長浦駅【愛知県】(名鉄常滑線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
愛知県知多市の西部にあり、かつては駅近くに海水浴場も別荘地もあった元リゾート地の駅、
長浦駅(ながうらえき)です。

 

 

駅名      所在地
長浦駅(TA 14)      愛知県知多市

 

乗車可能路線
名古屋鉄道:常滑線

 

隣の駅

←神宮前方      常滑方→
古見駅      日長駅

 

訪問・撮影時   2018年4月

 

 

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常滑・中部国際空港方面の東口駅舎です。上下線で駅舎が分離されています。
ストアードフェアカード『トランパス』導入に際して簡易駅舎が設置されました。

 

 

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名古屋方面の西口駅舎です。
こちら側は旧海岸線が駅近くまで迫っており、その先は埋立地で工業地帯となっています。
尚、1959年の伊勢湾台風襲来以前には駅前に長浦海水浴場がありました。
1927年には駅前に鉄筋コンクリート製モニュメントの「たこのターちゃん」が設置され、長浦海水浴場のシンボルとして親しまれていましたが、伊勢湾台風で被害を受けた海水浴場は復旧する事なく海岸が埋立地として造成される事になり、1963年にターちゃんのモニュメントは撤去されたそうです。

 

 

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東口駅前の様子です。急坂があり、古くからの住宅地が形成されています。
この周辺は長浦海園文化住宅地など、別荘地として開発された地域で、現在も敷地の広い住宅などにその面影が見られます。

 

 

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東口改札口の様子です。
無人駅で、トラブルやお問い合わせ対応のために改札内外にインターホンが設置されています。
『manaca』チャージ不可能な自動券売機と『manaca』対応の自動改札機が設置されています。
『manaca』のチャージは改札内にあるチャージ機のみ対応可能で、残額がない場合はインターホンで係員にその旨を伝えて自動改札機の通路を開けてもらう必要があります。

 

 

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駅名標です。名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています(TA14)。
尚、駅ナンバリングの「TA」ですが、常滑線の「T」と空港線の英訳「A」の合成です。
ちなみに背景には旧海岸線の向こう側にある埋立地の森、そして工場の煙突が写っています。

 

 

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長浦駅は相対式ホーム2面2線の構造で、4両対応です。6両編成の列車が発着する際は後2両がドアカットされます。
写真は常滑方を望む。

 

 

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神宮前・名古屋方を望む。旧海岸線に沿って走ります。右側(東側)が丘陵地、左側(西側)が埋立地です。

 

 

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常滑・中部国際空港方を望む。
こちらも旧海岸線に沿って走ります。埋立前の時代は眼前に伊勢湾の雄大な風景を眺められたのですね…。

 

 

あとがき

私が長浦駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。元海岸は埋め立てられて殺風景になり、山側の下別荘地も閑静な住宅街へと変化していましたが別荘地の面影も見られました。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から常滑線中部国際空港方面の特急・急行・準急に乗車します。そして太田川駅で常滑・中部国際空港方面の普通列車に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは上記のルートで到達できます。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅前にコンビニ、商店、飲食店はありません。事前に用意しておきましょう。

 

東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄常滑線を乗り鉄の際は、ぜひ長浦駅でも下車されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)