新秋津駅【東京都】(武蔵野線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都東村山市の北東端にある武蔵野線の駅で、西武池袋線との乗換駅でもある
新秋津駅 (しんあきつえき。Shin-Akitsu Station) です。
 
尚、新秋津駅につきましては過去に記事を投稿しましたが、今回は更新版となります。
過去に投稿した記事はこちら
 
 
駅名
新秋津駅 (JM 31)
 
所在地
東京都東村山市
 
乗車可能路線
JR東日本:武蔵野線
 
隣の駅
府中本町方……新小平駅
西船橋方………東所沢駅 (埼玉県)
 
乗換可能駅
西武鉄道:池袋線……秋津駅まで徒歩6分
 
訪問・撮影時
2019年2月
 
 

新秋津駅は掘割駅で橋上駅舎を有していますが、駅出入口は地平部と同じレベルの高さになっていて、地上駅のような趣です。
右隣には駅ビル「ビーンズアネックス新秋津」があり、テナントが入居しています。
 
 

駅前の様子です。南側を望む。
線路の直上に人工地盤が築かれ、ロータリー、バスターミナルを有する駅前広場が造られています。
駅前には商店が多いですが、駅から離れると住宅街が広がっています。
 
 

こちらは駅の東側です。
写真の道路を奥へ歩き、突き当たりを右折してすぐ先の変則十字路を左折し、しばらく歩くと西武池袋線の秋津駅に着きます。
両駅間の距離は約350mで、徒歩6分ほどです。この両駅間は乗換客を含めて通行人が多く、商店街が形成されています。
 
 

改札口の様子です。
交通系ICカード『Suica』対応の自動改札機が設置されています。一番左に有人通路がありますが、自動改札機と位置がずれています。
改札口の左側に『みどりの窓口』と自動券売機があります。
トイレは改札内にあります。
 
 

駅名標です。電照式でバックライトはLEDです。横長のタイプです。
JR東日本の標準デザインで、武蔵野線のラインカラー(オレンジバーミリオン)が表示されています。
また、駅ナンバリング表示もあります (JM 31)。
 
 

新秋津駅は相対式ホーム2面2線の中央に待避線を有する計2面3線の掘割構造です。ホームは8両対応です。
左が1番線(府中本町方面)、右が2番線(西船橋方面)です。待避線は貨物列車などが使用します。
ホーム上屋は全8両分設置されています。府中本町方(写真奥)に橋上駅舎があり、階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
写真は府中本町方を望む。
 
 

府中本町方を望む。右側に側線があり、そして側線の手前側へは西武池袋線・所沢駅との間を結ぶ連絡線が延びていて、手前にはトンネル出入口があります。ンネルで新秋津駅の西側(右側)をカーブしながら進み、トンネルを出て西武池袋線と合流、並走して所沢駅へと至ります。この側線と連絡線ですが、元々は貨物輸送において西武と国鉄の貨車中継を行うために設置されました。のちに西武の貨物輸送は廃止となりましたが。現在は西武の新車搬入時や多摩川線車両の武蔵丘車両検修場への入出場時などに使用されています。
また、その側線の奥側にはJR東日本八王子支社の運転業務従事者定期訓練のための訓練センターが設置されていて、209系電車を改造の訓練車1編成2両(車籍なし。オレンジ帯)が配置されています。
この先武蔵野線は、右手に前述の側線や訓練センターを見て掘割区間を南南西へと進み、長いトンネルを抜けると小平市にある新小平駅へと至ります。
 
 

西船橋方を望む。すぐ先で西武池袋線をアンダークロスします。この部分に北口を設置して池袋線に沿って連絡通路を設置すれば武蔵野線と西武池袋線の乗換が格段に便利になるのですが、地元の商店街の反対により実現していないとされています。
この先、すぐに埼玉県所沢市へと入り、右へカーブしながら高架や掘割、トンネルで畑も見られる住宅地の中を北東へ進み、東所沢駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が新秋津駅で下車したのは、2013年と2019年の計2度です。2013年は当駅と西武池袋線を結ぶ連絡線を探訪するため、そして2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的で下車しました。東村山市の端に位置していながら駅前には商店街が形成されていて賑わっていましたが、その反面、商店街の道路は狭く、アーケードも設置されていないため、西武池袋線との乗換には不便な面もあると思われました。
 
新宿からですと中央線快速の快速電車に乗り西国分寺駅で下車。武蔵小金井行き、特別快速には乗らないように。もし特別快速に乗ってしまった場合は国分寺駅で下車の上で待避中または後続の快速に乗り継いで1駅目が西国分寺駅です。そして西国分寺駅で武蔵野線の西船橋方面行きに乗り継いで2駅目です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車。中央線快速電車に乗り換えて以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、西武池袋線の秋津駅にかけての商店街にはファストフード店を含む飲食店が多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、武蔵野線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は新秋津駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)