東中野駅【東京都】(中央・総武緩行線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都中野区東部の市街地に位置する中央・総武緩行線(中央総武線各駅停車)の駅で、都営大江戸線との連絡駅でもある、
東中野駅 (ひがしなかのえき。Higashi-Nakano Station) です。
 
尚、都営大江戸線の東中野駅につきましては後日UP予定です⇒記事はこちら
 
 
駅名
東中野駅 (JB 08)
 
所在地
東京都中野区
 
乗車可能路線
JR東日本:中央・総武緩行線 【中央総武線各駅停車】 (正式には中央本線)
 
隣の駅
三鷹方…………中野駅
御茶ノ水方……大久保駅
 
乗換可能駅
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】……東中野駅まで徒歩4分
 
訪問・撮影時
2019年7月
 
 

東中野駅の西口です。東中野駅は地上駅ですが、地形の関係で西口側の三鷹方は掘割構造になっています。
西口は橋上駅舎で、2012年に新たな駅ビルが完成しました。
駅ビルはJR東日本系の商業施設「アトレヴィ東中野」になっていて、テナントの店舗が入居しています。
1階部分(橋上階)に西口改札があり、駅外と西口改札の間に段差はありません。
また、駅前北側(写真左)には都営大江戸線・東中野駅のA1出入口があり、スムーズに乗換できます。
 
そして西口には小さなロータリーを有する駅前広場が整備されており、バス停留所も併設されています。
手前を右(南)~左(北)に結ぶ道路は山手通り(都道317号線)で、地下を都営大江戸線と首都高速中央環状線(C2)が通っています。
余談ですが、2018年に駅前の交差点で元「モーニング娘。」の吉澤ひとみが飲酒ひき逃げ事故を起こしています。
 
 

西口駅前の様子です。JR線の陸橋より南を望む。左背後に西口駅ビルがあります。
山手通り沿いにはビルやマンションが立ち並んでいますが、山手通りを外れると住宅密集地になります。
南側には商店が少ないです。反対の北側の方が賑やかで、商店街もあります。
北側につきましては都営大江戸線駅の記事で紹介予定です。
 
 

西口改札の様子です。駅ビルの1階にあります。左背後に都営大江戸線駅のA1出入口があります。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端はカウンター形式の有人通路です。
改札口の左手前には自動券売機と指定席券売機がありますが、『みどりの窓口』はありません。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。また、改札内にはキオスクがあります(営業日・営業時間は要確認)。
下層にあるホームとの間には階段、エスカレーター(上下方向)がありますが、2019年7月現在、エレベーター設置工事中でした。
エレベーター完成までの間は車いす階段昇降機での移動となります(重量180kg以下が条件)。
 
 

こちらは東口(南側)です。国鉄臭が漂う古びた橋上駅舎です。階段しかなく、バリアフリー非対応です。
東口は西口より標高の低い位置にあります。
 
 

東口南側駅前の様子です。南を望む。右背後に出入口があります。
駅前には商店街が形成されていますが、西口と比較して人通りが少ないです。
周辺は住宅街です。
 
 

こちらは東口(北側)です。歩道沿いに出入口があるのみで、こちらも階段のみです。
写真の道路を奥(西)へ進むと西口へ行けます。
 
 

東口北側駅前の様子です。北を望む。左背後に駅出入口があります。
こちらも駅前に商店街が形成されています。東口南側よりは賑やかな感じです。
また、東側(写真右)には結婚式場「日本閣」用地の再開発により2棟のタワーマンション(西から「ユニゾンタワー東中野」「パークタワー東中野」)と新たな結婚式場「West 53rd 日本閣」が誕生しました(全てをまとめて「ユニゾンスクエア」と呼びます)。そして「ユニゾンタワー東中野」の低層階には京王系の商業施設「ユニゾンモール」が入居しています。
 
 

東口改札の様子です。駅員が配置されておらず、インターホンでの対応となります。
左が南側出入口で、右が北側出入口(ユニゾンスクエア方面)です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が3通路あり、右端はインターホン対応通路です。
改札口の右手前には指定席券売機があり、さらに手前には自動券売機があります。『みどりの窓口』はありません。
東口側にはトイレはありません。西口側のトイレを利用する形になります。また、ホーム階との間には階段しか設置されていません。
そして東口の駅構内に売店・コンビニはありませんが、背後にカフェ「ベックスコーヒーショップ」があります。
 
 

吊下式の駅名標です。電照式ですが、バックライトは蛍光灯です。
JR東日本の標準デザインで、中央総武線各駅停車のラインカラー(黄色)が表示されています。
そして駅ナンバリングも併記されています (JB 08)。
また、特定都区市内制度における「東京都区内」に属する駅で、右上に「区」が表示されています。
 
 

東中野駅は島式ホーム1面2線の地平構造で、中央緩行線のみにホームがあります。
左側(北側)には中央線快速の複線が並走していますが、ホームはありません。
ホームは10両対応です。上屋は三鷹方(手前側)の9両分に設置されています。
右が1番線(西行・三鷹方面)、左が2番線(東行・御茶ノ水、千葉方面)の順です。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
三鷹方(背後)の上空には西口駅ビルがあり、階段とエスカレーターで結ばれています。
そして千葉寄り(奥)の上空には東口駅舎があり、階段のみで結ばれています。
写真は御茶ノ水方を望む。
 
 

御茶ノ水方を望む。
右の複線が中央総武緩行線、左の複線が中央快速線です。左前方にはユニゾンスクエアのタワーマンションが見えます。
この先、すぐに右へカーブして神田川を渡り、新宿区へ入ります。その後も右カーブを続けながら高架で住宅街の中を南東方向へ走り、大久保駅へと至ります。
 
 

三鷹方を望む。左の複線が中央総武緩行線、右の複線が中央快速線です。
ホームの先が掘割になっていて、その上を西口駅ビル、駅前広場の人工地盤、山手通りの陸橋(桜川橋)が線路を跨いでいます。
この先、掘割区間で住宅街の中を西へ進み、今度は高架区間になります。そして左手に中野電車区の車庫を見て走ると東京メトロ東西線が地下から顔を出して右を並走するようになり、中野駅へと至ります。
 
 

2018年12月撮影。
尚、東中野駅西方の北側掘割法面には桜並木があり、撮影の名所として有名でしたが、道路整備に伴い伐採される事になりました。
今はどうなっているのでしょうか…。
 
 
あとがき
私がJRの東中野駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。西口側は近代的な駅前風景で、東口側は前時代的な感じの駅前風景といった印象でした。
 
新宿からですと中央・総武緩行線の西行に乗り、2駅目で下車。行先は中野、三鷹のどちらでもOKです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車し、山手線外回り(渋谷方面)に乗り換えます。さらに新宿駅で同じホーム反対側に発着する中央・総武緩行線の西行に乗り継いで当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前に複数のコンビニがあり、スーパーは「アトレヴィ東中野」内に「成城石井」、駅北西側に「サミットストア」「ライフ」、駅北東側の「ユニゾンモール」に「キッチンコート」があります。飲食店やカフェは駅前や「ユニゾンモール」内に複数ありますが、チェーン店は少ないです。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くないです。中央・総武緩行線にご乗車の際は、ぜひ一度は東中野駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)