富良野線(北海道。2004年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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富良野駅にて。富良野線の主力車両であるキハ150形気動車です。

 

今回は、北海道の中央部、旭川と美瑛、富良野を結ぶ観光路線である
富良野線を簡単に紹介します。

 

尚、いつもの事ながら写真が2004年~2006年の撮影で古く、かつ枚数も少ないですがご了承願います。


 

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(Yahoo!地図を使用)

 

路線名   区間   営業キロ   備考
JR北海道:富良野線   富良野~旭川   54.8km   全線単線・非電化
 
踏破達成時  2004年5月
撮影時  2004年ほか

  

  

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旭川駅にて2005年撮影。当時は函館本線などのホームから相当離れていました。
現在は高架化されています。

 

高架駅の旭川を発車するとすぐに右へカーブし、忠別川を渡った後に地平に下りて上川神社や神楽岡公園のある小山の西側を走り、国道237号線が右側から寄り添うと神楽岡に着きます。その後は住宅地を国道と並走し、緑が丘を過ぎて道道90号線(旭川環状線)をアンダーパスした後しばらくすると西御料に着きます。
西御料を発車後は北海道らしい広大な田園風景の中を西瑞穂、西神楽、西聖和と進みますが、ここまで4駅連続で駅名の頭に「西」が付いています。西聖和を発車後は徐々に丘陵が迫ってきて千代ヶ岡、そして辺別川を渡って旭川市から美瑛町に入ると北美瑛、その後は丘陵を越えて市街地に入り、美瑛(びえい)に到着します。

  

  

美瑛駅にて。2015年撮影。

  

美瑛を発車して美瑛川を渡ると再び丘陵地帯に入り蛇行しながら走りますが、線路の両側は防雪林?防風林にびっしりと囲まれています。
美馬牛を過ぎると上富良野町に入り、しばらくは丘陵の中を走りますが、やがて周囲が開けてきて雄大な富良野盆地に入ります。田園風景の中を走り、やがて市街地が見えてくると上富良野に到着します。
上富良野を発車後も田園風景の中を走り、中富良野町に入って西中、有名なラベンダー園のファーム富田最寄りの臨時駅であるラベンダー畑、町の中心に位置する中富良野と進みます。


 

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中富良野駅付近の北星山町営ラベンダー園にて。富良野線は写真中央の住宅地を左右に走ります。
この付近は富良野盆地の雄大な風景の中を走ります。

 

中富良野を発車後も引き続き田園風景の中を走り、鹿討を過ぎると富良野市に入ります。学田を過ぎると富良野川を渡り、その後右側から根室本線が合流して市街地に入ると終点の富良野に到着します。


 

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2枚とも富良野駅にて。
富良野駅は島式ホーム2面4線の配線で、富良野線の列車は東側ホームの4番線と5番線を使用しています。
また、駅の北側には貨物駅も併設されています。


 

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富良野駅の駅舎です。富良野市の中心部に位置しています。

  

  
乗り鉄の注意点 

富良野線では普通列車のみの運転ですが、下り4本、上り3本は一部の駅を通過します。
運転区間は旭川~美瑛・富良野の線内運転が基本ですが、1往復のみ富良野から根室本線に入り、快速『狩勝』として帯広まで直通運転します。
運転本数は旭川~美瑛で概ね毎時1本、美瑛~富良野では1~2時間に1本の割合ですが、一部の駅を通過する普通列車があるため、4時間ほど列車の来ない駅もあるので注意が必要です。
さらに休日の朝方は運休となる列車があるのでよく確認してからお出かけ下さい。

 

また、6月~10月には観光列車『富良野・美瑛ノロッコ号』が運転されます(要確認)。

 

富良野線で運用される車両はほとんどキハ150形ですが、まれにキハ40形やキハ54形が運用に就くケースもあります。

 

旭川からの所要時間は、美瑛まで約33分、富良野までは概ね1時間10分台です。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線
旭川駅   JR北海道:函館本線宗谷本線、(石北本線列車)
旭川駅   大雪山旭岳ロープウェイ (山麓駅までバスで1時間10分または1時間45分)
中富良野駅   北星山リフト (山麓駅まで徒歩15分)
富良野駅   JR北海道:根室本線富良野ロープウェー (山麓駅までタクシーで約10分)
(参考:Wikipedia)