奥羽貨物支線(青森県青森市。2009年踏破) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

今回は、終端駅構造である青森駅に乗り入れている東北本線(現・青い森鉄道線)と奥羽本線をショートカットして滝内信号所(青森駅構内)と青森信号場を結ぶ奥羽本線の貨物支線、
通称:奥羽貨物支線を紹介します。

 

尚、青い森鉄道線、奥羽本線、奥羽貨物支線でデルタ線を形成しています。かつてはこの3線と使用して列車の方向転換も行われていました。

 

また、通常は貨物列車のみの運行ですが、2006年3月18日~2012年3月16日の間は寝台列車『北斗星』『トワイライトエクスプレス』もこの貨物支線を通っていました。ゆえに、私はこの奥羽貨物支線を乗りつぶすことができました(参考記録)。


 

イメージ 1
(Yahoo!地図を使用)

 

路線名  区間  営業キロ  備考 
JR東日本:奥羽本線貨物支線  滝内信号所(※1)~青森信号場  約1.5km(※2)  (※3) 
(※1) 滝内信号所は青森駅構内の扱い。  
(※2) 旅客線としての営業キロ設定なし(参考:JR貨物における新青森~青森信号場の営業キロは4.8km。)  
(※3) 全線単線・交流20,000V(50Hz)電化。  

  

踏破達成時   2009年1月  
撮影時   2012年8月  

  

  

イメージ 2
(滝内信号所にて奥羽本線を走行中の列車より撮影)
新青森駅を発車して滝内信号所を通過すると、奥羽本線は左へカーブして青森駅へ向かいますが、奥羽貨物支線はそのまま南東へ直進します。

 

その後、奥羽貨物支線は単線で住宅街を進みます。


 

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途中には第一大野踏切が設置されています。立派な第一種踏切です。


 

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第一大野踏切より滝内信号所方を望む。住宅街をカーブしながら通っています。


 

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先程と同じ地点より望遠で撮影しました。滝内信号所の手前には多くの信号機が設置されています。


 

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第一大野踏切より青森信号場方を望む。一直線に青森信号場へ向かいます。


 

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(青い森鉄道線を走行中の列車より撮影。写真は滝内信号所方を向いて撮影。)
そして踏切を過ぎると左側から青い森鉄道線(旧・東北本線)が接近して合流すると広い構内を持つ青森信号場に到着します。


 

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(青い森鉄道線を走行中の列車より撮影)
青森信号場にはJR貨物と青い森鉄道の車両基地があり、本州~北海道を直通する貨物列車の牽引機関車付け替えが日常的に行われています。
また、青森信号場は以前、青森操車場と称していて、もっと広い構内を有していました。

 

さらに、青森信号場の直上には青森中央大橋(道路橋)が架けられています。以前は有料道路でした。

青い森鉄道線を東へ進むと筒井駅へと至ります。

    

  
乗り鉄の注意点  

2013年12月現在、奥羽貨物支線を通る列車は貨物列車のみで、旅客列車は1本も設定されていません。
ゆえに、現在この路線を乗りつぶそうと思っても不可能です。しかし、この路線は営業キロが設定されていないので、乗りつぶしの対象に加えなくても支障はないと思います。

 

なお、2006年3月18日~2012年3月16日の間は青森駅構内で夜間に線路改良工事を行っていた為に『北斗星』と『トワイライトエクスプレス』は当路線を経由して青森信号場にて機関車の付け替えが行われていました。尚、『カシオペア』は工事期間中も青森駅で機関車付け替えを実施していました。

  

  
接続路線  

信号所・信号場名   接続路線 
(※1) 滝内信号所   JR東日本:奥羽本線津軽線 
青森信号場   青い森鉄道:青い森鉄道線 
(※1) 青森駅構内扱い。

  

(参考:Wikipedia)