原宿駅【東京都】(山手線。2016年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、山手線の駅の中で、文化・流行の発信地にある駅、
そして、歴史ある木造駅舎が新駅舎へと建て替えられる予定の、
原宿駅 (はらじゅくえき。Harajuku Station) です。

 

尚、今回の記事は原宿駅改良工事前の姿をUPいたします。ご了承下さい。
2020年の工事終了後の状況を反映した原宿駅の記事を改めてUPいたしました⇒記事はこちら

 

 

 

駅名 所在地
原宿駅 (JY 19)     東京都渋谷区

 

乗車可能路線
JR東日本:山手線

(※) 埼京線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線の列車は停車しません。

 

隣の駅

←品川方      池袋方→
渋谷駅      代々木駅

 

乗換可能駅

路線名      駅名
東京メトロ:千代田線副都心線      明治神宮前駅 (徒歩4分~12分)

 

訪問・撮影時   2016年8月、2017年11月

 

 

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原宿駅の南口に相当する表参道口の駅舎です。1924年(大正13年)に建てられた駅舎ですが、
駅改良工事により駅舎の建て替えが発表され、この駅舎の今後の動向が注目されます。

 

 

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原宿駅表参道口駅前の様子です。
写真は西側を望む。右手が神宮橋で、橋を渡ると明治神宮に通じています。
左手が五輪橋で、遠方に国立代々木競技場の代々木第一体育館が見えます。
また、この付近に東京メトロの明治神宮前駅があり、駅の南東側へは青山方面へ表参道が延びています。

 

 

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こちらは北口に相当する竹下口です。駅舎は築堤高架下にあります。
かなり手狭な構造で、土休日は混雑が激しいです。

 

 

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原宿駅竹下口駅前の様子です。その名の通り竹下通りが東へ延びています。
沿道には多くの店舗があり、土休日昼間を中心に多くの通行人で混雑します。

 

 

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表参道口の駅舎内です。コンビニもあります。『みどりの窓口』は2017年1月をもって廃止されました。
改札口からホームまでは距離があります。やはり土休日は相当混雑して、改札を出るまで5分ほどかかる事もあります。

 

 

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駅名標です。JR東日本の標準タイプで、LED照明です。
2016年の時点では駅ナンバリングが表示されていませんでしたが、
2017年再訪問時には駅ナンバリング表示型に取り替えられていました。
駅番号は「JY 19」です。

 

 

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原宿駅のホームは島式ホーム1面2線の構造でホームドアが設置されています。
尚、左手を走る山手貨物線(湘南新宿ラインと埼京線などが走行)にはホームがありません。
写真は品川方を望む。

 

 

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また、外回り線ホームの外側(西寄りの明治神宮側)には臨時ホームがあり、初詣時に使用されていました。
その際は臨時ホームが外回り線ホームとなり、従来の島式ホームは内回り線専用となっていました。
現在、この臨時ホームは一旦取り壊されて新たに外回り線用となるホームが建設されており、
駅改良工事完成の暁にはこちらのホームが外回り線用、従来の島式ホームが内回り線用の専用ホームとなり、
通年、初詣時と同じような利用方法となる予定です。

 

 

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こちらは臨時ホーム用の駅舎で、明治神宮に面していました(田端方を望む)。
昔ながらの改札口もある臨時駅舎は、初詣時は外回り線専用の改札口として機能していました。
臨時ホームと表参道口・竹下口は跨線橋や地下道で繋がっておらず、
必然的に初詣時の表参道口・竹下口は内回り線専用となっていました。
駅改良工事完成の暁にはこの場所に出入口は設けられませんが、表参道口駅舎が橋上駅舎化され、明治神宮側にも出入口が設置されます。

 

 

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品川方を望む。この先は代々木体育館の東側を通り、渋谷の市街地へと入っていきます。
手前には神宮橋と五輪橋が山手線を跨いでいます。

 

 

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田端方を望む。左側に明治神宮の森を見て北へ走ります。
右手の山手貨物線沿いには皇室専用ホーム(通称:宮廷ホーム)が見えます。

 

 

あとがき

私が原宿駅で下車したのは2016年、2017年の計2度です。いずれの回も、解体の可能性が高い表参道口駅舎を訪問するための下車でした。乗降者数の多さとは裏腹に駅のキャパシティーは小さく、改良工事で混雑が解消される事が期待される反面、保存の声も上がっている表参道口駅舎の今後が気になりますね。また、竹下通りの人の多さは凄かったです。
 
東京駅からですと山手線に乗り当駅下車です。内回り(上野経由)より外回り(品川経由)の方がやや早く着きます。また、また、前述の通り埼京線と湘南新宿ラインの列車は停車しないので北から来た場合は池袋・新宿で、南からですと大崎、恵比寿、渋谷のいずれかで山手線に乗り換える必要があります。余裕で日帰り訪問できます。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。山手線外回り(渋谷・新宿方面)に乗り換えて当駅下車です。東京駅経由はロスが大きいです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅や駅周辺にコンビニがあり、飲食店も竹下通り沿いを中心に多数ありますが、特に土休日の昼食時などは混雑するので、時間が心配な場合は事前に用意しておいた方が良いかもしれません。

 

大阪からの到達難易度はやや高いですが、レトロな駅舎と最先端の文化・流行を同時に味わいに、原宿駅で下車されてみてはいかがでしょうか?
木造駅舎はいつシートで覆われて解体されるか分からないのでご訪問はお早目に。

 

(参考:JR東日本のサイト、Google地図、Wikipedia)