小野駅【兵庫県】(神戸電鉄粟生線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
今回の【駅】コーナーは、存廃の渦中にある神戸電鉄粟生線の駅で、
播州そろばんの産地として有名な兵庫県小野市の中心市街地にある
小野駅(おのえき)です。

 

 

駅名      所在地
小野駅 (KB 57)      兵庫県小野市

 

乗車可能路線
神戸電鉄:粟生線

 

隣の駅

←粟生方      鈴蘭台方→
葉多駅      市場駅

 

訪問・撮影時   2017年11月

 

 

イメージ 2
小野駅は小野市の中心市街地南寄りにあり、東口側には立派な駅ビルがあります。
駅舎自体は線路上空にある橋上駅舎となっていて、駅の東西を結ぶ自由通路も存在します。

 

 

イメージ 3
東口駅前の様子です。駅前は中心市街地ですが、シャッターが下りている商店も多く、空洞化が進んでいます。

 

 

イメージ 4
西口駅前の様子です。
長らく裏口扱いでしたが、橋上駅舎化を機会に再開発され、丘陵下は新興住宅地となっています。
また、駅前から奥へ延びる道路をずっと進むとJR加古川線の小野町駅に到達できます(約1.9km。徒歩約30分)。
さらに写真奥には「小野アルプス」と呼ばれる標高の低い山並みを望めます。

 

 

イメージ 5
改札口の様子です。有人駅で窓口が開いています。
自動券売機とICカード『PiTaPa』対応の自動改札機があります。

 

 

イメージ 6
駅名標です。神戸電鉄の標準タイプで、電照式です。駅ナンバリングが追加されています (KB 57)。

 

 

イメージ 7
小野駅は島式ホーム1面2線の構造で、大きくカーブしています。東側には粟生方で行き止まりの留置線があります。
ホーム上に待合室と自動販売機があり、改札階とは階段とエレベーターで結ばれています。
写真は鈴蘭台方を望む。

 

 

イメージ 8
鈴蘭台方を望む。この先、丘陵地を走り、アップダウンが連続します。

 

 

イメージ 9
粟生方を望む。この先すぐに下り勾配となり、田園風景の中を走って葉多駅へと至ります。

 

 

あとがき

私が小野駅で下車(乗車)したのは2004年に数度、2017年に1度です。2004年は当時小野市で働いていて、通勤関係で利用した事があります。一方、2017年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。立派な橋上駅舎を有しているものの、地方都市として例外なく駅前は閑散としていました。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で新神戸駅まで行き、神戸市営地下鉄西神・山手線に乗り換えて湊川公園駅へ。さらに隣接する湊川駅から神戸電鉄有馬線~粟生線直通の粟生方面列車に乗り換えて当駅下車です。全種別が停車します。また、新神戸駅から北神急行線で谷上まで行き、神鉄有馬線で鈴蘭台へ。さらに粟生線に乗り継いでも到達できます。若干タイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと阪神本線または阪急神戸線の特急で新開地駅まで行き、神戸電鉄神戸高速線~有馬線~粟生線方面行き電車に乗車して当駅下車です。全種別OKです。またはJR神戸線の新快速で加古川駅まで行き、加古川線に乗り換えて粟生駅へ。さらに神鉄粟生線に乗り換えて2駅目で下車です。粟生駅でのJRと神戸電鉄の接続は概ね良好ですが、事前に確認を。余裕で日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅近くにコンビニは存在せず、最寄りのコンビニでも駅の北東へ約500mあります。また、気軽に入れる商店・飲食店は全くありません。必ず事前に用意しておきましょう。

 

東京からの到達難易度はやや高いですが、神戸電鉄粟生線を乗り鉄される際は、ぜひ小野駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)