第513回('07) 駒ヶ岳ロープウェイに乗車。そして在来線で長野へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
2007年9月14日~16日、2泊3日の日程で関東甲信越を乗り鉄しました。今回は新幹線も使いました。

今回は1日目、9月14日後半の模様です。今回は有給を使い、平日に乗り鉄しました。
豊橋から飯田線を乗り継いで駒ヶ根に到着した後は、日本一高い場所を通る索道・駒ケ岳ロープウェイに乗車しました。
駒ケ根駅へ戻った後は、飯田線や篠ノ井線を通り長野駅まで移動しました。
今回の日程 2007年9月14日(金) 【後半】

駒ヶ根/駒ケ根駅1300(中央アルプス観光バス)1345駒ヶ岳ロープウェイ駅/しらび平1400(駒ヶ岳ロープウェイ)1408千畳敷1440(駒ヶ岳ロープウェイ)1448しらび平/駒ヶ岳ロープウェイ駅1510(中央アルプス観光バス)1554駒ヶ根駅/駒ケ根1621(飯田線→中央本線・247M)1729岡谷1808(中央本線<みどり湖経由>→篠ノ井線→信越本線・1547M)2011長野

【宿泊】
駒ヶ根駅で下車して、今度は中央アルプスの木曽駒ヶ岳に架かる駒ヶ岳ロープウェイに乗車するために駅前のバスターミナルへ。少し待つとバスがやって来ました。バス会社は中央アルプス観光で、駒ケ岳ロープウェイと同じ会社です。この中央アルプス観光は名鉄グループです。名鉄も結構手広く事業展開しているなぁ…と思いました。乗客は3人と少なかったです。



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バスは13時に駒ヶ根駅を発車し、市街地を西へ進み郊外へ出ました。正面には駒ヶ岳が見えるはずでしたが、あいにくの天気で見えませんでした…。この間も少しずつ標高が上がっています。しばらく走ると中央自動車道の駒ヶ根ICに差し掛かり、
イメージ 2という珍名のバス停を通過しました。特に男なら下ネタの話題にしてしまいそうな名前ですねww

その後しばらく走ると、菅の台バスセンターに着きました。ここで10人ほどが乗ってきましたが、マイカーで駒ヶ岳ロープウェイへアクセスする際は、県道の一部が一般車両進入禁止なのでこの菅の台バスセンターに車を置いてバスに乗り換える必要があるので、ここで乗客が増えたのでした。また、菅の台バスセンターには中央アルプス観光の本社もあります。

菅の台バスセンターを発車後は太田切川を渡り、いよいよ一般車両進入禁止の山道へと入ります。バス1台通るのがやっとという道幅で、所々で離合(すれ違い)できる待避スペースがあり、実際に複数の場所で対向バスとすれ違いました。



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バスは山道をスローで進み、ようやく周囲が開けてくると45分の乗車で終点の駒ヶ岳ロープウェイ駅バス停に到着しました。この時点で標高1,662mで、駒ヶ根駅が標高676mなので、実に1,000m近く登ったことになります! ここからさらに登るのですから、驚きです!



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バスを降車後はすぐにロープウェイの山麓駅に相当する「しらび平」駅へ。往復チケットを買ってから改札を通り、ロープウェイに乗車しました。搬器は61人乗りで、意外と小さかったのに驚きました。しかし乗客は30人ほどで満員にはならず、私は余裕で山麓側のポジションをゲットできました。



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ロープウェイは14時にしらび平駅を発車しました。本来なら伊那谷の絶景を望めるのでしょうが、先刻まで雨が降っていたこともあり雲がかかっていて遠方が見えませんでした…。



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そのままロープウェイは950mの高低差を僅か7分半で上昇し、山頂駅に相当する千畳敷駅に到着しました。折り返しの下りの便は団体客が大挙乗車して満員でした。

千畳敷駅の外へ出てみました。駒ヶ岳の山頂は雲で見えませんでしたが、何とか宝剣岳と千畳敷カールを見ることはできました。9月中旬なのでさすがに雪はありませんでしたが、氷河地形を目の当たりにして感動しました。



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また、駅から山麓側を眺めると雲の合間から僅かに伊那谷を望めましたが、またすぐに雲に覆われてしまいました…。

もう少し滞在したかったのですが、この後のスケジュールもあるので14時40分発の便で下山しました。乗客は往路と同じ30人ほどでした。復路は山頂側を眺めました。

しらび平駅に到着後は、駒ヶ根駅行きのバスを待っていましたが、バス停の奥に駒ケ岳ロープウェイの旧搬器が保存されていました。中へ入ることもでき、待合室代わりに使われている感じでした。



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そして15時10分発・駒ヶ根駅行きのバスに乗車しました。乗客は10人ほどでした。バスは来た道を下り、菅の台バスセンターで8人が下車して残りの乗客はは私を含めて2名のみとなりました。その後は例の
イメージ 2バス停を通り、駒ヶ根市街へと入って15時54分に終点の駒ヶ根駅に着きました。

この時点でようやく晴れてきました。遅いわっwww

駒ヶ根駅からは再び飯田線に乗車します。まずは「加古川→長野」の乗車券を提示して入場し、ホームなどを観察しました。JR東海ではローカル線の駅でも基本的に列車別改札をしないので、誰もいない状態でホームを観察することができました。しばらく待っていると、豊橋方から上諏訪行247Mが入線しました。東海色119系の2連でした。私はいの一番に乗車しましたが、車内は既に高校生を中心に満席状態となっており、私はドア脇から車窓風景を眺めることにしました。



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247Mは16時21分に駒ヶ根を発車し、駒ケ岳を見ながら走りましたが、逆光状態なのと、山頂がまだ雲に覆われていたおかげで結局見られずじまいでした…。また飯田線は駅数が多く、駅ごとに高校生が下車していきました。そして伊那市や伊那北でも高校生の乗降がありましたが、飯田線沿線~諏訪湖周辺の地区の南信地方は同じ学区なので、高校生の乗客数は多いままです。この状況は飯田線の終着駅である辰野を過ぎてJR東日本管轄の中央本線(旧線)に入っても続き、結局、17時29分発の岡谷まで立席のままでした…。



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岡谷駅では途中下車してファストフード店を探しましたが、駅前は寂れているようで見つかりません…。駅前にショッピングセンターのような建物もありましたが、中には目ぼしい飲食店はありませんでした…。あまり動くと腹が減ってしまうので岡谷での夕食は諦めて改札内へと戻り、18時08分発の長野行き1547Mに乗車しました。長野色115系3連でしたが、通勤・通学客が多くてここでも着席できず、何とか確保したドア脇で車窓風景を見ることにしました。しかし、時刻は18時を過ぎていて、列車が塩嶺トンネルを抜けてみどり湖駅に着いた頃はもうほぼ真っ暗な状態でした。そして夜景wを見ながら中央東線と篠ノ井線を進みましたが、この付近で最大の乗降客数を誇る規模である松本駅では大半の乗客が入れ替わりました。この隙に私はボックス席の進行方向窓側席を確保しました! しかし、入れ替わりに多くの通勤・通学客が乗り込んで来て再び満席となりました。

松本を発車後も夜景を見ていましたが、飯田線での立席の疲れが溜まって私は次駅の田沢到着を待たずに眠ってしまいました…。そのせいで、前月に通った姨捨駅付近から見える善光寺平の、今回は初めて夜景を見られるはずだったのが見れずじまいに終わりました…。そして私が目覚めたのは桑ノ原信号場で待避をしていた時でした。この信号場で待避する列車に乗ったのは今回が初めてだったので私の目は一気に覚めましたww その後は暗闇を見ながらの移動となり、かなりお腹が減った20時11分、1547Mは終点の長野に到着しました。

私は改札を出て、待合室にある立食いそばの店へ。360円の山菜そばを食べました。
そしてコンビニへ寄ってから駅近くにあるビジネスホテルへ。入浴後は先程寝ていたにもかかわらず、すぐに眠ってしまいましたw

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
中央アルプス観光:駒ヶ岳ロープウェイ しらび平~千畳敷 2333.5m 踏破達成!
(参考:信州駒ヶ根ガイド、Wikipedia)