横浜新都市交通金沢シーサイドライン(神奈川県。2010年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
新杉田駅にて。
シーサイドライン開業時からの主力車両・1000形です。数年後に新型車両の2000形へと置き換えられます。

  

今回は、横浜市南部の新杉田駅と金沢八景(仮)駅の間を、臨海部を通って結ぶ横浜新都市交通の新交通システム路線、
金沢シーサイドライン(シーサイドライン)を紹介します。 
  
現在は金沢八景駅(本設駅)まで延伸され、京急線との乗換が便利になりました。   
(2023年10月追記)   

  
  

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  
横浜新都市交通:金沢シーサイドライン  新杉田~金沢八景(仮)  10.6km  
  
備考 側方案内式の新交通システム。金沢八景(仮)駅構内を除き全線複線。直流750V電化。 
   
   
踏破達成時   2003年12月  
撮影時   2010年7月  

  

  

イメージ 3
新杉田駅は広大な頭端式ホーム1面2線の構造で、すべての駅にホームドアが設置されています。

  

新杉田を発車すると、首都高速道路湾岸線・国道357号線と並走しながら臨海部の倉庫や工場が林立する地域を東へ走ります。横浜市磯子区から金沢区へ入ると南部市場に着きます。

  
  

イメージ 4
新杉田~南部市場にて。山側の車窓風景です。
結構近くまで丘陵が迫っています。

  

南部市場を発車後は右へカーブして鳥浜、そして南へ針路を変えて右手の景色が住宅街に変わり、一旦地平に下りて並木北に着きます。

  
  

イメージ 5
並木北駅にて。珍しく地平部に駅が設置されています。

  

並木北を発車後は再び高架に上がり並木中央に到着します。この付近、右手の住宅街との間には緑地帯があり、住宅街(高層住宅を除く)を見渡せないようになっています。

  

並木中央を発車すると上下線の中央から車両基地への出入庫線が分岐します。

  
  

イメージ 6
車両基地は左手、首都高速湾岸線を挟んだ向こう側にあります。

  

その後は国道357号線の中央を走り幸浦、左へカーブして臨海部の工業地帯に入ると産業振興センター、今度は右へカーブして福浦、さらにS字カーブを経て横浜市立大学附属病院も駅前にある市大医学部に着きます。市大医学部を発車後は正面に海(東京湾)が見え、右へカーブして海沿いを走ると左手にテーマパークの八景島シーパラダイスを一望できます。

  
  

イメージ 7
市大医学部~八景島にて。左側車窓には八景島シーパラダイスが望めます。

  

そして八景島で行き止まりになっている国道357号線をオーバークロスし、入り江を渡った後右へカーブすると八景島に到着します。

  

八景島を発車すると先ほど渡った入り江と左側に広がる海の公園との間を走ります。やがて左へカーブすると海の公園柴口、その後は海の公園と住宅街の間を南下し海の公園南口と進み、今度は右へカーブすると野島公園に着きます。ちなみに野島公園は左手(南側)対岸の野島にあります。

  
  

イメージ 8
野島公園を発車すると平潟湾を右へカーブしながら渡り、その後は平潟湾に沿って走ると単線になって現在の終着駅である金沢八景(仮駅)に到着します。

  
  

イメージ 9
金沢八景(仮)駅はホーム1面1線の構造で、金沢八景の本駅まで開業後は線路になる予定の場所にホームが設置されています。

  
  

イメージ 10
金沢八景(仮)駅にて。手前(写真左側)には高架橋の橋脚があり、金沢八景の本駅までの延伸に備えています。
京急の金沢八景駅へは写真の交差点または歩道橋を渡り約5分です。

  

  
乗り鉄の注意点   

全列車各駅停車で、早朝や深夜、平日ラッシュ時には新杉田~並木北または並木中央や並木中央~金沢八景(仮)の区間運転列車がある他は基本的に全区間を通し運転します。
運転間隔は平日データイムと土休日の朝~夕にかけては毎時8本運転されていて、平日朝夕ラッシュ時は増発され、逆に早朝・深夜と土休日夜間は減便されます。

  

車両は現在、1000形が主力ですが、次第に新型の2000形に置き換えられています。
編成両数はいずれも5連です。

  

新杉田~金沢八景(仮)の所要時間は概ね24分~26分です。

  

  
のりかえ   

乗換駅   乗換路線  
新杉田駅   JR東日本:根岸線  
金沢八景(仮)駅   京浜急行電鉄(金沢八景駅まで徒歩5分):本線逗子線  
  
(参考:Wikipedia)