名松線(2009年1月訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2010年3月現在、家城~伊勢奥津間はバス代行輸送中  

  
  
今回は、JR東海のローカル線、名松線を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

名松線   松阪~伊勢奥津   43.5km   全線単線・非電化  
     
     
踏破達成時 2002年1月  (※)今回は2009年1月3日訪問時の記事です。  

  

  

今回の乗車記は、伊勢奥津⇒松阪 の順で紹介しています  

  
  

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今回は終点の伊勢奥津駅から乗車します。
当駅の所在地はは三重県一志郡美杉村でしたが、平成の大合併により県庁所在地の津市になりました。でも線路は津市ではなく松阪市の中心部に向かいます。
なお、駅舎は数年前に建て替えられました。

  
  

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伊勢奥津駅の終端部です。給水塔が現存しています。
当初はこの先、名張まで線路が延びる予定でしたが、夢物語となってしまいました。

   
   

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名松線で運用されている車両は、ワンマン対応のキハ11形気動車(初期車)のみです。
トイレは設置されていないので、乗車前に済ませておきましょう。

  
  

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そのキハ11形の車内です。セミクロスシートで、左右各3列のボックスシートが設置されています。

  
  

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伊勢奥津駅を発車しました。途中の井関付近まで雲出川に沿って下って行きます。

  
  

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伊勢八知駅付近には小規模な遊園地(?)があります。

  
  

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旧・白山町域に入り、周囲が開けてきました。
車窓左側には青山高原の山々が遠望できます。

  
  

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伊勢奥津から30分少々で運転上の拠点駅である家城駅に着きました。
この駅には数年前まで腕木式信号機が使われていました。

  

家城駅では上下線の列車が行き違います。また、この駅でキャリア交換が行われます。その交換風景を撮影している人がいました。

  
  

家城から松阪までは概ね近鉄大阪線、近鉄山田線と並行します。
名松線では白山高校のある家城から津方面に向かうための実質的な近鉄線(川合高岡駅)との乗換駅である一志までは、高校生の通学利用が多いです。

  

一志を過ぎると伊勢平野の中を走ります。近鉄の伊勢中川駅の数百メートル西方を横切りますが、こちらの名松線には駅がありません。

  
  

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最後の途中駅である上ノ庄を過ぎると、車窓左側から紀勢本線が接近してきます。
通称『近鉄道路』の陸橋の下付近で紀勢本線と合流し、今度は車窓左側に近鉄山田線が接近し、そのまま並走して、松阪駅に到着です。

  
  

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伊勢奥津から1時間ちょっとの旅でした。
このキハ11形もデビューしてもう20年になります。

  
  

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松阪駅の立派な駅舎です。
駅横に『三交百貨店』があったはずでしたが、建物が解体されていました。

  

  

乗り鉄の注意点   

名松線もローカル線の例に漏れず、運転本数が少ないのが乗り鉄の上でネックになります。ただ、各列車の終点・伊勢奥津での折り返し時間が程よい長さなので、松阪から伊勢奥津までの往復乗車は比較的スムーズに実行できます。

  

また、有名な抜け道ルートで、名松線の未成区間である伊勢奥津駅~近鉄名張駅を1時間強で結ぶ路線バスが運行されています。しかし、本数が極端に少ないので、利用時は必ず事前に三重交通のホームページなどで時刻の確認が必要です。
ちなみに今回私は名張駅1300発のバスを利用して伊勢奥津1514発の410C列車に乗り継ぎました。
松阪方面からは名張駅1300発のバスの折り返し便が411C列車(松阪1336→伊勢奥津1451)に接続しています(2009年1月現在、土休日時刻)

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
松阪駅   JR東海:紀勢本線。近畿日本鉄道:山田線  
一志駅   近畿日本鉄道:大阪線 (川合高岡駅まで徒歩3分)  
伊勢奥津駅   近畿日本鉄道:大阪線 (名張駅まで三重交通バス・奥津線で70~80分)  
  
2010年3月現在、家城~伊勢奥津間はバス代行輸送中  
  
(参考:Wikipedia)