万富駅【岡山県】(山陽本線。2013年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
山陽本線の駅で、ローカルムード漂う 万富駅 (まんとみえき。Mantomi Station) です。

 

 

駅名

万富駅 (JR-S 07)

 

所在地

岡山県岡山市東区 (旧・赤磐郡瀬戸町)  

 

乗車可能路線

JR西日本:山陽本線   

 

隣の駅

神戸方……熊山駅   

門司方……瀬戸駅   

 

訪問・撮影時

2013年7月(晴天時)、2021年3月(曇天時)  

  

  

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万富駅は昔ながらの木造駅舎を有しています。
小さいながらもロータリーがあります。
 
 
こちらは2021年撮影。
駅前広場が再整備され、旧ロータリーにあった木々は伐採されたようです。


 

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駅前の様子です。住宅が並んでいますが、商店が少なく閑散としています。


 

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駅舎内の様子です。直営駅で、『みどりの窓口』もあります。
改札口には『ICOCA』対応の簡易型自動改札機が設置されています。
磁気券は入場時のみ対応で、出場時は駅員が回収します。
 
 
こちらは2021年撮影。
2019年に無人化されました。
左側にICカードのチャージが可能な簡易型自動券売機があります。


 

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駅名標です。JR西日本の標準タイプで、ローカルムードはあまり感じられません。

 

 

こちらは2021年撮影。

下部は山陽本線(三石~岡山)のラインカラーである黄緑色に変更されました。
尚、万富駅の駅ナンバリングは「JR-S 07」ですが、この駅名標には記載されておらず、柱に掛けられている縦型の駅名標のみに記載されています。

 
 

 

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万富駅は単式ホーム・島式ホームとも各1面の計2面3線の構造になっています。写真は門司方を望む。
右から1番のりば(上り神戸方面)、2番のりば(上下共用中線)、3番のりば(下り門司方面)の順です。

1番のりばの右側(駅舎側)には貨物側線跡があり、駅舎前には貨物ホーム跡が一部残っています。

現在、貨物側線跡は保線用側線として使用されていて、バラスト積込設備があります。

また、3番のりばの左(南)にはキリンビールの工場があり、1972年~1986年の間は専用線が存在していました。

駅舎・1番のりばと2、3番のりばの間は跨線橋で結ばれています。
尚、跨線橋は階段のみで、バリアフリー非対応です。


 

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神戸方を望む。少数ながら当駅を始発・終着とする列車が設定されていて、2番のりばに発着します。

 

 

こちらも神戸方を望む。

1番のりばの左側からは保線用側線が合流します。側線は機関車が入る部分のみ電化されています。

この先、吉井川を渡って赤磐市に入り、山あいを北上して熊山駅を目指します。

 

 

門司方を望む。左側の空地にキリンビール岡山工場の専用線がありました。

この先、山あいのローカル風景の中を南西へ走り、瀬戸駅を目指します。

瀬戸駅から先は列車の本数が増加します。

 

 
あとがき

私が万富駅で下車したのは2013年の1度きりです。
この区間は『青春18きっぷ』などで何度も通っているのですが、
たまたま当駅で乗り換える必要があったため、折角なので下車してみました。
山陽本線の駅ですがローカルムード満点でした。人は少なく閑散としていました。

 

東京からですと昼行列車のみの利用は新幹線を使って岡山で乗換。日帰り可能です。
また、寝台特急『サンライズ出雲・瀬戸』利用でも岡山で乗換、少し戻る事になるので運賃精算は注意が必要です。

大阪からは新幹線、在来線の乗り継ぎ、どちらでもさほど時間はかかりません。じゅうぶん日帰り可能です。

 

食料・飲料について、駅のすぐ近くにコンビニはありません。最寄りの店舗でも西へ500mほどあります。
事前に用意しておくのが無難です。

 

特に東京からの到達難易度は高いですが、山陽本線を乗り鉄の際はぜひ寄り道されてみて下さい!

 

(参考:Wikipedia)