店を含めて多数立地しています。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くないです。中央・総武緩行線にご乗車の際は、ぜひ一度は大久保駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)