新小平駅【東京都】(武蔵野線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都小平市の郊外にある武蔵野線の駅で、1991年に発生した台風21号の大雨による水没が今でも記憶に残る、
新小平駅(しんこだいらえき。Shin-Kodaira Station)です。
 
 
駅名
新小平駅 (JM 32)
 
所在地
東京都小平市
 
乗車可能路線
JR東日本:武蔵野線武蔵野線支線(国立支線)
 
隣の駅
武蔵野線
西船橋方………新秋津駅
府中本町方……西国分寺駅
 
武蔵野線国立支線
国立方……国立駅
 
訪問・撮影時
2019年2月
 
 

新小平駅の駅舎です。小平駅は掘割部にホームがあり、南側の一部は小平トンネル内にかかっています。
その小平トンネル上の地平部に平屋建て駅舎があります。出入口は南側に開口しています。
 
 

駅前の様子です。
小さなロータリーを有する駅前広場が整備されています。この直下に小平トンネルが通っています。
駅前を東西(左右)に青梅街道(都道5号線)が通っていて、駅前広場に乗り入れない路線バスの停留所は青梅街道上にあります。
また、駅前は住宅地ですが、新小平駅が新駅だからか駅前に商店は少なく、また集合住宅も少ないです。
そして周辺一帯は武蔵野台地で、駅近くには畑が多く残っています。
 
 

改札口の様子です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が3通路あり、左端はには有人改札があります。
改札口の左手前には自動券売機と指定席券売機がありますが、『みどりの窓口』はありません(2012年廃止)。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
また、改札外右側にはJR東日本系のミニコンビニ「ニューデイズ」があります(営業日、営業時間は要確認)。
尚、写真の右側には乗車駅証明書発行機がありますが、早朝は駅員不在で自動券売機も停止となり、この時間帯に乗車する際は乗車駅証明書が着駅での精算時に必要となります。
そして掘割下の各ホームとの間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。階段は踊り場で各ホームへ分かれる構造です。
 
 

ホーム側壁に取り付けられている駅名標です。電照式で、バックライトは蛍光灯です。他にLEDの駅名標もあります。
JR東日本の標準デザインで、武蔵野線のラインカラー(オレンジバーミリオン)が表示されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (JM 32)。
 
 

新小平駅は相対式ホーム2面2線の掘割構造で、8両対応です。
手前(府中本町方)は小平トンネル内にホームがあり、その上に駅舎があります。
右(東)が1番線(府中本町方面)で、左(西)が2番線(西船橋方面)です。
ホーム上屋は府中本町方の5両分に設置されています(一部はトンネル内)。
そしてホームにはベンチ、飲料自動販売機、冷暖房完備の待合室が設置されています。
写真は西船橋方を望む。
 
 

こちらは府中本町方を望む。駅舎は写真奥の地上部にあります。
結構深い掘割になっています。水没時は駅全体が池のようになってしまいました。
水没により駅が破壊されましたが、水没対策を施した上で復旧に至りました。
 
 

府中本町方を望む。駅の端が小平トンネル内に位置しています。
この先、武蔵野台地上に広がる畑の混在した住宅地の中をトンネルで南下し、国分寺市に入ると中央本線の国立駅へと向かう短絡線・国立支線(通称)がトンネル内で右へ分岐します。武蔵野線はこの先も小平トンネル内を南下し、西武国分寺線をくぐると地上に出て住宅街の中を高架区間で南へ走ると中央線快速との乗換駅である西国分寺駅へと至ります。

一方、国立支線は武蔵野線から分岐後、右へカーブしながら地下トンネル内を走り、針路を西へ変えると中央線の上下線間で地上に出て上下線と合流し、国立市へ入って高架区間になると国立駅へと至ります。
 
 

西船橋方を望む。すぐ先に東村山トンネルの出入口があります。
この先、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターの地下を北上し、東村山市に入ると西武拝島線、多摩湖線、新宿線を続けてくぐり、住宅街の中を北北東へ走ります。そして地上に出ると左手に側線を見て掘割区間を走り、左を走る西武池袋線所沢駅への連絡線がトンネルに入るとほどなくして西武池袋線との乗換駅である新秋津駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が新小平駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅はトンネルに挟まれた掘割にあります。一方、駅前は意外と栄えておらず、駅近くにも畑が点在している事に驚きました。
 
新宿駅からですと中央線快速の快速電車で西国分寺駅まで行き(中央特快、青梅特快は停車しません)、武蔵野線の西船橋方面電車に乗り換えて1駅目で下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、中央線快速に乗り継いで西国分寺駅で下車(中央特快、青梅特快は通過)。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニが複数ありますが、気軽に入れる商店、飲食店はありません。最寄りのチェーン店は約650m北西にある「マクドナルド」になりますが、近くありません。心配な場合は事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、武蔵野線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は新小平駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)