今回の【駅】コーナーは、東京都府中市東部にある京王線の駅で、近隣を走る西武多摩川線と乗換可能な駅、
武蔵野台駅 (むさしのだいえき。Musashinodai Station) です。
駅名
武蔵野台駅 (KO 21)
所在地
東京都府中市
乗車可能路線
京王電鉄：京王線
隣の駅
新宿方……………飛田給駅
京王八王子方……多磨霊園駅
乗換可能駅
西武鉄道：多摩川線……白糸台駅まで北へ徒歩10分
訪問・撮影時
2017年11月
武蔵野台駅の南口です。2010年から2011年にかけて橋上駅舎化されました。
橋上駅舎へは階段、エスカレーター、エレベーターでアクセスできます。
また、写真左側(西側)には車道を拡張した形の小規模なロータリーがあります。
南口駅前の様子です。駅前には小規模な商店街が形成されています。
周辺は住宅地ですが、所々に畑も残っています。
また、駅の南側約300mの場所にはUR都市機構の大規模な住宅団地「車返団地」があり、この団地の存在が武蔵野台駅の利用客を押し上げていると思われます。
こちらは北口です。
南口とは違い裏口の様相ですが、こちらも橋上駅舎へは階段、エスカレーター、エレベーターでアクセスできます。
こちら側には駅前広場はありません。
北口駅前の様子です。
駅のすぐ北側には畑が広がっています。付近は住宅地で、ハイツなど低層の集合住宅が多いです。
駅東側を南北に走る道路沿いには商店も見られます。
改札口の様子です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、いちばん左側は窓口兼有人通路です。
改札口の左側には自動券売機があります。トイレとオストメイト対応の「だれでもトイレ」は改札内にあります。
また、改札口の背後には啓文堂書店と京王系のコンビニ「K-Shop」がありましたが、どちらも2018年9月に閉店し、翌2019年2月には同じ場所に地産地消をテーマにした複合店舗「武蔵野台商店」が開店しました。
建植式の駅名標です。他に吊下式の駅名標もあります。
京王の標準デザインですが、中国語と韓国語の表記もあります。
また、駅ナンバリング (KO 21) も表示されています。
武蔵野台駅は相対式ホーム2面2線の構造で、10両対応です。ホーム幅はやや狭いです。
右側が1番線で京王八王子方面、右側が2番線で新宿方面です。ホーム上屋は1番線が6両分、2番線が8両分設置されています。
ほぼ中央に橋上駅舎があり、ホームと改札階は階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
写真は新宿方を望む。
新宿方を望む。
この先、畑も見られる住宅地の中を左へ右へカーブしながら東へ走り、調布市に入ると味の素スタジアムの最寄駅である飛田給駅へと至ります。
京王八王子方を望む。
この先、緩い上り勾配の後に西武多摩川線をオーバークロスして、下り勾配に転じて住宅地の中を西へ走ると多磨霊園駅へと至ります。
あとがき
私が武蔵野台駅で下車(乗車)したのは2017年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前には畑も残っていて驚きました。
新宿からですと京王線の特急、準特急で調布駅まで行き、各駅停車に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で東京駅まで行き、中央線快速に乗り継いで新宿駅へ。さらに京王線に乗り換えて以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問できます。
食料・飲料について、駅前に複数のコンビニがあり、スーパーもありますが、一方で気軽に入れる飲食店はほとんどありません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
大阪からの到達難易度はやや高いですが、京王線にご乗車の際は、ぜひ一度は武蔵野台駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：京王電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)