新江古田駅【東京都】(都営大江戸線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都中野区北東端の練馬区との境界に位置する都営大江戸線の駅で、江古田の森公園(国立療養所中野病院跡)への最寄駅である中野区最北端の駅、
新江古田駅(しんえたえき。Shin-egota Station)です。
 
尚、駅の読みは「しんえ」ですが、近隣にある西武池袋線江古田駅の読みは「」で、両社局で読み方が異なります。
ちなみに当地の地名は「」で、都営大江戸線の駅は地名に合わせた形ですが、西武の駅はなぜか「」になりました。理由は不明だそうです。しかし、西武が現在の駅名になった1923年から都営駅が開業した1997年まであまりにも時間が長く、その間に「」の読みの方が主流になってしまったようです。
 
 
駅名
新江古田駅 (E 34)
 
所在地
東京都中野区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】
 
隣の駅
都庁前方……落合南長崎駅
光が丘方……練馬駅
 
訪問・撮影時
2018年12月
 
 

新江古田駅の東側に位置するA1出入口より東(都庁前方)を望む。A1出入口は集合住宅の1階に出入口があります(右背後)。
写真の道路は目白通り(都道5号線)で、この地下を都営大江戸線が通っていて新江古田駅もあります。
新江古田駅には駅前広場が整備されていません。バス停留所は目白通り上など道路沿いに設置されています。
駅周辺は目白通り沿いを中心にビルが立ち並んでいますが、商店は少ないです。路地を入ると住宅街になります。
 
 

A1出入口より西(光が丘方)を望む。正面に江原二丁目交差点があり、その向こう側の反対車線側にA2出入口があります。
交差点の向こう側、A2出入口のある右奥が練馬区域で、その手前は中野区域です。
江原二丁目交差点を左折すると江古田の森公園まで約450m、右折すると西武池袋線の江古田駅南口まで600m強です。
尚、元々の江古田地区は西武駅周辺ではなく当駅周辺なのですが、知名度も駅前の発展度も西武駅の方が上回っています。
ちなみに西武駅北側近くには私がよく世話になっている牛めしの「松屋」1号店があります。
 
 

こちらは新江古田駅の西口に相当するA2出入口です。手前を左右に通る道路が目白通りです。
A2出入口も集合住宅の1階に出入口があります。また、2番出入口のみ地下の改札階との間にエレベーターの設備があります。
ちなみにA2出入口は練馬区域に立地しています。
 
 

A2出入口より西側、光が丘方を望む。
こちら側も目白通り沿いには中高層の集合住宅が多く、商店は少ないです。やはり路地を入ると住宅街が広がっています。
 
 

地下1階にある改札口の様子です。新江古田駅の改札口はこの1ヶ所です。
通路左側(東)がA1出入口で、右側(西)はA2出入口です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端の通路は窓口兼有人改札です。
改札口の右手前の通路沿いには自動券売機があります。尚、新江古田駅構内に売店、コンビニはありません。
トイレ、だれでもトイレは改札内にあります。
 
 

ホーム階の側壁に取り付けられている駅名標です。
都営地下鉄の新デザインで、上下に都営大江戸線のラインカラー(マゼンタ)が表示されています。
駅ナンバリングも併記されています。(E 34)
また、駅名標の下部には列車接近表示灯があります。
 
 

新江古田駅は島式ホーム1面2線の構造で、地下2階にあります。ホームドアが設置されています。
鉄輪式リニアインダクション推進方式を採用しているため車両が小型化できていますが、その分ホーム空間も狭いです。
左が1番線で都庁前・六本木方面、右が2番線で光が丘方面です。
ホーム有効長は8両分です。ホームにはベンチが設置されています。
また、ホーム階との間には階段、エスカレーター、エレベーターが設置されています。
写真は都庁前方を望む。
 
都庁前方はこの先、右へカーブしながら目白通りの地下を進み、中野区を出て新宿区と豊島区の境界を南東のち南南東へ走ると落合南長崎駅へと至ります(新宿区に所在)。
一方、光が丘方もこの先、目白通りの地下を西北西へ進みますが、環七通りとの交差部分付近で右へ逸れて目白通りから離れ、住宅街の地下を通り西武池袋線に並行する千川通り(都道439号線)の地下へ進むと練馬駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が新江古田駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅の開業が1997年と比較的最近だからか、駅前に商店は少ない印象でした。
 
新宿駅からですと都営大江戸線の光が丘方面行きにご乗車になり当駅下車です。間違えて新宿西口駅へ行ってしまった場合は都庁前行きに乗り、次駅の都庁前駅で光が丘行きにお乗り換え下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で品川駅まで行き、山手線外回りに乗り換えて新宿駅で下車。さらに同じホーム反対側から発車する中央総武緩行線の三鷹方面に乗車し、東中野駅で下車します。そして都営大江戸線の光が丘方面に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニは複数あり、スーパー「マルエツ」もありますが、気軽に入れる飲食店はほとんどありません。チェーン店は「ロイヤルホスト」「どん亭」「しゃぶ葉」と、しゃぶしゃぶ店が多く、予算が高くなりそうな店舗ばかりです。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営大江戸線にご乗車の際は、ぜひ一度は新江古田駅でも下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、Google地図、Wikipedia)