武豊線(2009年6月訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回は、2015年に電化される予定となった武豊線を紹介します。

 
 

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR東海:武豊線  大府~武豊  19.3km   全線単線・非電化(2010年4月現在)   
  
  
踏破達成時   2001年1月  
撮影時   2009年6月  

  

  

起点の大府駅は単式ホーム1面1線と島式ホーム2面2線を持ち、
武豊線列車は東海道本線の上下線に挟まれた2番線、3番線から発着します。

  

  

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大府駅を発車するとすぐに東海道本線の下り線、貨物線を跨ぎ、大府市から東浦町に入ります。そして大府駅の西側から地平で来た貨物列車の専用線と合流し、単式ホーム1面1線の尾張森岡駅に着きます。
ここからは西側の住宅地と東側の田園地帯の境目を南下し、高架に上がると緒川駅に着きます。駅東側にイオンモールがあります。

  
  

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緒川~石浜にて。武豊線の東側はだだっ広い田園地帯が続きますが、逆に西側は住宅地が続き、左右の車窓風景が全く異なります。
石浜駅を過ぎてしばらくすると東側も住宅地になり、東浦駅に着きます。なお、東浦町役場は前述の緒川駅が最寄りです。

  
  

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東浦駅を発車すると、東側へ貨物専業の衣浦臨海鉄道碧南線が分岐します。その後は西側にも田園地帯が広がる中を走りつつ半田市に入り、亀崎駅に着きます。駅近くに新興住宅地もあり、「のぞみが丘」と名付けられているのですが、JR東海が開発したのでしょうか?

  

亀崎駅を発車すると半田市の市街地の中を西寄りへ針路を変えながら進みます。乙川(おっかわ)駅は駅近くに郊外型の大型店舗や専門店が多いです。乙川駅を発車して阿久比川を渡ると今度は再び南へ針路を戻し、半田駅に到着します。

  
  

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半田駅には2010年4月現在、現役でJR最古の跨線橋(1910年11月完成)が健在です。また、駅の西側徒歩10分足らずの所に名鉄河和線知多半田駅があり、名鉄でも名古屋や武豊へ行けます。なお、乗降人員は利便性が高い名鉄の方が多いです。

  

半田駅を発車してしばらくすると今度は西側に市街地、東側は工業地帯といったシチュエーションの中を走ります。そして貨物の衣浦臨海鉄道半田線と合流し、東成岩駅に着きます。

  

東成岩駅を発車すると武豊町に入り、線路東側にも住宅街が広ると列車は減速し、終点の武豊駅に到着します。

  
  

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武豊駅は単式ホーム1面1線で、西側に側線があります。
4両編成はホームの大府方の先端ぎりぎりの位置で停車するので、車両の撮影が困難です。

   
   

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武豊駅の駅舎です。ホームと同じ高さにあります。なお、武豊線は全駅TOICA対応で、簡易改札機が設置されています。

  
  

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武豊駅の駅舎入口から駅前を望む。

  
  

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武豊駅のホームから終端方を望む。
かつては車止めの向こう側へ、武豊線貨物支線が武豊港駅まで、日本油脂の専用線が武豊町西部の工場まで存在していました。
⇒武豊線貨物支線の廃線跡探訪の記事はこちら

  

  

乗り鉄の注意点  

武豊線は、平日、土休日ともデータイムは30分毎の運転で、朝方や平日の夕方は本数が増えます。また、朝方に武豊発名古屋行きの快速列車(平日2本、土休日1本)が運転され、乙川・石浜・緒川・尾張森岡は通過します。

  

武豊線の列車はすべて大府~武豊の全区間を通して運転されます。朝夕の列車は東海道本線の名古屋まで乗り入れ、平日の1本を除き大府~名古屋は快速運転されます。

  

大府~武豊の所要時間は普通列車で30分前後、快速は20分~24分です。

  

  

のりかえ  

乗換駅  乗換路線  
大府駅……JR東海:東海道本線【東海道線】   
武豊駅……国鉄:武豊線貨物支線(武豊港方面)の廃線跡   
  
(参考:Wikipedia)