第1355回('20) 埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の全駅を制覇。その後は武蔵野線へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2019年3月20日~22日の3連休は、
新型コロナウイルス感染拡大による混乱のさなか、2泊3日の日程で東京遠征を敢行しました。
これが2020年初めての乗り鉄となりました(乗り鉄以外の所用では既に鉄道を利用しています)。
 
新型コロナウイルス感染拡大による自粛ムードが広がっていて、今回の乗り鉄をすべきか否か最後まで迷いましたが、
列車内での感染例が見られなかった事、今回の私の乗り鉄での主な活動内容が「降り鉄」で、気密性の高い列車内より気密性の低い駅での滞在時間の方が長くなる事、そしてマスクやアルコール消毒液を用意した上で手洗いなどの対策を行う事により、実行に至りました。
しかし、東京都ではその後感染者数が急増した事から、今回遠征を強行したのは失敗だったかな…と思ったりもしています…。
 
三連休の東京は、思ったより外出している人が多くて驚いた一方、観光客は少なく外国人はほとんど見られませんでした。
宿泊したホテルも半分以上は空室でした。
 
今回は2日目(3月21日)中盤の内容です。
午前中~昼過ぎにかけて、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の未訪問全駅を降り鉄しました。
南鳩ヶ谷駅前、鳩ヶ谷駅前で旧・鳩ヶ谷市(現・川口市)のマンホール蓋を撮影するのも目的の一つでした。
その後は武蔵野線の駅も一部降り鉄していきました。
 
今回の日程 2020年3月21日  (土)   【その2】
 
西日暮里852(京浜東北線北行・708A)903赤羽908(徒歩)918赤羽岩淵920(埼玉高速鉄道線【埼玉スタジアム線】)925南鳩ヶ谷956(各停)958鳩ヶ谷1034(各停)1039戸塚安行1128(各停)1133浦和美園1207(上り各停)1216新井宿1237(下り各停)1242東川口1312(武蔵野線・1210E)1316東浦和1336(1280E)1343武蔵浦和
 
【その3へ続く】
 
西日暮里駅からは8時52分発の京浜東北線北行・各停大宮行きに乗車しました。E233系10連で、私は最後部車両に乗り込みました。半数近く空席があり、私は着席して水分補給をしつつ車窓風景を眺めていました。新型コロナウイルス感染対策で一部の側窓が開いていました。途中、王子駅前にある飛鳥山公園では暖冬の影響もあり桜が見頃で、私は写真撮影しましたが、到着前に「桜の名所である飛鳥山公園へは後寄りの南口が便利です」といった旨の車内放送がありました。普段の休日であれば花見客が大挙下車して公園内でも花見の宴会が行われているのでしょうが、新型コロナウイルスの影響で宴会自粛が求められ、実質的に見物しかできない状態ですから公園への訪問客も少ないかもしれません。実際、花見を目的とした下車客は少ない印象でした。
 
 

 
私はその後も電車に乗り続け、9時03分に到着した赤羽駅で下車しました。下車後は改札を出て、一旦JR線とはお別れです。赤羽駅は駅の内外とも普段より人が少なかったのですが、極端に少ないわけではありませんでした。
 
 

 

 
赤羽駅下車後は東口から北側へと10分近く歩き、東京メトロ南北線と埼玉高速鉄道線【愛称:埼玉スタジアム線】の接続駅である赤羽岩淵駅へと移動しました。これより、将来8連化が予定されている埼玉スタジアム線の各駅を、ホーム延伸工事が本格的に始まる前に訪問していきます。そして駅到着後は自動券売機で南鳩ヶ谷駅までの乗車券(270円)を購入しました。埼玉スタジアム線が1日乗り放題の『SR1日乗車券(磁気券。580円)』を購入したいのですが、赤羽岩淵駅は東京メトロの管理駅なので購入できず、最初の下車駅である南鳩ヶ谷駅までの乗車券を購入して下車駅で『SR1日乗車券』を購入、南鳩ヶ谷駅までの運賃を払い戻しする予定です。その後は自動改札機を通って入場し、9時20分発の各停・埼玉スタジアム線の浦和美園行きに乗車しました。車両は埼玉高速鉄道2000系6連で、最後部車両は空いていて着席しました。地下を走る電車ですが、新型コロナウイルス感染対策で一部側窓が開けられていました。道中は水分補給をしてからスマホで下車予定駅前の地図を見て「予習」をしていました。1駅目の川口元郷駅は2年前に訪問済みなので今回はパスして、2駅目の南鳩ヶ谷駅で下車しました。埼玉スタジアム線の各駅は南北線の駅のようなフルスクリーンタイプのホームドアではなく、一般的な高さのホームドアなので、一応車両の撮影が可能です。
 
 

 
下車時、有人改札で駅員に乗車券を提示して『SR1日乗車券』を購入したい旨の説明をすると、まず自動券売機で『SR1日乗車券』を購入するように言われたので一旦出場して『SR1日乗車券』を購入、そして有人改札に戻り『SR1日乗車券』を提示すると赤羽岩淵→南鳩ヶ谷の運賃の払い戻しを受けました。この手続きは少々面倒で、赤羽岩淵駅でも『SR1日乗車券』が購入できるように改めてもらいたいですが…。
下車後は地上に出て駅前を散策しました。東京23区内とは違い、完全に郊外の住宅街の風景でした。線路の真上を通っている国道122号(岩槻街道)は渋滞していました。また、駅前には旧鳩ヶ谷市のマンホール蓋があり、撮影しました。ちなみに鳩ヶ谷市は三方を川口市に囲まれていた事もあったのか、2011年に川口市に編入されました。
 
 

 
南鳩ヶ谷駅からは9時56分発の各停・浦和美園行きに乗車。東京メトロ9000系6連で、最後部車両はガラガラでした。着席して水分補給を終えると間もなく鳩ヶ谷駅に到着し、下車しました。一部折り返しの列車も設定されている主要駅ですが、ホームは島式1面2線と他の駅と同じでした。一方、駅前は旧鳩ヶ谷市の中心部だけあり整備されていて、市の玄関口として不足ない駅前風景でした。
 
 

 

 
鳩ヶ谷駅では10時34分発の各停・浦和美園行きに乗りました。2000系6連で、最後部車両は空いていて着席しました。道中はスマホの地図を見てこの後下車する駅周辺を下調べしていました。1駅目の新井宿駅は後で訪問する事にして、今度は戸塚安行駅で下車しました。戸塚安行駅は川口市の郊外にあり、駅前も若干ですがローカルな雰囲気が漂っていました。
 
 

 

 
駅前を散策後は駅前にある「マクドナルド」で早目の昼食を済ませました。思ったより客が多かった印象ですが、注文待ちの列は短く、店内も空席が多かったです。
 
 

 
食後は戸塚安行駅へと戻り、11時28分発の各停・浦和美園行き(東京メトロ9000系6連)に乗車しました。最後部車両の車内は空いていて、着席して道中はスマホを操作していました。そして東川口駅はパスして、11時33分着の終点・浦和美園駅まで乗り通しました。浦和美園駅は8年ぶりの訪問ですが、駅前はまだまだ開発途上でした。新型コロナウイルスの影響や、埼玉スタジアム2002でのイベントもなかった事から乗降客、駅前の人通りともに少なかったです。
 
 

 

 
浦和美園駅では12時07分発の各停・白金高輪行き(東京メトロ9000系6連)に乗車。最後部車両はガラガラで、着席して水分補給をしてからスマホを操作して道中を過ごし、今度は12時16分到着の新井宿駅で下車しました。この駅も郊外にあり、駅近くにも畑が残っています。都心に出るのに所要時間はさほど長くないものの運賃面では埼玉高速鉄道と東京メトロの運賃が合算になり割高になってしまうのが地域の発展を遅らせているのでしょうか。自然が残る環境の良い立地であるとも言えますが…。
 
 

 
新井宿駅からは再び下り列車に乗車します。12時37分発の各停・浦和美園行き(2000系6連)に乗りました。最後部車両は空いていて、着席して道中はスマホを操作していました。そして2駅目の東川口駅で下車し(12:42着)、これにて埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の乗り鉄・降り鉄を終えました。
 
 

 

 
下車後は駅前を散策して、JR武蔵野線の東川口駅へと移動しました。JR駅では『Suica』をタッチして入場しようとしましたが、何度タッチしてもエラーが出るので係員に報告した所、戸塚安行駅での入場記録があるとの事でした。どうやら私が戸塚安行駅で磁気券の『SR1日乗車券』を挿入しなければならないはずが、間違えてICカードの『Suica』をタッチしてしまい、下車駅の浦和美園駅では『SR1日乗車券』で出場していたのでした。私は駅員に『SR1日乗車券』を提示して間違いを説明し、戸塚安行駅の入場記録を消してもらい事なきを得ました。
改めて『Suica』で入場後は高架のホームへと上がり、13時12分発の各駅停車・府中本町行きに乗車しました。中央・総武緩行線から転属してきた209系500番台やE231系0番台に押し出される形で数を減らしている205系8連で、最後部車両は半数近くの空席があったので座りました。普段はもっと乗車率が高く、着席するのが難しいはずですが…。道中は水分補給をしつつ見沼田んぼ(見沼たんぼ、見沼田園)などの車窓風景を眺めて過ごし、次駅の東浦和駅で下車しました(13:16着)。掘割駅で、橋上駅舎と駅前道路が同じレベルの高さでした。駅前はそこそこ発展していましたが、すぐ東には見沼田んぼがあります。乗降客は意外と多かったです。昼を過ぎて、外出する人が増えてきている印象でした。まぁ、生活必需品を購入するためには外出は避けられませんが…。
 
 

 

 
東浦和駅からは13時36分発の各駅停車・府中本町行きに乗りました。今度はE231系0番台8連で、最後部車両の少々残っていた空席に座りました。道中は車窓風景を眺めて過ごし、前年に訪問済みの南浦和駅はパスして、その次の駅、埼京線との乗換駅である武蔵浦和駅で下車しました。2路線に乗車可能で利便性の高い駅という事もあり、乗降客、駅前の人通りとも多く、駅前は市街地化されていました。また、乗降客数が多い割には改札が1ヶ所のみで、埼京線の高架下にあるため改札口と武蔵野線ホームの間は距離がありました。
 
 

 

 
この後もまだまだ乗り鉄・降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)