泳ぐ写真家龍之介 -22ページ目

「オバマ怒る」

今朝、ケーブルテレビでabcニュースを見ていたら
オバマ氏が、怒っていました \(*`∧´)怒!
まさに、マルコムXの顔になっていました。

写真家龍之介


ポーカーフェイスの彼にしては、
えらく感情が出ていたので
詳細を聞くと、
前年に、ウォール街の投資銀行の役員が手にしたボーナスは、
一兆8500億円になるとか。

オバマ氏、怒りを通り越してフリーズした様子で、
「Shameless(恥知らず)」と
わめいていました。
インタビューされた街角のみなさんも怒り心頭。

投資銀行や証券会社への援助の資金は、
国民の税金でまかなわれるので当然でしょうが、
彼らの欲の皮のつっぱり様は、半端ではありません。
倒産同然のビッグ3のCEOが
自家用ジェット機で移動していたり、
もう、悪い冗談のような話ばかりです。

ところで、資本主義は、
キリスト教プロテスタントを起源にしているので、
その宗教性や、倫理観がセットになって
はじめて、健全に機能するようになっていると思います。
つまり、暴走を戒めるような精神性がないと
成り立たないようになっていると言っても
過言ではありません。

その証拠に、監視機関、
特に、証券取引等監視機関の役員には、
神学部出身のメンバーが採用されています。
今回の資本主義の暴走で、
「暴走を戒める力」が強くなるのは当然でしょうし、
そうなっていくことでしょう。
良い事だと思います。

それから、

イリノイ州知事がオバマ氏当選で空席になった
上院議員の席を金で売ろうとして逮捕されました。

イリノイ州の上院議員ポストは、
法律によって州知事が選ぶことになっている
ので
その地位を悪用した悪質な事件です。

写真家龍之介

そのブラゴジェビッチ知事、間抜けにも
電話で、事の顛末を録音されて、
議会や、3大ネットワークで、
その内容をオンエアされています。
私も聞きましたが、結構露骨で、
弁解の余地がない内容です。

その「とっちゃん坊や」みたいな顔が
とてもSTUPIDな雰囲気で、
なんでこんな人が知事に?
という感じです。

しかし、

当の本人、議会の喚問で、
「会話の一部だけで判断せず、話の全体の脈絡を見て欲しい」
と、笑ってしまうような弁解をしていました。

もともと、アルカポネの時代から
シカゴは、汚職が文化のような土地柄ですから、
「さもありなん。」
という気もしますが、
「伝統文化」は健在だったようです。

彼は、名誉な?ことに、
「2008年の米国で一番悪い政治家」の1位
に選ばれたそうです。

これから、そのような、「摘発」が
続きそうな気配で、
目が離せません。




「ながら〜」

語学学習メソッドで、
語学は「勉強」しては上達しない。
「ながら~」で聞き流すのが一番。
というものがあるが、
あれは、事実だと思います。

あるアメリカ人の女性が、毎日、
子どもを託児所に送るために
車を運転しながら
あるショートストーリーをカセットで聴いていたそうです。

その子は、車の中で、
いつもおもちゃで遊んでいたそうですが、
ある日、そのストーリーを
一言一句間違えずに、話してくれたそうです。
そのストーリーは、その子の潜在意識レベルまで
沈潜していたのでしょうか?

実は、テレビを付けっぱなしにしているのも
同じ効果(良くも悪くも)があるそうです。
ある日、私は、
テレビのニュース番組やワイドショーを見ながら
内容がネガティブかポジティブかカウントしましたが、
約7割がネガティブでした。
おまけに、知らなくてもよいような内容ばかりでした。

日本人ほどテレビ漬けの国民はいないと思います。

日本人の人生観や物の考え方が、
テレビが普及するに従って、おかしくなってきたのは、
ここに原因の一つがあるのではないのでしょうか。

本やネットはこちらに選択の自由がありますが、
付けっぱなしのテレビは、
半ば、害毒を垂れ流していると言ってよいと思います。




「インド音楽」


写真家龍之介
ヨガを行う時には、必ず音楽を流しています。
それには、やはりインド音楽が一番だと感じています。
ちょっと前に、
アメリカのamazon.comで
インド音楽をいろいろと試聴して、
Midival Punditz というグループのアルバムを購入しました。

http://www.punditz.com/

このグループの「Midival Times」というアルバムです。
このアルバムでは、有名なインド人ミュージシャンを招いて、
コラボしています。
その中で、気になるシタール奏者がいました。

写真家龍之介

アヌーシュカ・シャンカール女史がその人。
シャンカールと言えば、ラヴィ・シャンカール。
あのビートルズと競演したシタール奏者です。
で、
ライナーノートを読んだら、
アヌーシュカさんは、ラヴィさんの娘さんでした。
その比類なき才能を引き継いだと見えて、
素晴らしい、演奏、アドリブです。
しかし、
シタールの音色は何とも例えようがありません。
生命力に溢れ、包容力があって、
何より、安心感、親近感があります。

このグループはシンセを多用していますが、
シンセを完全に消化しているので
違和感がありません。
彼らの音楽を聴きながら、ヨガをやるのが
最近、何よりの楽しみです。