![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/cb/90/j/o0550041214426005265.jpg?caw=800)
当駅を境に立川方面の都市圏区間と奥多摩方面のローカル区間の系統が分割されている(一部を除く)、奥多摩への玄関口に相当する駅で、
周辺の昭和レトロ化されている市街地に合わせて「レトロステーション」として構内も昭和レトロ感が漂っている、
青梅駅 (おうめえき。Ome Station) です。
最近は、東京臨海部にある、ゆりかもめの「青海駅(あおみえき)」と文字や読みが似ている事から、
間違いが絶えない事でも話題となっています。
駅名 | 所在地 |
青梅駅 (JC 62) | 東京都青梅市 |
乗車可能路線 |
JR東日本:青梅線 【青梅~奥多摩の愛称:東京アドベンチャーライン(青梅~奥多摩)】 |
隣の駅
訪問・撮影時 | 2017年11月 |
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/ae/cf/j/o0550041214426005307.jpg?caw=800)
1924年(大正13年)に改築された地上3階、地下1階の立派な駅舎で、青梅鉄道(当時)の本社として建てられたビルです。
築95年のレトロな建物ですが、現役で使用されています。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/62/49/j/o0550041214426005352.jpg?caw=800)
周囲にはビルが建ち並び市街地となっていますが、青梅市の代表駅の駅前にしては商店が少なく、やや寂しい印象です。
また、当駅周辺は青梅市が市を挙げて「昭和の街」として昭和レトロ化しており、昭和レトロ感漂う市街地となっています。
そして、駅近くに「青梅赤塚不二夫会館」がある事から、赤塚不二夫氏のキャラクターが描かれた看板をあちこちで見かける事ができます。
尚、鉄道施設「青梅鉄道公園」は当駅より北東へ約700mの丘陵上にあります。徒歩10分~15分です。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/24/8e/j/o0550041214426005396.jpg?caw=800)
左側には「みどりの窓口」と自動券売機があります。トイレは改札内にあり、駅舎外東側にも公衆トイレがあります。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/a4/30/j/o0550041214426005433.jpg?caw=800)
駅ナンバリング(JC62)が追加され、貼付けされています。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/0b/bf/j/o0550041214426005470.jpg?caw=800)
立川方面、奥多摩方面とも発着番線は指定されておらず、どちらの番線から乗車列車が発車するのか事前に確認が必要です。
ホームと駅舎は地下道で結ばれています。上屋は中央の約4両分のみ設置されています。
また、ホームもレトロ風にリニューアルされていて、待合室や前述の駅名標などがレトロ風になっています。
そして発車メロディーは赤塚不二夫氏原作の「ひみつのアッコちゃん」のテーマが使用されています。
尚、青梅駅では両側2線に立川方面、中線に奥多摩方面列車が発着する計画で2面3線化工事が行われていていましたが、2020年代前半をめどに中央線快速系統の列車がグリーン車連結に伴い12両編成化される予定で、それに伴うホーム延伸も必要な事から、工事の完成が遅れ、2019年4月時点ではまだ1面2線のままです。写真右側(2番線の北側)が建設中の新ホームです。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/d9/df/j/o0550041214426005512.jpg?caw=800)
丘陵地を切り通しで抜け、住宅密集地の中を走って東青梅駅へと至ります。現状では複線化は難しそうです。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/s-limited-express/68/5c/j/o0550041214426005565.jpg?caw=800)
青梅~奥多摩間「東京アドベンチャーライン」という愛称が付けられており、営業列車は4連が主体となります(臨時列車は6連もあります)。隣の宮ノ平駅には10連用の留置線があり、宮ノ平駅まで10連の回送列車が走行する事があります。
この先、住宅地と山間部の間を西へ進み、宮ノ平駅へと至ります。一気にローカル度が増します。
あとがき
私が青梅駅で駅の外に出たのは2017年の1度きりです。それまで何度か当駅で乗換をした事はあったのですが、改札を出たのは2017年が初めてでした。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。レトロな駅舎が印象的でしたが、駅前は意外と閑散としていて、同じ青梅市内では河辺駅前が一番栄えていると感じました。
東京駅や新宿駅からですと中央線快速に乗り、立川駅で青梅線に乗り換えて青梅駅で下車(青梅特快や快速・青梅駅は立川駅で乗換の必要なし)。大概の列車は当駅が終点ですが、奥多摩行きや御嶽行きが一部存在するので居眠りしないように注意が必要です。また、手前の拝島駅止まりや拝島駅から五日市線や八高線へ直通す列車、そして2駅手前の河辺駅止まりの列車も一部あるので要注意です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。以降は上記のルートで到達できます。若干タイトな日程になりますが日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。以降は上記のルートで到達できます。若干タイトな日程になりますが日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅前にコンビニとモスバーガー、オリジンがあるものの、そのほかに気軽に入れる商店・飲食店はほとんどありません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
大阪からの到達難易度はやや高いですが、青梅線を乗り鉄される際は、ぜひ一度、乗換の合間に青梅駅でも駅の外へ出られてみて下さい! 青梅鉄道公園も徒歩圏内です!
(参考:Google地図、Wikipedia)