IGRいわて銀河鉄道線(2007年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回は、2002年の東北新幹線八戸延伸開業時に第三セクター鉄道に転換された、
IGRいわて銀河鉄道線を簡単に紹介します。

    
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
IGRいわて銀河鉄道: 
いわて銀河鉄道線 
盛岡~目時  82.0km  全線複線、交流20,000V電化    
  
  
踏破達成時   2000年8月(JR東北本線時代に踏破)  
撮影時   2006年8月、2007年7月  

   

   

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IGRの盛岡駅は、JR駅の北側にあります。
なお、花輪線以外のJRとは改札内乗り換えは不可能で、一度改札を出る必要があります。

  
  

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盛岡駅の改札口です。自動改札ではないです。

  
  

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起点の盛岡駅は頭端式ホーム1面2線で、JR花輪線列車もこちらのIGRホームを使用します。
また、JRとの直通列車はJRのホームを使用します。

  

盛岡駅を発車すると秋田新幹線(田沢湖線)、山田線と分かれ、JRの盛岡車両センターを見ながら住宅地を東北新幹線と並走し、北上します。

  

  

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新設駅の青山、そして厨川を過ぎると住宅地は途絶え、ローカル風景になります。そして上り線が1段高い所を走り、東北新幹線はトンネルに吸い込まれます。もうひとつの新設駅である巣子は上下線でホームの高さが違います。やがて上下線の高さが揃い、折り返し列車のある滝沢、そして渋民と岩手山を望みながら北上します。

  

花輪線との分岐駅である好摩を過ぎ、ローカル風景の中を走ります。岩手川口を過ぎると一瞬山がちになり、東北新幹線が近づいてくるといわて沼宮内に到着します。

  

いわて沼宮内を発車すると新幹線と分かれ、本格的な山岳区間に入ります。御堂、奥中山高原、小繋、小鳥谷(こずや)と過ぎ、次の駅は一戸(いちのへ)です。この先、『戸』の付く地名が何度か出てきます。

  

一戸を過ぎると八戸自動車道と交差し、新幹線が近づいてくると二戸です。

  
  

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二戸駅にて。この後は二戸市内を北上し、斗米を過ぎると新幹線と分かれます。

  
  

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金田一温泉(きんたいちおんせん)駅にて。駅名から分かるように、近くに温泉があります。

  

金田一温泉を発車後は馬淵川沿いを下り、最後はトンネルを抜けた後、岩手県から青森県に入ります。そして県境を越えるとすぐ境界駅の目時に到着します。
厳密に言えば県境に青い森鉄道との会社境界があるのですが、営業上は目時駅が境界になっています。

  
  

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目時駅は青森県にあり、青い森鉄道の管理駅です。駅名標も青い森鉄道仕様です。
駅自体は中間駅かつ無人駅で、駅前も閑散としています。

  

この先は青い森鉄道線になります。改めて紹介させて頂きます。 
  
(つづく)  

  

  
乗り鉄の注意点  

盛岡~目時で見ると、1~2時間に1本の割合で運転されています。盛岡~目時間の列車は全て青い森鉄道の八戸駅まで運転されます。
また、盛岡~滝沢、いわて沼宮内までの区間列車が頻繁に運転され、さらに盛岡~好摩ではJR花輪線直通の列車が運転されています。

  

盛岡~目時の所要時間は約1時間20分で、結構速いです。

  

また、寝台特急『カシオペア』・『北斗星』を利用すれば一気に乗りつぶしできます。但し、深夜ですが…。

  

最後に、盛岡~目時の普通運賃は2,300円(82.0km)で、かなり割高ですが、JRの『三連休パス』や『北海道&東日本パス』でも乗車可能なので、乗り鉄をする際はこれらのフリーきっぷの活用をお勧めします。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
盛岡駅   JR東日本:東北新幹線、(秋田新幹線)  
盛岡駅   JR東日本:東北本線(仙台方面)田沢湖線山田線  
好摩駅   JR東日本:花輪線  
いわて沼宮内駅   JR東日本:東北新幹線  
二戸駅   JR東日本:東北新幹線  
目時駅   青い森鉄道:青い森鉄道線(直通運転)  
  
(参考:Wikipedia)