多摩動物公園駅【東京都】(多摩都市モノレール線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都日野市南部の多摩丘陵内にある多摩都市モノレール線の駅で、
駅名が示す通り多摩動物公園への最寄駅であり、京王動物園線との接続駅でもある
多摩動物公園駅(たまどうぶつこうえんえき。Tama-Dobutsukoen Station)です。
 
尚、京王の多摩動物公園駅につきましては以前UPいたしました。記事はこちら
 
 
駅名
多摩動物公園駅 (TT 05)
 
所在地
東京都日野市
 
乗車可能路線
多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線【多摩モノレール】
 
隣の駅
多摩センター方……中央大学・明星大学駅
上北台方……………程久保駅
 
乗換可能駅
京王電鉄:動物園線……多摩動物公園駅まで徒歩3分

 
訪問・撮影時
2018年9月
 
 

多摩都市モノレールの多摩動物公園駅は多摩地区を南北に通る多摩ニュータウン通り(都道503号線)の西側歩道の高架部にホームがあり、ホームの下層に駅舎があります。駅の右側(北側)に多摩動物公園の出入口があります。
出入口は北西側の1ヶ所のみで、階段、エスカレーター、エレベーターが設置されています。地形の関係で出入口と駅舎の高低差が大きいです。
尚、駅前広場は存在せず、出入口手前にバリアフリー対応の駐車場があるのみです。
また、出入口右側にあるとんがり屋根の建物は交番です。
 
 

駅前の様子です。東側を望む。
多摩モノレール通りを挟んで東側に京王の多摩動物公園駅があります。
京王駅には鉄道関係の博物館である「京王れーるランド」や、体験型遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG」が併設されています。
 
 

こちらは京王駅前より西側を望む。
多摩モノレール通りとの交差点の向こう側の上空に多摩都市モノレール線が通っていて、モノレールの駅は左(南)にあります。
そして交差点の先には多摩動物公園の出入口があります。
モノレール駅からですと信号を渡らずに多摩動物公園へアクセス可能です。
尚、多摩動物公園を含む周辺の丘陵地一帯は「都立七生公園(ななおこうえん)」で、動物園外のエリアは入園料なしでハイキング、トレッキングが可能です。希少植物を鑑賞する事ができ、野生動物にも出会えるかもしれません(開園時間・9:00~16:30)。
 
 

改札口の様子です。行楽客対応で構内は広いです。
私の訪問時(日曜の早朝)は駅員がいませんでしたが、土休日昼間は駅員が配置されているかもしれません。
係員と通話可能なインターホンも設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が3通路設置されていて、左端が有人通路(無人時はインターホンで対応)です。
改札口の左手前には自動券売機があります。背後には待合所があります。
トイレ、多機能トイレは改札内に設置されています。また改札内にも待合所があります。
改札階と各ホームとの間には階段(各2ヶ所)、エスカレーター(上りのみ各1基)、エレベーター(各1基)が設置されています。
尚、多摩動物公園駅には売店、コンビニがありません。ご注意下さい。
 
 

多摩動物公園駅の駅名標です。画質が悪くてすみません。
時刻表、路線案内図と一体になったタイプです。
駅名標のバックはオレンジ色主体のデザインで、これが多摩動物公園駅のステーションシンボルです。駅ごとに色の構成が異なります。そして下部のデザインが南隣の中央大学・明星大学駅とは若干異なり、北隣の程久保駅とはバックの色をはじめ大幅に異なります。
また、駅ナンバリングが併記されています (TT 05)。
尚、「TT」はおそらく「多摩(Tama)都市モノレール(Toshi…)」のローマ字の頭文字を取ったものと思われ、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の持ちネタである「TT兄弟」とは無関係ですwww
 
 

多摩動物公園駅は相対式ホーム2面2線の構造で、ホームドアが設置されています。有効長は4両分です。
右側ホーム(西側)が1番線(上北台方面)、左側ホーム(東側)が2番線(多摩センター方面)です。
ホーム上屋は各ホームとも全4両分に設置されています。ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は多摩センター方を望む。
 
 

多摩センター方を望む。
この先。カーブを重ねながら上り勾配で多摩丘陵の森林の中を南下し、多摩丘陵トンネルに入り左へカーブします。トンネル内で八王子市へ入ります。トンネルを出ると中央大学と明星大学の間を東へ走り、多摩都市モノレール線で唯一、地平駅かつ橋上駅舎を有する中央大学・明星大学駅へと至ります。
 
 

上北台方を望む。右下に京王の多摩動物公園駅が見えます。

多摩動物公園駅から高幡不動駅までの間は京王動物園線と完全並行します。
この先、程久保川の谷に沿って丘陵地をカーブしながら下り勾配で北東へ進み、程久保駅へと至ります。沿線は住宅地です、
尚、並走する京王動物園線は高幡不動駅まで中間駅がありません。
ちなみに多摩動物公園駅~高幡不動駅間の運賃は多摩都市モノレールが210円、京王が130円、で京王に軍配が上がります。本数は休日とも両者とも毎時6本ですが、平日昼間帯はモノレール毎時6本、京王毎時3本でモノレールの方が利便性が高いです。後は目的地別で利用路線が違ってきますし、損をしないためには両者を上手に使い分ける必要があります。
 
 
あとがき
私が多摩モノレールの多摩動物公園駅で下車(乗車)したのは2018年、2019年の計2度です。2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。そして2019年は京王動物園線との乗換のため利用しました。いずれも多摩動物公園の営業時間外の訪問だったので利用客はほとんどおらず、駅も駅前もひっそりとしていました。
 
多摩モノレールでアクセスするには、新宿駅からですと京王線の京王八王子行きまたは高尾山口行きの特急、準特急に乗り高幡不動駅で下車。多摩モノレールの多摩センター行きに乗り換えて2駅目で下車です。あるいは京王相模原線or小田急多摩線で各社の多摩センター駅まで行き、多摩モノレールの上北台方面行きに乗り換えて4駅目で下車です。駅外からアクセスする場合は高幡不動駅で京王動物園線に乗り換えて終点下車すぐです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅で下車、山手線外回りor中央線快速に乗り換えて新宿駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニ、気軽に入れる商店、飲食店はありません。最寄りのコンビニは北東へ約450mと決して近くありません。尚、京王駅に隣接する「京王れーるランド」に飲食店はありませんが、「京王あそびの森 HUGHUG」内にはカフェがあり、多摩動物公園内には売店、食堂があります。「京王あそびの森 HUGHUG」や多摩動物公園へ行かない場合は必ず事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、
多摩都市モノレール線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は多摩動物公園駅でも途中下車されてみて下さい!
また、多摩動物公園へお越しの際はぜひ一度は多摩動物公園駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:多摩都市モノレールのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)