![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/e0/90/j/o0500037514425262264.jpg?caw=800)
今回は、名古屋市東区の大曽根駅から守山区の小幡緑地駅へ至る路線(正式には軌道路線)で、
案内輪を搭載した専用のバス(法律上は気動車)により運行されている新交通システム路線、
名古屋ガイドウェイバス:ガイドウェイバス志段味線を紹介します。
案内輪を搭載した専用のバス(法律上は気動車)により運行されている新交通システム路線、
名古屋ガイドウェイバス:ガイドウェイバス志段味線を紹介します。
愛称は【ゆとりーとライン】です。
尚、名古屋ガイドウェイバスは名古屋市をはじめ名鉄やジェイアール東海バスなどが出資する第三セクター企業です。
おことわり:今回の記事の写真は2009年に撮影しました。現在は運行していない名鉄担当のバスの写真がありますが、ご了承願います。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/3f/50/j/o0640048014425262283.jpg?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
名古屋ガイドウェイバス:ガイドウェイバス志段味線 | 大曽根~小幡緑地 | 6.5km | (※1) |
踏破達成時 | 2002年3月 |
撮影時 | 2009年6月、9月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/b1/06/j/o0500037514425262302.jpg?caw=800)
見た目は普通の新交通システムの駅と大差ありません。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/78/c0/j/o0500037514425262318.jpg?caw=800)
但し、起点駅である大曽根駅に関しては乗車ホームと降車ホームに分かれています(写真は降車ホーム側)。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/f9/f6/j/o0500037514425262324.jpg?caw=800)
ここではガイドなしで走行します。ホームの手前からはガイドが設置されています。
大曽根を発車するとすぐに右へカーブして、地下に名古屋市営地下鉄名城線が通る道路の真上を高架で東へ進みます。右手にプロ野球・中日ドラゴンズの本拠地であるナゴヤドームを見ながら市街地を走り、ナゴヤドーム前矢田に着きます。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/a6/db/j/o0500037514425262333.jpg?caw=800)
砂田橋を発車するとすぐに左折して、県道30号線上を北上します。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/db/92/j/o0500037514425262347.jpg?caw=800)
守山を発車後も住宅街を高架線で走り、金屋、川宮と進みます。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/ca/46/j/o0500037514425262361.jpg?caw=800)
川宮を発車後は大きく右へカーブして針路を東寄りへ変えて住宅街を走り、川村に到着します。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/fd/e4/j/o0500037514425262373.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/7c/9e/j/o0500037514425262383.jpg?caw=800)
ここからは、高蔵寺駅行きバスに乗った時の沿線概況を綴ります。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/d4/db/j/o0500037514425262400.jpg?caw=800)
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/82/16/j/o0500037514425262413.jpg?caw=800)
丘陵地の龍泉寺地区をしばらく進むと平地へと出て、吉根地区へと入ります。元々はローカルな土地でしたが、ガイドウェイバスに連動して開発が進み、新興住宅地になりました。そして東名高速道路をアンダーパスすると下志段味地区へと入ります。こちらも開発が進み、県道沿いには郊外型店舗が多数立地しています。
中志段味地区へと入ると往復4車線だった県道30号が車線減少して2車線になり(現在は拡幅されているかもしれませんが…)、ローカルな雰囲気を味わうことができます。その後、上志段味地区の区画整理された場所では一時的に4車線になりますがすぐに2車線へと戻ります。そして右前方に東谷山が見えてくると東谷橋南交差点を左折し、東谷橋で庄内川を渡って名古屋市から春日井市へと変わります。その後は遠方の丘陵に広がる高蔵寺ニュータウンを見ながら市街地を北上し、終点の高蔵寺(南口)に到着します。
中志段味地区へと入ると往復4車線だった県道30号が車線減少して2車線になり(現在は拡幅されているかもしれませんが…)、ローカルな雰囲気を味わうことができます。その後、上志段味地区の区画整理された場所では一時的に4車線になりますがすぐに2車線へと戻ります。そして右前方に東谷山が見えてくると東谷橋南交差点を左折し、東谷橋で庄内川を渡って名古屋市から春日井市へと変わります。その後は遠方の丘陵に広がる高蔵寺ニュータウンを見ながら市街地を北上し、終点の高蔵寺(南口)に到着します。
ガイドウェイバス志段味線(大曽根~小幡緑地)の専用軌道区間を走るバスは全て各駅に停車し、各便とも1台での運行となっています。
運転区間は小幡緑地駅から一般道へ出て中志段味(一部は志段味サイエンスパーク経由)や高蔵寺まで足を延ばす便が主体になっていて、一部は大曽根~小幡緑地の専用軌道区間内を運行する便も設定されています。
運転区間は小幡緑地駅から一般道へ出て中志段味(一部は志段味サイエンスパーク経由)や高蔵寺まで足を延ばす便が主体になっていて、一部は大曽根~小幡緑地の専用軌道区間内を運行する便も設定されています。
運転本数は、データイムは毎時6本で、平日朝夕は相当数が増発され、土休日朝は若干増発されますが、早朝・深夜は減便されます。
バスは全て名古屋市交通局による運行です。かつては名鉄やジェイアール東海バスも参入していましたが、両社とも撤退しました。
また、バスでは『manaca』『TOICA』が利用可能ですが、その他に利用できるICカードは『Suica』のみなので注意が必要です。
また、バスでは『manaca』『TOICA』が利用可能ですが、その他に利用できるICカードは『Suica』のみなので注意が必要です。
大曽根~小幡緑地の所要時間は概ね13分で、専用道路(専用軌道区間)を走るので交通事情に左右されず、通常時は定時性が確保されています。
また、大曽根から中志段味までは約26分、高蔵寺までは約33分ですが、小幡緑地以遠は一般道を走るので交通事情に左右されて所要時間は多少変動します。
また、大曽根から中志段味までは約26分、高蔵寺までは約33分ですが、小幡緑地以遠は一般道を走るので交通事情に左右されて所要時間は多少変動します。
乗換駅 | 乗換路線 |
大曽根駅 | 名古屋市営地下鉄:名城線 |
大曽根駅 | JR東海:中央本線。名古屋鉄道:瀬戸線 |
ナゴヤドーム前矢田駅 | 名古屋市営地下鉄:名城線 |
砂田橋駅 | 名古屋市営地下鉄:名城線 |
守山駅 | 名古屋鉄道:瀬戸線 (守山自衛隊前駅まで徒歩5分) |
(高蔵寺) | JR東海:中央本線。愛知環状鉄道:愛知環状鉄道線 |
(参考:Wikipedia)