多屋駅【愛知県】(名鉄常滑線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
愛知県常滑市の市街地郊外の住宅地にある高架駅で、伊勢湾にも近い
多屋駅 (たやえき。TAYA Station) です。

 

 

駅名      所在地
多屋駅 (TA 21)      愛知県常滑市

 

乗車可能路線
名古屋鉄道:常滑線

 

隣の駅

←神宮前方      常滑方→
榎戸駅      常滑駅

 

訪問・撮影時   2018年4月

 

 

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多屋駅の駅舎は高架下にあります。2003年に高架化されました。
東側には小さな駅前広場があり、西側には公衆トイレがあります。
名鉄には無機質なデザインの高架駅が多いのですが、当駅は地元名産の常滑焼の窯をイメージしたと思われるデザインとなっています。

 

 

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駅前(東側)の様子です。
常滑市の中心市街地にほど近い住宅地で、中部国際空港の従業員向けの単身者住宅が多く建設されています。
また、駅南側に知多半島道路と中部国際空港(愛称:セントレア)を結ぶ有料道路・知多横断道路(セントレアライン)が通っています。
尚、西側も住宅地で、1km足らずで伊勢湾にたどり着きます。こちら側は旧海岸線が駅近くまで迫っており、その先は埋立地で工業地帯となっています。

 

 

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改札口の様子です。内装は名鉄の高架駅でよく見られるコンクリート打ちっぱなしの構造で、券売機小屋が建てられていますが、屋根の鳥除けが印象的です。
無人駅で、トラブルやお問い合わせ対応のために改札内外にインターホンが設置されています。
『manaca』チャージ可能な自動券売機と『manaca』対応の自動改札機が設置されています。

 

 

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駅名標です。名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています(TA21)。
尚、駅ナンバリングの「TA」ですが、常滑線の「T」と空港線の英訳「A」の合成です。
ちなみに背景には旧海岸線の向こう側にある埋立地の森、そして工場の煙突が写っています。

 

 

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多屋駅は相対式ホーム2面2線の高架駅で、地平駅時代は4両対応でしたが、高架化の際に6両対応になりました。
また、この規模の名鉄駅にしては珍しく(?)改札口と各ホームを結ぶエレベーターが設置されています。
写真は常滑方を望む。

 

 

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神宮前・名古屋方を望む。右へカーブするとすぐに地平区間になり、榎戸駅へと至ります。

 

 

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常滑・中部国際空港方を望む。
市街地へと入り、常滑駅へと至ります。常滑駅との距離は0.7kmで見通しも良く、ホームと駅ビルを肉眼で確認できます。

 

 

あとがき

私が多屋駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。常滑線のセントレア延伸(空港線)に関連して高架化され、近代的な駅となりました。駅前は閑静な住宅街でした。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から常滑線中部国際空港方面の特急・急行・準急に乗車します。そして太田川駅で常滑・中部国際空港方面の普通列車に乗り換えて当駅下車です。太田川駅から当駅までは少し時間がかかります。常滑駅まで行って戻る場合は別途区間外の運賃が必要なのでご注意下さい。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは上記のルートで到達できます。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅前にコンビニ、商店、飲食店はありません。最寄りのコンビニでも南西約350mの距離です。事前に用意しておきましょう。

 

東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄常滑線を乗り鉄の際は、ぜひ多屋駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)