聖蹟桜ヶ丘駅【東京都】(京王線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都多摩市北部の多摩川に近い市街地に位置する京王線の特急停車駅で、駅前には京王電鉄本社をはじめ京王グループ各社の本社、京王系の商業施設が所在する、京王の「企業城下町」の核となる駅、
聖蹟桜ヶ丘駅 (せいせきさくらがおかえき。Seiseki-sakuragaoka Station) です。
 
 
駅名
聖蹟桜ヶ丘駅 (KO 27)
 
所在地
東京都多摩市
 
乗車可能路線
京王電鉄:京王線
 
隣の駅
新宿方……………中河原駅
京王八王子方……百草園駅
 
訪問・撮影時
2018年8月
 
 

聖蹟桜ヶ丘駅の西口です。南側より撮影。聖蹟桜ヶ丘駅は高架駅で、1969年に高架化されました。
駅舎機能は高架下にあります。
また、駅を取り囲むように南北に京王系の商業施設「京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター(せいせきSC)」のビルがあります(南がA館、北がB館。さらに北にC館があります)。施設内には京王百貨店、京王ストア、京王アートマンなどが入居しています。
尚、聖蹟桜ヶ丘駅では一般車が乗り入れられる駅前広場は存在せず、西口にはタクシープール・タクシー乗り場があるのみです。
 
 

西口駅前(南側)の様子です。
駅周辺は市街地で、すぐ南側(写真左)には商業施設「OPA」もあります。
しかし、駅前から少し離れると市街地は途切れ、住宅街になります。
また、駅の南(写真奥)へ500mほど進むと多摩丘陵に入ります。丘陵上には京王帝都電鉄(当時)が開発した「京王桜ケ丘住宅地」があり、「多摩の田園調布」とも称されています。また、「京王桜ケ丘住宅地」は1995年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」の舞台にもなり、「聖地巡礼」の観光客も多いようです。
そして、駅北側も住宅街で、大規模マンションもあります。駅の北約400mには多摩川が流れています。
 
 

こちらは東口です。南側より撮影。左側(西側)には「せいせきSC」のA館があります。
奥の高架橋が京王線で、高架下の左側に東口改札への出入口があります。
そして高架下には駅舎機能の他、京王系の商業施設「京王クラウン街」の店舗もあります。
 
 

東口駅前(南側)の様子です。右側に東口があります。
こちらは西口側と比較して雑居ビルが多く、沿道には商店が立ち並んでいます。
そして先にある丁字路を左(東)へ曲がり少し進むと、左側に京王系の小規模な商業施設「さくらゲート」があります。
また、駅の南東側にも住宅街が広がっています。東口から南へ約2kmの場所に多摩市役所が、南へ約3kmの場所に京王相模原線の京王永山駅と小田急多摩線の小田急永山駅があります。
 
 

東口駅前(北側)の様子です。
左(西)は「せいせきSC」B館で、1階にバスターミナルがあります。その左に東口があります。

奥(北)には「せいせきSC」C館と立体駐車場があります。
そして左(東)のビルは京王電鉄本社です。京王の本社は新宿にあると思われがち(?)ですが、この聖蹟桜ヶ丘の地に本社があります。
 
 

西口改札の様子です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端に窓口兼有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機が設置されています。
トイレ、だれでもトイレは改札内にあります。
ホーム階との間には東口側と共用の中2階があり、階段とエレベーターで結ばれています。
そして中2階と各ホームとの間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。
尚、西口側構内には売店・コンビニがありません。東口側に回る必要があります。
 
 

こちらは東口改札の様子です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端に窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機が設置されています。
尚、東口側はバリアフリー非対応で、中2階との間には階段しかありません。
エレベーター、だれでもトイレをご利用の場合は西口側に回る必要があります。
東口側構内には売店「A LoT」(改札の左手前)、コンビニ「K-SHOP」(改札の左背後)があります。
 
 

吊下式の駅名標です。電照式です。
京王の標準デザインで、駅ナンバリングも表示されています(KO 27)。
また、下部には「帝京大学 最寄駅」の広告もあります。帝京大学は駅から約3km南西にあり、駅からバスが出ています。
 
 

聖蹟桜ヶ丘駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、10両対応です。新宿方(奥)はホーム幅が狭いです。
右(南)が1番線で下り京王八王子方面、左(北)が2番線で上り新宿方面です。
そして各ホームとも中ほどに「せいせきSC」4階にある出口専用改札口に通じる上りエスカレーターがあります。
出口専用改札口は駅員無配置で、またエスカレーターに乗ってしまうと一度改札を出ないとホームに戻れないので要注意です。
ホーム上屋は各ホームとも全10両分に設置されています。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機、空調完備の待合室があります。
写真は1番線より新宿方を望む。
 
 

1番線より新宿方を望む。
この先、高架で左へカーブして北に針路を取ると多摩川を渡って府中市に入ります。その後も高架区間のまま住宅街の中を右へカーブして東北東に針路を取ると中河原駅へと至ります。
 
 

1番線より京王八王子方を望む。
この先、右へカーブしてすぐに地平区間になり、住宅地の中を西北西へ走ります。そして右へカーブして日野市に入ると左手に多摩丘陵を見て畑の残る住宅地の中を北西へ走り、さらに左へカーブすると百草園駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が聖蹟桜ヶ丘駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅こそ小規模でしたが京王の企業城下町にふさわしく駅を京王系の商業施設で取り囲んでいました。駅前も市街地です。
 
新宿駅からですと京王線の特急、準特急(京王八王子行きor高尾山口行き)に乗り、当駅下車です。「京王ライナー」も含めて全列車が停車します。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅まで行き、山手線or中央線快速に乗り継いで新宿駅で下車。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、東口改札外と上り線ホームに売店「A LoT」があり、東口改札外にコンビニ「K-SHOP」もあります。但し駅前にコンビニは少なく、東口側に1軒あるのみです。スーパーは「せいせきSC」に京王ストアがあります。また、飲食店は「せいせき」内や駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、京王線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は聖蹟桜ヶ丘駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:京王電鉄のHP、「せいせきSC」のHP、Google地図、Wikipedia)