福生駅【東京都】(青梅線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都福生市中心部にある青梅線の駅で、文字通り福生市の代表駅であり、難読駅でもある
福生駅(ふっさえき)です。
 
 
駅名
福生駅 (JC 57)
 
所在地
東京都福生市
 
乗車可能路線
JR東日本:青梅線
 
隣の駅
立川方………牛浜駅
奥多摩方……羽村駅
 
訪問・撮影時
2018年5月
 
 

福生駅の東口です。
福生駅は橋上駅舎で、出入口の奥に小さな駅ビルがあり、飲食店(CoCo壱番屋、BECK'S COFFEE SHOP)が入居しています。
橋上駅舎へは階段とエレベーターでアクセスできます。
また、駅前広場が整備されていて、バスターミナルが併設されています。ロータリー部には時計とタクシープールがあります。
 
 

東口駅前の様子です。
駅前は市街地で、ビルや商店の他にホテルや集合住宅もあります。写真の背後にはスーパーの「西友」があり、橋上駅舎とはペデストリアンデッキで結ばれています。
また、在日米軍横田基地に近いため、アメリカ軍人とその家族をよく見かけます。アメリカ軍人相手の商店、飲食店もありますが、近年は減少傾向にあるようです。
駅から少し離れると住宅街が広がっています。
尚、八高線の東福生駅が東へ900mの場所にありますが、こちらの福生駅の方が駅前は賑わっています。
 
 

こちらは西口です。
奥に福生市の施設「福生市プチギャラリー」「輝き市民サポートセンター」が入居したビルがあり、橋上駅舎とつながっています。
こちら側にも地平と改札階の間にエレベーターが設置されています。
駅前広場があり、バスターミナルも併設されていますが、ロータリーはありません。
 
 

西口駅前の様子です。
駅前通りに面して商店街が形成されています。こちらも駅から少し離れると住宅街になります。
 
 

改札口の様子です。福生駅は有人駅です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、いちばん左側は有人通路です。
改札口の左側には指定席券売機、自動券売機があります。『みどりの窓口』は2005年に廃止されました。
また、壁に隠れて見えませんが、一番右側の自動改札機の横には乗車駅証明書発行機が設置されています。早朝は無人になると思われます。
改札外写真背後にJR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」があります。トイレは改札内にあります。
 
 

吊下式の駅名標です。写真の駅名標は電照式ですが、電照式でないタイプもあります。
JR東日本の標準デザインで、青梅線のラインカラー(橙)が表示されています。
駅ナンバリング(JC57)も表示されています。
鳩(?)対策で駅名標の上部に針状のモノが設置されています。
 
 

福生駅は島式ホーム1面2線の構造で、10両対応です。ホーム幅はやや狭いです。
左側が1番線で青梅・奥多摩方面、右側が2番線で立川・東京方面です。ホーム上屋は全10両分設置されています。
やや立川方(写真手前)に橋上駅舎があり、ホームと改札階は階段、エレベーターで結ばれています。
尚、2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入される予定で、それに伴い10両編成から12両編成になる予定です。ゆえに今後、ホームを12両分に延伸する工事が実施される予定です。
また、1番線の左側(西側)にはホーム跡のような構造物がありますが、ホームだったのかどうかは不明です。ちなみに1959年まで1km強西方の多摩川河川敷にあった福生河原駅との間に砂利運搬用の貨物支線が存在していました。ホーム跡のような構造物は貨物輸送関連で使用されていた可能性もあります。支線跡の一部は道路に転用されています。
写真は奥多摩方を望む。
 
 

立川方を望む。
この先、住宅街の中をほぼ一直線に南南東へ走り、牛浜駅へと至ります。肉眼で牛浜駅を確認できます。
 
 

奥多摩方を望む。かつて、少し先で前述の貨物支線が左へ分岐していました。
この先、こちらも住宅街の中を北北西へ走り、羽村市へと入ってしばらく走ると羽村駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が福生駅で下車したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。福生市の駅の中では一番賑やかでしたが(所在地が昭島市である拝島駅を除く)、人通りは思ったほど多くなく、東京都の市の玄関口にしてはやや寂しい感じもしました。
 
東京駅や新宿駅からですと中央線快速に乗り、立川駅で青梅線に乗り換えて当駅下車(青梅特快や快速・青梅行きは立川駅で乗換の必要なし)。手前の拝島駅止まりや拝島駅から五日市線や八高線へ直通す列車も一部あるので要注意です。また、特急『おうめ』や主に土休日運転の臨時特別快速『ホリデー快速おくたま』は福生駅を通過するので乗車しないように。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。以降は上記のルートで到達できます。若干タイトな日程になりますが日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や東西の駅前にコンビニがあり、東口側にはスーパー「西友」があります。また、飲食店は東口の駅ビル内や「西友」内、そして駅前にチェーン店が多数あります。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、青梅線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は福生駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)