今回は、金沢八景と新逗子を結ぶ京急逗子線を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
京浜急行電鉄:逗子線 | 金沢八景~新逗子 | 5.9km | (※)全線複線・直流1,500V電化 |
踏破達成時 | 2002年8月 |
撮影時 | 2009年11月、2010年7月 |
起点の金沢八景駅は島式ホーム2面4線で、本線は金沢文庫駅までの1区間、方向別複々線になっています。
金沢八景を発車すると右へカーブし、直進する横須賀中央方面への本線と分かれます。右側の上り線のみ東急車輛製造~JR逗子駅の回送線(軌間1067mm)を併設していて、1435mmと1067mmの三線軌道になっています。
線路は住宅街の中を通り、すぐに六浦に着きます。
六浦発車後もしばらく住宅地の中を走りますが、横浜横須賀道路をアンダーパスすると山の中を走るようになり、トンネルを抜けると横浜市から逗子市に入ります。左手に逗子高校や逗子中学校を見ながら谷間を進み、沿線には再び民家が増えてきます。
もうひとつトンネルを抜けた後に東急車輛製造~JR逗子駅の専用線が右へ分岐して三線軌道が解消されると神武寺に着きます。
神武寺駅の西側には東急車輛製造の専用線と側線があります。
駅の東側が住宅地で、西側には米軍池子住宅があります。
駅の東側が住宅地で、西側には米軍池子住宅があります。
神武寺を発車し、しばらくすると専用線がトンネルに入りJR逗子駅へ向かい、お別れとなります。こちらは山の斜面を走り、JR横須賀線をオーバークロスすると右へカーブし、市街地に入り今度は左へカーブしながら終着駅の新逗子に到着します。
新逗子駅は単式ホーム1面1線です。
かつては駅の北口側と南口側にそれぞれ駅がありましたが、8両編成対応のホームを設置するため両駅は統合されました。
かつては駅の北口側と南口側にそれぞれ駅がありましたが、8両編成対応のホームを設置するため両駅は統合されました。
また、2020年には逗子・葉山駅へと改称されました(2023年追記)。
新逗子駅の南口駅舎です。かつては駅舎の少し南まで線路が延びていました。
一方、JR逗子駅に近い北口駅舎は駅ビルになっています。
一方、JR逗子駅に近い北口駅舎は駅ビルになっています。
逗子線は終日に亘り概ね10分に1本の割合で運転されていて、全種別の列車が逗子線内は各駅に停車します。
データイムは羽田空港国内線ターミナル~新逗子間の『エアポート急行』と主に品川~新逗子間の普通がそれぞれ20分間隔で運転されています。土休日は『エアポート急行』の運転時間帯が拡大されます。
平日朝ラッシュ時には3往復のみ『特急』が運転され、中には北総電鉄の印材牧の原行きの列車もあります。
データイムは羽田空港国内線ターミナル~新逗子間の『エアポート急行』と主に品川~新逗子間の普通がそれぞれ20分間隔で運転されています。土休日は『エアポート急行』の運転時間帯が拡大されます。
平日朝ラッシュ時には3往復のみ『特急』が運転され、中には北総電鉄の印材牧の原行きの列車もあります。
金沢八景~新逗子の所要時間は7~8分ですが、三浦半島の山がちな地形を横断するため車窓風景は変化に富み、内容の濃い路線だと思います。
(参考:Wikipedia)