西国分寺駅【東京都】(中央快速線、武蔵野線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都の多摩地区中部に位置する国分寺市南部にある、中央線快速(中央本線)と武蔵野線の接続駅、
西国分寺駅 (にしこくぶんじえき。Nishi-Kokubunji Station) です。
 
 
駅名
西国分寺駅 (中央線…JC 17、武蔵野線…JM  33)
 
所在地
東京都国分寺市
 
乗車可能路線
JR東日本:中央線快速(中央本線、中央東線)武蔵野線
 
隣の駅
中央線快速
東京方……国分寺駅
高尾方……国立駅
 
武蔵野線
府中本町方……北府中駅
西船橋駅………新小平駅
 
訪問・撮影時
2018年5月、12月
 
 

西国分寺駅の南口です。中央線の駅は掘割にあり、その上空に橋上駅舎を有しています。
また、橋上駅舎の東側には高架構造の武蔵野線の駅があります。
橋上駅舎内にはJR東日本系の商業施設「nonowa西国分寺」が入居していますが、大半の店舗が改札内にあり、中央線と武蔵野線の乗換客をターゲットにしていると思われます。
 
 

南口駅前の様子です。
ロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バス停留所も併設されています。
駅周辺は住宅街で、駅前には中高層の集合住宅も多く見られます。
尚、商店はさほど多くなく、大型の施設は後述の「西国分寺レガ」くらいです。
 
 

また、駅南口と駅前広場の間には複合商業施設「西国分寺レガ」があります。
南口から駅前広場に出る際、「西国分寺レガ」内を通る事になります。
手前が駅前広場で、奥が駅南口です。
 
 

こちらは西国分寺駅の北口です。右奥に出入口があり、左手前は改札内の「nonowa西国分寺」の建物です。
駅前には乗用車・タクシーが転回できる程度の広さの駅前広場があります。近くには駐輪場もあります。
 
 

北口駅前(西側)の様子です。昭和の雰囲気が漂う路地裏が残っています。
北口側も周辺は住宅街ですが、駅近くに駐車場や駐輪場など空地が多く、再開発が計画されているのでしょうか。
 
 

改札口の様子です。意外にも西国分寺駅の改札口はこの1ヶ所です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいますが、通路は少ないです。
ちなみに西国分寺駅の乗車人員はさほど多くありません(2018年:29,928人)。
また、左端にはカウンター形式の有人通路があり、その左手前には『みどりの窓口』、自動券売機があります。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
また、改札内には前述の通りJR東日本系の商業施設「nonowa西国分寺」の駅ナカ店舗が立地していて、改札近くにはコンビニ「ニューデイズ」があります。
そして改札を入ったすぐ先に階段があり、その階段を上ると武蔵野線西船橋方面4番線ホームです。
 
 

吊下式の中央線快速の駅名標です。電照式ではありません。
JR東日本の標準タイプのデザインで、下部には中央線快速のラインカラー(オレンジバーミリオン)が表示されています。
そして駅ナンバリングも併記されています (JC 17)。
 
 

中央線快速のホームは掘割にあり、相対式ホーム2面2線の構造で東西方向に延びています。以前より構想されていた複々線化に対応するため、掘割の幅は広く、複々線化された場合は島式ホーム2面4線に改造できる仕様ですが、複々線化は進展がなく、複々線化対応のスペースは現在、「nonowa西国分寺」の店舗などに転用されています。
 
各ホームとも10両対応で、上屋も各ホームとも全10両分設置されています。尚、2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入される予定で、それに伴い10両編成から12両編成になる予定です。ゆえに今後、ホームを12両分に延伸する工事が実施される予定です。
 
右が1番線で上り東京方面、左が2番線で立川・高尾方面です。
ホーム中央の上空を武蔵野線がオーバークロスしており、その西側上空には橋上駅舎があります。
そして各ホームと改札内コンコース階の間にはエレベーターが設置されています。
尚、1、2番線とも発車メロディは国分寺市にゆかりのある作曲家・信時潔の作品「一番星見つけた」が使用されています。番線により少し曲調が異なるようです。
 
写真は高尾方を望む。
 
 

東京方を望む。かつては右から下河原線が寄り添っていました。
この先、起伏の大きい住宅街の中を東へ走り、左から西武国分寺線が寄り添い並走し、市街地に入ると国分寺駅へと至ります。
 
 

高尾方・塩尻方を望む。
この先、幅の広い掘割区間を西へ進み、一瞬府中市へ入ってすぐに国分寺市に戻ります。その後は下線の間隔が開き、その間に中央線立川方面と武蔵野線西船橋方面を結ぶ地下の短絡線「国立支線」が地上に顔を出し、三線区間となります。そして国立市に入ると市街地を走る高架区間になり、国立駅へと至ります。
 
 

こちらは吊下式の武蔵野線の駅名標です。電照式です。
武蔵野線のラインカラー(オレンジバーミリオン)は中央線快速と同じです。
駅ナンバリングも併記されています (JM 33)。
 
 

武蔵野線ホームは高架にあり、相対式ホーム2面2線の構造で南北方向に延びています。
各ホームとも8両対応で、上屋も各ホームとも全8両分設置されています。
 
左が3番線で上り府中本町方面、右が4番線で下り西船橋方面です。
ホーム府中本町寄り(写真奥)の直下を中央線がアンダークロスしており、4番線の西側には橋上駅舎、「nonowa西国分寺」があります。
各ホームと改札内コンコース階の間にはエレベーターが設置されています。また、各ホームと中央線1、2番線との間に連絡通路(階段、エスカレーター)が設置されています。
尚、3、4番線とも発車メロディは国分寺市の市歌「国分寺市の歌」が使用されています。番線により曲の使用部分が異なります。
 
写真は府中本町方を望む。
 
 

府中本町方を望む。武蔵野線開業前は左から下河原線がカーブしてきて、武蔵野線と同じ部分を走っていました。

(下河原線の廃線跡の記事はこちら)
この先、畑の残る住宅地の中を国分寺市→府中市→国分寺市→府中市の順で南下し、左手に府中刑務所を、右手に東芝府中事業所を見て走ると北府中駅へと至ります。
 
 

西船橋方を望む。
この先、畑の残る住宅地の中を北上し、西武国分寺線と交差する手前で地下トンネルへと入ります。そしてトンネル内で国立支線と合流し、小平市に入ってしばらく走ると新小平駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が西国分寺駅で駅の外に出たのは2018年5月と12月の2度です。5月は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。しかし武蔵野線部分など撮影していなかった箇所があったので12月に再訪問しました。開業年が新しい事や乗換駅として開業した経緯もありますが、中央線と武蔵野線が乗り入れて便利な駅にしては駅前があまり発展していなかった事に驚きました。
 
新宿からですと中央線快速電車に乗り当駅下車です。但し、中央特快や青梅特快、通勤特快、通勤快速、ホリデー快速は通過しますのでご注意下さい。また、武蔵小金井行きですと直接行けないので要注意です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車、中央線快速電車(快速のみ)に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内改札内にコンビニ「ニューデイズ」があり、駅近くにもコンビニが複数あります。飲食店は駅ナカに複数あり、駅前の複合ビル「西国分寺レガ」などにもチェーン店やカフェが複数あります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、中央線快速、武蔵野線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は西国分寺駅でも駅の外に出られてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)