西鉄貝塚線(福岡県福岡市~新宮町・2009年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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西鉄新宮駅にて。

 

今回は、福岡県福岡市の貝塚駅から新宮町の西鉄新宮駅までを結ぶ西日本鉄道で唯一の狭軌路線、
西鉄貝塚線を紹介します。

  

尚、2007年に西鉄新宮~津屋崎が部分廃止されるまでの路線名称は宮地岳線でした。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
西日本鉄道:貝塚線  貝塚~西鉄新宮  11.0km   (※)  
(※)全線単線・直流1,500V電化。軌間1,067mm。      
  
  
踏破達成時   2001年8月  
撮影時   2009年10月  

  

  

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貝塚駅にて。頭端式ホーム1面2線の構造です。
福岡市地下鉄箱崎線とは上下移動なしで乗換ができますが、改札を二度通る必要があります。

 

貝塚を発車すると、右側に多々良車両基地を見ながら走り、左側からの臨港貨物線と並走して多々良川を渡ります。


 

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多々良川を渡ります。写真の鉄橋はJR鹿児島本線です。
反対側には臨港貨物線の橋梁があります。

 

そしてJR鹿児島本線が寄り添い、臨港貨物線をアンダーパスすると名島で、その後は高架区間になりJRとの接続駅である西鉄千早に着きます。


 

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西鉄千早駅付近にて。右側の線路はJR鹿児島本線です。

 

西鉄千早発車後は再開発地区を見ながら進み、JR線と分かれる地点に香椎宮前で、その後は市街地を進んで西鉄香椎に到着します。
西鉄香椎を発車後は地平に下りて国道3号線と福岡都市高速道路1号線をアンダーパスします。その後車窓左手にある遊園地の「かしいかえん」の横を通り、香椎花園前に着きます。


 

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西鉄香椎~香椎花園前にて。遊園地「かしいかえん」を望みながら走ります。

 

香椎花園発車後は住宅街を進み、唐の原を過ぎると左手に博多湾がわずかに望めます。やがて右側からJR香椎線が寄り添い、接続駅でもある和白を過ぎると築堤を上がり、香椎線をオーバークロスします。


 

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和白を過ぎて築堤を上がると、車窓左側には博多湾がわずかに望めます。

 

その後は右へカーブして起伏のある台地の住宅街を北上して三苫に着きます。


 

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三苫を発車すると次第にローカルな風景に変わり、福岡市東区から新宮町に入って湊川を渡ると終点の西鉄新宮に到着します。


 

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西鉄新宮駅にて。島式ホーム2面2線の構造で、駅舎とは構内踏切で結ばれています。
宮地岳線時代は中間駅でしたが、現在は終着駅になってしまいました。
2007年3月まではこれより先、津屋崎駅まで線路が延びていました。
⇒西鉄宮地岳線(西鉄新宮~津屋崎)のレポート記事はこちら

  
  

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西鉄新宮駅の駅舎です。開口部が広いです。
現在はICカード『nimoca』の簡易改札機が設置されています。

  

  
乗り鉄の注意点  

西鉄貝塚線は普通列車のみの運転で、全列車が貝塚~西鉄新宮での全区間運転です。
平日・土休日ともに深夜帯を除き毎時4本が基本ですが、平日朝夕ラッシュ時は毎時6本の運転になります。

  

車両はすべて2連で、600形を中心に313形も使用されています。

  

貝塚線(西鉄新宮駅を除く福岡市内の駅)と地下鉄線を乗り継ぐ場合は乗継割引が適用され、両者の運賃を合算した額から数十円割引されます(但し、貝塚線から地下鉄の箱崎九大前駅までを利用の場合は、地下鉄線内は『おとなりきっぷ(100円)』を使用した方が割安)。
また、全駅でICカード『nimoca』が使用可能です(2011年10月現在、『SUGOCA』『はやかけん』『Suica』も使用可能)。

  

最後に、貝塚~西鉄新宮の所要時間は、約25分です。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線   
貝塚駅   福岡市地下鉄:箱崎線  
西鉄千早駅   JR九州:鹿児島本線 (千早駅)   
和白駅   JR九州:香椎線【海の中道線】   
西鉄新宮駅   西日本鉄道:宮地岳線(津屋崎方面。2007年廃止)   
  
(参考:Wikipedia)